キム・ハクスン(元日本軍従軍'慰安婦')証言、20年目
"1991年8月14日午後. キム・ハクスンハルモ二は、自身が日本軍'慰安婦'であったことを告白した。 歴史の中に埋もれようとした歴史的事実が、明らかになった瞬間であった。それから相次いで、元日本軍'慰安婦'ハルモ二たちが声を上げ始め、今年で20年になる。この中には、ただ一人在日から声を上げた宋神道さん(DVD「オレの心は負けない」などで当ブログでも紹介)の闘いもある。
その過程で、南北の女性連帯が動き、日本の良心が声を上げた。ソウル日本大使館前と日本の各地での「水曜行動」、大震災後の女川から宋神道を救出した「支える会」の献身、保護は今も続いている。
日本国が公式にこの戦争犯罪を認めず、謝罪も補償もしない中で、このような動きはせめてもの救いである。
…
明日の14日で20年目、しかし今日本で私たちの目に映り、耳に聞こえる様々な事象は、ほとんど変わっていないような錯覚さえ憶える。キム・ハクスンさんはすでに故人、今も歴史の証言者は一人、また一人とこの世を去っていく。ハン(恨)を抱いたまま…。N
"1991年8月14日午後. キム・ハクスンハルモ二は、自身が日本軍'慰安婦'であったことを告白した。 歴史の中に埋もれようとした歴史的事実が、明らかになった瞬間であった。それから相次いで、元日本軍'慰安婦'ハルモ二たちが声を上げ始め、今年で20年になる。この中には、ただ一人在日から声を上げた宋神道さん(DVD「オレの心は負けない」などで当ブログでも紹介)の闘いもある。
その過程で、南北の女性連帯が動き、日本の良心が声を上げた。ソウル日本大使館前と日本の各地での「水曜行動」、大震災後の女川から宋神道を救出した「支える会」の献身、保護は今も続いている。
日本国が公式にこの戦争犯罪を認めず、謝罪も補償もしない中で、このような動きはせめてもの救いである。
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明日の14日で20年目、しかし今日本で私たちの目に映り、耳に聞こえる様々な事象は、ほとんど変わっていないような錯覚さえ憶える。キム・ハクスンさんはすでに故人、今も歴史の証言者は一人、また一人とこの世を去っていく。ハン(恨)を抱いたまま…。N