

母はいつも、こうやって縁側に座って、ひとりで庭を眺めているのが日課だったようです。
でも、もう「さびしい」と、声を上げるようになってきました。そして、今日初めてのデイケアー体験。夕方、私は夜勤の仕事場から電話を入れると、「疲れた、もう、午前中だけでいいかな」と。人付き合いの苦手な母は、相当つかれたようです。
でも、「少しずつなれていくよ~、だいじょうぶだよ~」となだめすかした。
昨日、お世話になる介護士の方たちとの話し合いのため実家へ足を運んだ。久しぶりに、母と縁側に座って懐かしい庭を私も眺めていた。
電線に止まったつがいのスズメを見て、「あの鳥、二つとも、毎日毎日ここへやってくるよ」と。私も一人でさびしいと思う時もあるけど、母も父が亡くなって、さびしいのだと思った。


母の庭には、なぜか、今、桜が咲いています。
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