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朝起きたら周りは物凄い霧。
こういう時は雲海が見られるかも、と思うけどやらねばならぬ事もあるし
全部片づけて山へ行ったら、すでに霧は晴れ出している。
10時近くでは遅い。
残念雲海は見られず。
おまけに駐車場は車だらけ。
皆雲海目当て?と思ったら、また山のボランティアの人達がいた。
道を直している。
有難いけど、どうしていつも木曜日?
違う日には出来ないのかしらね。
10人以上いるから、駐車場も一杯になるはず。
登り口付近のドウダンツツジがようやく色付き始めた。
まだ緑色の所があるモミジ。
寒くても、こんなにゆっくりと紅葉していくモミジもあるのね。
ほぼ終わってしまった雲海の残り。
こんな所にサフラン。
誰が植えたのかしらね。
今残るのは、クヌギかシイ類だけ。
ダンコウバイの下で見ていたら、Aさん達が登って来て
「ダンコウバイはクロモジの仲間だから、楊枝や箸を作った」と言う。
そうなんだ。
クロモジは良い香りがする木。
第三ベンチ付近。
ここで少し休憩して、最後の登りを楽しむ。
飛行機雲を作りながら、飛行機が飛ぶ。
ツルマサキの実。
頂上にあるドウダンツツジ。
葉は赤黒い。
種がまるで蕾みたいに見える。
ムラサキシキブ
せっかく穏やかなお天気だし、少し歩いてみる。
コナシの実
日差しは暖かい。
この前はこの柿を見て帰ったけど、今回はもう少し先へ。
この柿欲しいなと思うけど、サルでもなければ採る事は無理。
去年見た時は数えるほどしかなかったのに、今年はこんなに生っている。
ススキが茫々でいつも休む切り株が隠れている。
近寄って見たら、切り株の周りはシカの糞だらけ。
違う切り株で休んだけど、よく見たらやっぱりシカの糞だらけ
振り返って見たら、こんな所にも柿の木が
これは完全に鳥が運んだ物と思われる。
小さな実が生っている。
柿は寒い所では育たないから、ここはギリギリ育てる温度らしい。
西の方は、薄雲がかかり始めている。
東の方はまだ大丈夫。
この先へ行くのはまたにして帰る事に。
黄葉していたら綺麗だったかもしれないけど、今年はあっという間に終わってしまった。
桜もあっという間だったけど、紅葉も同じ。
落ち葉の道をガサガサと帰る。
ここのドウダンツツジも赤くなっている。
どこもドウダンツツジは紅葉が遅い。
ここで休憩。
山に雪が降ると、今まで繋がっているように見えていたのが、遠近が分かるようになる。
これ以上降ると真っ白になりまた分からなくなる。
遠くから見ると、まだ黄葉が残っているように見える所。
まだ葉があり綺麗。
こんな日影にどうして植えたのかと思う所にドウダンツツジ。
花もあまり咲かないし、可哀想だと思う。
コガキが黒くなっていると、引き寄せて一枝採ってみる。
裏を返したら、まだ茶色。
早かった。だから渋みがあった。
山はどんどん冬に向かっているけど、冬は冬なりの楽しみ方もあるし山歩きは楽しい。
歩いていると気分も晴れます。
コガキは黒くならないと食べられません。
コナシは鳥の餌で人間が食べる物ではないです。
ちょっと気を抜くと時間はどんどん過ぎるし、朝は忙しいです。
もう初冬です。汚くなった庭も片づけなければいけないけど、時間がある時は雨が降っていたりと、上手くいきません
季節ごとの風景や草花などを楽しみながらの山歩き本当に楽しそうですね。
我が家の周りにもこんなところがあればな~と
うらやましく思います。
コガキって黒くなると食べられるのですか?
コナシの実もあるのですね。
いろいろな植物に出会えて 本当に楽しそうですね。
それでも、雲海が少しだけでも残っていてよかったです。
美しい紅葉や黄葉、冠雪の山・・・。
安曇野は既に晩秋〜初冬なのですね。
笹ゆりさんに見せていただかなければ、私には見られない風景です。