NPO法人 三千里鐵道 

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(ナム・ジソン-北大世)、カタールでも話題に!

2011年01月11日 | 南北関係関連消息
★こんな南北対決は大歓迎だ。ドーハで今、アジアカップが進行中。日本は初戦ヨルダンに辛うじて引き分け。ロスタイムの同点ゴールが無ければ、また「ドーハの悲劇」再演と大騒ぎになっていたが、現地では‘남지성-북대세’ が話題をさらっているようだ。NAMSANG


「남지성-북대세」‘ナム・ジソン-プク・デセ’- カタールでも大きな話題に


“パク・チソンが今大会後引退する?”
とのアラブ首長国連邦(UAE)記者の質問に、本人は
“選手生活は続けるが韓国代表チームの引退は考えている”と答えた。

アジアンカップが開かれているカタール、ドーハは、パク・チソンに高い関心を寄せた。

北朝鮮代表チームのチョン・デセ(27・ポフム)の人気も劣らない。 イングランド記者は北朝鮮国旗と‘平壌で会いましょう’(See you in Pyungyang)という文字の書かれたティーシャツを着て、チョン・デセの追っかけをしている。

こういう雰囲気を反映するように今回の大会期間毎日発行されている情報誌‘ドーハ スタジアム’は、パク・チソンとチョン・デセを‘アジアンカップで注目する選手’に挙げた。

チョン・デセは取材陣とためらいなく対話する。10日、アルガラパ競技場で訓練を終えた後、他の北朝鮮選手たちはインタビューを避けるように練習場を出るが、チョン・デセは“よく来てくれた”と積極的に取材に応じた。

話し上手な彼は“ワールドカップでは‘死の組’(ブラジル、ポルトガル、コートジボアール)でプレイした。今回の大会もディフェンディング チャンピオン イラク、3回優勝したイラン、中東の伏兵アラブ首長国連邦がひしめく‘死の組’に入った。”と話し、それでももし 8強で会えれば、尊敬の気持ちでパクチソン選手とまじえてみたい”と話した。 韓国(C組)と北朝鮮(D組)は組1・2位に交錯すれば8強戦で会うことになる。
チョン・デセは、パク・チソンの代表チーム引退論議にも関心を示した。
彼は“(パク・チソンは)輝かしい成績を残した。拍手を送りたい。”と話した。

この話を伝え聞いたパク・チソンも練習を終えた後“私もやはり相手チームとして会うことができれば、最善を尽くして戦うだろう。 対決を期待している”と応えた。

ドーハ/キム・ヨンギ記者


ピアノ独学の韓国人少女、米カーネギーホールで演奏

2011年01月11日 | 南域内情勢
こんなニュースがあった。

この子がいう言葉に韓国人の未来を感じる。

by maneappa



ソウル在住のマイミクさんの日記から転載。


【ピアノ独学の韓国人少女、米カーネギーホールで演奏】

 動画投稿サイト「ユーチューブ」の映像でピアノを独学した10代の韓国人少女が、ニューヨークのカーネギーホールに登場した。


 ピアノを演奏したのは、家庭の経済事情が苦しく、4年前にベトナム・ホーチミン市に移住したキム・ジウンさん(17)。

キムさんは8日、カーネギーホールのアイザック・スターン・オーディトリウムで、ベトナム国立交響楽団と共に、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」とラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏し、スタンディングオベーションを受けた。

この日のベトナム国立交響楽団の公演は、日本のオーケストラ・ニッポニカの音楽監督を務める本名徹次氏が指揮した。

 困難な家庭環境でピアノの練習を続けてきたキムさんにとって、この日の演奏は格別だった。

父の事業が傾き、ピアノ教室にも通えなかった。部屋で練習していると、隣家から「うるさい」と苦情を言われるため、ピアノに毛布を掛けて練習したこともあった。
父と共にベトナムに渡ってからは、ユーチューブの動画を見ながら独学で練習した。
キムさんは「ホロビッツやアルゲリッチなど有名ピアニストの演奏シーンを探して、目と耳で覚え、自分の演奏と比べながら実力を培った」と話した。

 キムさんは昨年2月、自身の実力を確認するため、父と共にニューヨークに渡り、リンカーンセンター・オーケストラの指揮者を務めるジョナサン・グリフィス氏にやっとのことで会った。
そして、キムさんの演奏を動画で見たジョナサン氏の計らいで、カーネギーホールでの公演が実現した。
キムさんは、「素晴らしいピアニストになって、わたしのように困難な環境で学ぶ生徒たちが、よい環境で勉強できるよう支援したい」と語った。


朝鮮日報 ニューヨーク=朴宗世(パク・チョンセ)特派員