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中央日報の記事 (maneapp)
2012-07-26 16:54:35

金正恩夫人、歌手リ・ソルジュと同一人物有力(1)
2012年07月26日08時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment 3mixihatena0 写真拡大
北朝鮮の歌手、リ・ソルジュ(写真=ユーチューブキャプチャー)。
北朝鮮が25日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の夫人リ・ソルジュ(韓国表記イ・ソルジュ)の実名を電撃公開した。北朝鮮メディアはこの日午後8時の報道で「金正恩元帥を迎え綾羅(ルンラ)人民遊園地竣工式が盛大に行われた。歓迎曲が鳴る中で金正恩元帥が夫人のリ・ソルジュ同志とともに竣工式場に出てきた」と明らかにした。

この日リ・ソルジュは平壌(ピョンヤン)駐在各国大使館と国際機関代表団とともに綾羅遊園地を視察し対話するなどファーストレディとして準外交活動も初めて行った。北朝鮮のメディアはニュースでリ・ソルジュの名前を4度言及した。金正恩は今月初めの牡丹峰(モランボン)楽団公演観覧の時にリ・ソルジュを伴ったし、以後金日成(キム・イルソン)追悼行事と平壌の幼稚園訪問の際にも同行し妻であるという観測が出ていた。

注目されるのはリ・ソルジュが過去に1度韓国を訪問した可能性が大きいという点だ。情報当局は彼女が学生身分で南北社会文化交流として韓国にきた経歴があるリ・ソルジュと同一人物である可能性に注目し追加情報収集に乗り出した。

中央日報が2000年代に入り韓国を訪れた北朝鮮住民関連記録を追跡した結果、2005年9月に仁川(インチョン)で開かれた第16回アジア陸上選手権大会に「青年学生協力団」の所属で来た17歳の女子学生リ・ソルジュは顔の輪郭や目つきなどが金正恩の夫人と非常に似ている。同年末にリ・ソルジュは北朝鮮を訪問した韓国取材陣のための公演で「わが国の青い空」を歌った後「血の海歌劇団のような国家芸術機関で活動したい」と抱負を明らかにすることもした。リ・ソルジュはこれに先立ち2004年に金剛山(クムガンサン)で開かれた全国教員組合主管の南北教師会談にも中学校5年生(高校2年生に相当)で参加するなど韓国の関係者と接触した記録がある。

だが、北朝鮮はファーストレディのリ・ソルジュの具体的身元を明らかにしてはいない。韓米の情報当局はリ・ソルジュが咸鏡北道(ハムギョンブクド)生まれで金正日が金正恩を後継者に指名する過程で結婚させたと把握してきた。しかし「確証された段階の情報」がないとの点から「金正恩結婚と関連し確認された事実はない」という立場を見せてきたという。

夫人イ・ソルジュの身元については金正日が生前に格別の関心を傾けた銀河水管弦楽団の歌手リ・ソルジュと同一人物という分析が有力だ。リ・ソルジュは「兵士の足跡」「まだ言えない」などを歌った人気歌手で、北朝鮮のテレビにもしばしば登場した。ユーチューブの動画を通じても公演会の場面が公開されインターネットで話題になったりもした。情報関係者は「ヘアスタイルなどに多少違いがあるが歌手リ・ソルジュと同一人物とみられる。銀河水楽団の活動をしている間に金正日の目に入り選ばれたものとみられる」と話した。

一部では別の主張もある。世宗(セジョン)研究所のチョン・ソンジャン首席研究委員は、「27歳で身長は164センチメートル程度で金日成総合大学を卒業したエリートと把握される。父親は清津市(チョンジンシ)の大学教員で母親は水南(スナム)区域の病院の産婦人科課長」と話している。
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