散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

やっちゃ場通り

2011-03-30 07:02:01 | Weblog
 

        

 千住大橋の北には千住青果市場があります。この通りは旧街道ですが「やっちゃ場通り」と

呼ばれています。大橋に近く芭蕉像が立っていますね。ここから松尾芭蕉が奥州路に旅立った

といわれ、いろいろと話題があります。やっちゃ場は、市場で やっちゃい やっちゃいのせ

りの時の掛け声をとって「やっちゃ場」と呼ぶようになったそうで、ご覧の立て看板もあっ

て、詳しく解説していますが、歴史のある市場ですね。  

    

 「やっちゃ場句会」もあったらしく、通りに会場になった二階家が描かれていました。正岡

子規は「千住出れば 奥街道の青嵐」と、高浜虚子は「永き日の 古き歴史の市場かな」と詠

んでいます。また「やっちゃ場の 主となりて 昼寝かな」これは菖蒲園と書いてありまし

た。写真は3月12日早朝のものです。