いつも見ているのに思っているほど上手に描けなかった。描き方が新鮮だった。学ぶのが多かった。
著者は沖縄からペルーへ移民した祖先を持ち、リマで生まれ生後半年で日本へ。神奈川県で育ち、早稲田大学第一文学部に入った。現在は、劇作家、舞台演出家として活躍中。
その彼が、沖縄系日系人を訪ね歩いた紀行文。
訪問先は、ペルー🇵🇪アルゼンチン🇦🇷パラグアイ🇵🇾ブラジル🇧🇷ボリビア🇧🇴。
私の知っている人の名も何人か出てきた。
単純に、地球儀🌏の裏側南米に(おきなわ)があるのも嬉しい。
初期移民から、今では3世4世5世の時代になり、現地の人と同化したり、日本の文化が廃れていくのは仕方がないし、旧式の文化を頑なに守る人がいたっていい。
あぁそうなんだ
そうか
そうだよね
と、新しい発見もあり、懐かしい土埃の匂いもしてきそうで、面白く読めた。