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ソウル市長選、政治検察がひっくり返した

2010年12月22日 | 南域内情勢
写真ー5万ドル授受裁判で無罪後、支持者に迎えられたハンミョンスク前総理

★6月2日夜、ソウル市庁前広場にはハンミョンスク候補支持者が集まり勝利を確信し、「オセフン、部屋を空けろ」と叫びお祭り気分に浸っていた。…が、最後の逆転は江南の開票が始まった明けて3日になって…。2万票の僅差で辛勝したオセフン市長の勝利宣言は、敗者のような苦悩に満ちていた。
ソウル市長選2ケ月前、候補者ハンミョンスク無罪宣告のその日に始まった検察の執拗な別件捜査は、どのように始まったのか? その真相は、まだ闇の中だ。namsang



ソウル市長選、政治検察がひっくり返した

ハン・ミョンスク捜査、の‘黒幕’は?

2010年12月21日(火)13:38:45リュ・ジョンミン記者( dongack@mediatoday.co.kr)


“虚偽陳述の結果、ハン・ミョンスク前総理はソウル市長落選、(今回の)起訴事実を知って、命を絶つつもりまでした。”

9億ウオン政治資金を贈与したというハンマノ前韓信建栄代表が、去る20日、法廷で供述を翻した。彼の述べた内容はメガトン級の破壊力で政治検察を揺さぶっている。

‘クァク・ヨンウク事件’は去る4月9日法廷で無罪判決を受けた。
裁判所がハン・ミョンスク無罪を判決したその日、東亜日報は1面にハン・ミョンスク前総理が9億ウォンの政治資金授受疑惑を報道した。 もちろん検察発報道であった。

検察の‘別件捜査’疑惑で、‘ハン・ミョンスク殺し’捜査をさらに強めた。
地方選挙(ソウル市長選)二ヶ月前のことであった。

イ・ミョンバク大統領の政治的心臓部とも言われるソウル市長選挙で野党が勝利するならば、その影響は計り知れない。
ハンナラ党はどうしても負けられないし、野党は団結して単一化候補を準備した。

民主党、民主労働党、創造韓国党、国民参与党の推す候補がハン・ミョンスク前総理だ。 ハン・ミョンスク前総理は、昨年末からの検察捜査と言論の‘オ・セフン大勢論’報道の中でも、最後まで善戦した。

結果は0.6%ポイントの僅差の大接戦だった。
実際にクァク・ヨンウク事件捜査が無罪判決、ハンナラ党ソウル市長死守は大変だろうという観測も広がった。


この時点で検察が取り出したカードは、‘別件捜査’!

問題のそのハンマノ前韓信建栄代表が12月20日、法廷で陳述を翻したのだ。
ハンマノ前代表は
“卑怯な私のために総理が寃罪をこうむっておられる”と話した。


ハン・ミョンスク共同対策委員会は
“法廷で明らかにすることは、報復捜査と政治工作が誰によって企画され操作されたかを、調査すること。 この犯罪行為を主導した者を、国民の法廷に立たせて、峻厳な審判を受けさせなければならない”
と主張した。