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「NLL, 国際法違反」ーキッシンジャー外交機密文書公開

2010年12月24日 | 朝米関係関連消息
写真ーNLLと北の主張する境界線(下の線)

●1975年、当時現役のキッシンジャー国務長官の外交機密文書が解禁、最近公開された。
「NLLは一方的に設定され、北朝鮮に受け入れられていない。公海を分けるために、一方的に境界線を設定することは、明確に国際法違背だ」

●最近逝かれたイヨンヒ先生は1999年6月、第一次西海交戦時、「NLLは合法的軍事境界線か?」を発表された。
「停戦協定で西海上で双方が合意した境界線は、漢江と礼成江の合流点から牛島までであり、ヨンピョン島等5島はUN軍総司令官の軍事統制下に置く。…」

●10.4宣言で西海特別平和水域の設定を謳ったノムヒョン大統領は
「休戦ラインは双方が合意した線だが、NLLはわが海軍がそれ以上北上しないようにするための作戦禁止線に過ぎない」

●平和運動家李時雨写真作家は、この事実を踏まえ烏山のUN軍司令部に赴き、漢江河口からボートを浮かべて航行したいと要請、難色をしますや漢江河口から飛行船を飛ばしたいと…。今年8月に遭った時、目の前に広がる北域を見ながら李さんは「本来この河口は北も南も双方が航行できることになっている。だから僕は生活拠点をここに移した。ここから、平和を訴えたいのだ。物事の中心は痛みの一番強いところ、韓半島の痛みはここに集中しているのだ」

★NLL問題、非常に断片的ではあるが判断資料にはなると思い載せました。詳しくは
李時雨著「漢江河口」(ハングル版)をご参照下さい。namsang

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