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4大河川事業に対するドイツ専門家鑑定書

2011年01月15日 | 管理人のつぶやき
★ちょっと古い資料だ。昨年末の国会でハンナラ党が単独強行採決した予算案に、4大河川もきっちり含まれている。あるブロガーが忘れっぽい韓国人に向けて、注意を喚起したのだ。

ところで天安艦沈没の真相はどうなっているの? いわゆる国際社会は北の所業として、既成事実化し歴史を推し進めている。そしてヨンピョン島砲撃事件だ。現在北の大々的な対話攻勢の中、統一部はあからさまに北の崩壊は近い、吸収統一を前提に統一は近い、とコメントしている。

そもそも2007年の大統領選で13の犯罪疑惑を持つ経済大統領におこぼれをあてにした、国民の選択から始まったのだ。金大中、ノムヒョンの築いた和解と希望の塔は崩れ落ち、昨年は6.25以来最大の戦争危機を体験した。
口蹄疫と鳥インフルエンザの脅威は、「主敵である北」の脅威を越える勢いで、国民生活に深刻な影響を与えている。今日のニュースで、アヒルを満載したトラックが制止を振り切って逃げ去ったという。AI菌は南の防御線をいとも簡単にくぐり抜けた。口蹄疫の殺処分は150万頭を越えた。政府の保障はあてにならない、早く処分しようと場には長い列が続く。皮肉にもスーパーでは今、アメリカ産の牛肉の値が上がっているそうだ。
この騒ぎ、どこかバベルの塔に似ているようだ。天の怒りは一体どこに向かっているのか。namsang

※前置きが長くなりました。MBは4大河川、いつか後世の人々から感謝される時が来ると確信している、と豪語。アメリカの運河の経験も、韓国にノーを突きつけたが、…
どうなっているのでしょう。


●4大河川事業に対するドイツ専門家鑑定書

アルポンスヘルリヒプライジェ博士は1976年から2008年までドイツ連邦自然保護庁(韓国の環境部に該当する)に在職してドイツ河川に建設された堰が自然と人間に及ぼす影響を調査した。

この調査結果はドイツ政府が、建設された運河を自然状態に復元する河川政策を採択するのに、決定的な役割を果たした。

博士は韓国の‘運河反対教授会’と‘4大河川事業違憲・違法国民訴訟団’の招請で2010年9月3日から17日まで韓国を訪問した。 彼は4大河川工事現場を調査して、その結果と韓国政府が発表した<4大河川事業環境影響評価書>を比較した後、“環境影響評価報告書に深刻な弱点があるということを発見”した。

そして洛東江裁判に提出された<専門家鑑定書>で“一つの国の安寧を深刻に威嚇する。工事の即刻中断が要求される”と証言した。

彼はドイツの先例で4大河川工事は‘元に戻すことのできない’水質の悪化と洪水の増加、そして農耕地の弊害を起こすことになると予想した。

この<専門家鑑定書>は漢江事業訴訟に提出されたが、行政法院は原告敗訴判決を下した。

ヘルリヒプライジェ博士はライン川、ダニューブ川、エルベ川、オデル川、ジャルレ川などドイツの4大河川に該当する大型河川およびその支流の河川工事を扱うドイツ法廷で、一度も敗訴したことがない最高権威の河川専門家だ。

それにもかかわらず、韓国法廷には、証人として立つ機会すら剥奪された。博士が
韓国の川を惜しむ気持ちで書いた<専門家鑑定書>は、‘韓国国民に告げるメッセージ文’だ。

150年の運河の歴史と河川工事の経験が蓄積されたドイツ河川専門家の警告が、4大河川工事を反対する環境運動家らに信念を与えた。

鑑定書

以下省略