うちの白衣の天使(妹ふたり)(看護士)は、いつ会っても疲れた顔をしている。
看護士さんは、その日の患者の情報を収集するために一時間前に職場に入って、仕事が終わっても「申し送り」のために一時間ぐらい残るそうだ。
そのうえ、最近このハードな仕事に耐えられない若い看護士さんたちが辞めていくので、夜勤なるものも増え、満身創痍のような身体でどうにか頑張っている状態のようだ。
サービス残業も含めて、立ちっぱなしで、毎日十時間の仕事。八時間という決められた時間で帰れる私のような事務職の人には考えられないことだ。 だから、つい、
「そんなに、看護士さんたちが、大変なのに、一番身近にいる医者は何もしてくれないの?改善しないの?」と言うと、
「ううん、医者も大変なんだよ、医者も仮眠も取れないくらいハードなんだよ」・・・・・?
じゃ、一体誰が悪いの?何とかならないの?
満身創痍の看護士さんと疲弊したお医者さん。
ゆとりをもって患者に寄り添える看護士さんであって欲しい。 ゆったりと患者の話をきいてくれる医者であって欲しい。「医は任術なり」=「医術は単なる技術ではなく、人を救う道である」の如く。
病を持っている患者さんにとってはそれが何よりの薬となる場合もあるので。 だから「待遇改善」をしてほしいと切に思う。
多くの人は言う、患者になって初めてわかる看護士さんのありがたさ。「白衣の天使に微笑み」を取り戻させて上げたい。
毎日、毎日、ありがとう看護士さん、そしてお医者さん。お疲れ様。