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“国家保安法の法廷論理、進歩言論にも浸透”-イジョンヒ代表のブログ

2010年10月09日 | 南北鐵道関連消息
●やはり概略だけは載せる。弁護士出身のイジョンヒ代表は当初、ノムヒョン政治に好意を寄せていたが、イラク派兵から袂を別った。ノムヒョン逝去後、ポンハに度々訪れ追悼し、特にハンミョンスクのソウル市長選時にはいつも横にいてサポートした。
彼女のブログ後半に、北の後継問題をとりまく現実を説破し、北抹殺を目論む(希望する)権力側の動きを糾弾し、このような時期に起こった魔女狩りに似たこの所業が何を意味するのか、と暗に示唆もした。namsang


“国家保安法の法廷論理、進歩言論にも浸透”

イ・ジョンヒ民主労働党代表、京郷新聞社説批判”

2010年10月08日(金)16:40:47リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)


イ・ジョンヒ民主労働党代表は、最近朝鮮日報はもちろん京郷新聞までが民主労働党はなぜ北朝鮮の権力世襲を批判しないのかと非難しているのに対し、"話さないことが私と民主労働党の選択"としながら"このことで非難されるべきだとすれば受ける"とした。

イ・ジョンヒ代表は特に京郷新聞が去る10月1日付社説で民主労働党が北朝鮮の後継構図可視化に対して批判的な立場を明らかにしないという理由で
"北朝鮮の3代世襲を認めるということなのか"と批判した京郷新聞社説に関連、
“国家保安法法廷内の論理が、一部変形されて進歩言論の中にも浸透しているようで残念”と話した。

イ・ジョンヒ代表は8日インターネット ブログを通じて、国家保安法法廷弁護人として臨んだ経験を話した。
彼女は“検察の主な攻撃方法は
‘わが政府をそのように批判する被告人が、進歩を自任しながら、なぜ北の独裁を批判しないのか’ ‘なぜ北の人権侵害を取り上げ論じようとしないのか’という論法だ。

イ・ジョンヒ代表は“‘一言だけすれば良い、それで君の思想不穏は消えるのだ、進歩ならそれくらいならできるであろう’と誘導する。


イ・ジョンヒ代表は金剛山観光に関連し自身の考えを述べた。
彼女は“南側観光客らだけが行く金剛山を旅行する時も、旅行客らに注意事項があらかじめ知らされる。
‘北の指導者に対する話はするな’ということだ。 たとえ北側の人々は私たちの前で北の指導者を称賛しても、私たちは反論したくても最初から話さないことが賢明だということだ。 南北関係を発展させてきた長い間の経験からの対応方式”と説明した。

イ・ジョンヒ代表は“これは金剛山観光だけでなく、政界と言論の対応でも守られるべきだと見る。 金剛山で平凡な旅行客らにも要求されるこの対応方式が、この時点で何の節制もなしに放棄されるばかりか、特に民主労働党に進歩政党という理由で事実上批判を強制することが正当なのか”と問い直した。

イ・ジョンヒ代表は“北の権力構造問題を言及し始めれば南北関係は急激に悪化するということだけは明らかだ”としながら“(進歩がなぜ批判しないのかとするけれど)私が考える進歩は、現実から出発して一歩でも進むために努力する勢力だ。 そのために口を閉ざす判断力を持つこともあるのが進歩”と主張した。

イ・ジョンヒ代表は“南北関係が平和と和解に進むように努力することが進歩政党の任務だ。 その対応方式をどんな状況でも失わないことが賢明だ。 今それは、金剛山でそうであったように、北の権力構造に対しても話さないとの一貫性を守る”と主張した。


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