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クリントン、平壌電撃訪問に「隠された絵」は?

2009年08月14日 | 北域内情勢
クリントンが韓国訪問時、元気な金大中元大統領に会い「在任時の私たちのようにすれば、北核問題は解決する。」と意気投合していた。2,3か月前の話、当時もしや金大中もアメリカ訪問し、最後の説得(ご奉公)に向かうのではとの噂も出たほど…。
そのクリントンが動いた。ホワイトハウスも表向き政治色を排除し、個人的、人道的な立場からクリントンを、二人の女性記者問題解決のみの特使と、つくろうのに必死、韓国・日本のメディアも、この一大ニュースを矮小化するのに必死になっていた。

ここに面白い論文がある。在米の統一研究家ハンホソク氏の文だ。未だ沈黙しているオバマ、クリントン…。はたしてこの裏に、どのような絵が存在したのか。どのような仕掛けと、そして物語が始まるのであろうか。

乱暴に省略したが、全文は統一ニュースサイトに載っている。namsang


タイトルー

ビル・クリントン、北朝鮮訪問の「隠された絵」


2009年08月10日(月)11:48:06 ハンホソク(在米統一学研究所所長)
tongil@tongilnews.com

キム・ジョンイル国防委員長はなぜ彼を指定したのだろうか?

2009年8月4日、世界の言論は、ビル・クリントン(William J. Clinton)前大統領が電撃的に平壌を訪問したことを打電した。 それから約20時間が過ぎた8月5日午前、クリントン前大統領はキム・ジョンイル国防委員長の特別赦免を受けた二人の米国人女性記者を自身が乗って行った特別機に乗せてロサンゼルスに発った。

クリントン前大統領の平壌(ピョンヤン)訪問は, 二人の米国人女性記者の特別赦免と帰還で終わったのではない。
特別赦免、帰還までの息つまる展開過程の中には、表面に現れなかった‘隠された絵’がある。 クリントン北朝鮮訪問の隠された絵を探ることが、真実により接近することになる。

「隠された絵」の序幕は、キム・ジョンイル国防委員長の選択だ。

キム・ジョンイル国防委員長が彼を指定した理由は,バラク・オバマ(Barack Hussein Obama)大統領に自身の真意を最も正確に伝達する適任者は、この世でクリントン前大統領しかないと判断したためだ。
二番目, クリントンは大統領在職中に北核問題に関連した極秘情報の報告を受けた経験がある。
三番目, クリントン前大統領はオバマ大統領と単独面談できる地位にある。

写真が語る事実

<朝鮮中央通信>報道によれば, クリントン前大統領はキム・ジョンイル国防委員長に“両国間の関係改善方法に関連したバラック オバマ米合衆国大統領の口頭メッセージを丁重に伝達した”と伝えた。

ところで、世の中の耳目を集中させる関心事は, キム・ジョンイル国防委員長のクリントン前大統領面会が、実務問題を処理した後に行われたということだ。

キム・ジョンイル国防委員長がクリントン前大統領との単独面会で、オバマ大統領にだけ伝えろと頼んだ重大提案は何だろうか?  クリントン前大統領が聞いた重大提案は、 北側と米国間の最大政治懸案である核問題に関連した提案以外に考えられない。

キム・ジョンイル国防委員長がオバマ大統領に送った重大提案が何かは具体的に分からないが, 下記のように推定することができる。

最初に, キム・ジョンイル国防委員長は北側が核弾頭をどれほど保有しているのか,そして核弾頭運搬手段の大陸間弾道ミサイル(ICBM)をどれほど保有しているかを明らかにしただろう。 クリントン前大統領が即席写真で緊張した姿を見せ, 米国に帰っても表現に慎重であった理由は, キム・ジョンイル国防委員長から衝撃的な極秘情報を聞いたためだろう。

二番目, キム・ジョンイル国防委員長は北側が保有した核弾頭と大陸間弾道ミサイルを廃棄する核放棄公約を履行する唯一の解決法は、オバマ大統領との首脳会談しかないという点を強調して, オバマ大統領to
今年中に平壌で会いたいという招請意思を表明しただろう。

三番目,キム・ジョンイル国防委員長は上のような極秘情報と重大提案を語ってくれる単独面会席上に、北側通訳官と米国側通訳官も入ってこないようにして, クリントン前大統領に直接英語で話しただろう。 キム・ジョンイル国防委員長が24時間ニュースだけ放映する米国テレビ放送CNNをいつも視聴しているという事実は、外部にも知らされたことがあるが、クリントン前大統領はキム・ジョンイル国防委員長が高級英語を駆使するのを見てもう一度衝撃を受けただろう。

米国に戻ったクリントン前大統領はオバマ大統領に電話をかけて短く通話した。 ホワイトハウス スポークスマンは翌日、ホワイトハウス出入り記者らにこのように話した。 “昨日午前オバマ大統領とクリントン大統領が通話した時, オバマ大統領はすぐ(fairly soon)会おうと意志表明したので、お二人はまもなく会う機会を持つだろう。 今私たちはお二人の忙しい日程を調整しているところだ。”





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