
徹子さんの本を読んで。
黒柳徹子さんが、まだそんなに誰も行ってなかったハワイへ仕事で行った時の話。
とある店で「ハタキ」を見つけた。「なんてカラフルで素敵なのだろう、やっぱり南国は違うわね」と、友達の分と合計10本を買った。
着いたばかりで買ったのでカバンに入らないしで、抱っこするように旅の間中ずーっと持っていなければならなかった。
さすが徹子さんと笑ってしまったが、私にもある。
いつだったか、幾つかの視察のあとホテルで忘年会が予定されていた。
私は最初の視察先の農連市場かで、(春菊)を見つけて思わず買ってしまった。みずみずしく香りも良さそう。
バスに乗り込む時、私の持っている春菊を見た人が、「そんなにまで春菊が食べたかったの」と言われて少し恥ずかしくなった。そうだこれからホテルに行くのに。
私は春菊を持って⁉️
言い訳するならば、最近ずーっとすき焼きが食べたいと思っていたのに、近所のスーパーにも野菜市場にもどこにもなかった。
私の中では、春菊のないすき焼きなんてという思いがあるので、やっと見つけたという思いだったのだ。
でもやっぱり今ではなかったと後悔した。