植物の種子に関する内容だが、途中から見たのでタイトルも正式な企業名なども記憶していない。
強烈に残った印象は、ベトナム戦争で枯葉剤を生産・供給したアメリカの死の商人○○○社が、種子の遺伝子組換えと除草剤開発に乗り出し、アメリカ国内はもとより世界進出し始めている様子に驚愕を覚えた。すでにアメリカは19世紀から、世界各国の種子を集め保存、研究し、遺伝子組換え種子で国内外で生産している。その種子に特許まで与え、巨額のロイヤリティーを吸い上げているという。
インドのある農場で、アメリカ企業の開発した新種の種子がたまたま風に乗って、あるいは輸送中にこぼれ生育した。農場主は翌年も、その翌年もその種を植え収穫してきたのだが、ある日晴天の霹靂のようにその種特許所有のアメリカ企業から損害賠償訴訟を受けた、
訴訟大国アメリカ側は19人の弁護士を揃えたが、農場側はただ一人。勝負にならない、そして破綻し散々な目にあった、と。
FTA、TPPで問題になっているISD条項(前回既載)。もし今のまま容認したなら、今後起こりうるアメリカ企業の訴訟に、韓国は対応できるのであろうか。 N
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