『放火』 久間十義

2010年03月04日 20時25分35秒 | 読書
もう春ですね~♪うちの梅が散りだした。。。

さて、また本です。

『放火』 久間十義


「放火」と書いて「あかいぬ」と読みます。
また警察小説です。

誉田哲也とは違った書き口で、読みやすくて書きぶりも割と好きです。
ちょっと話の内容を忘れてきてますけど。。。笑
 ――風俗店と消費者金融が入居する東京・池袋の雑居ビルで火災が発生。19名の死傷者を出す大惨事となった。ほどなく捜査本部が設けられたが、警視庁捜査一課火災犯捜査一係の黒田警部補は、その場の雰囲気にきな臭さを覚えた。本庁の四課が会議を仕切っているのだ。このヤマはマル暴がらみなのか。上層部の真意を測りかねる黒田は
命じられるまま被害者の風俗嬢たちの周辺を洗うが……。圧巻の結末に至る第一級の警察小説。――

そうそう、思い出しました。
まあ、話の流れからだいぶきな臭さを覚えるのは作者の陰謀か、それとも実力の・・・汗
あのきな臭さを狙って書き表しているかどうかは分かりませんが、だんだん読んでたらそんな気がしてくる作品です。

強いて言うならば、せっかく女性新聞記者を3人登場させといて、一人しかメインに絡んでこないのは残念だなぁって思いました。警察小説としつつ、女性新聞記者の活躍により・・・

これこそ、きな臭いかw



最新の画像もっと見る

コメントを投稿