散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

塞の大神碑 庚申塔

2008-08-07 07:34:00 | Weblog
  塞の大神碑

 駒込稲荷本殿から南へ道なりに進むと、右手に「塞の大神碑」があります。これ

は塞(さい・さえ)の大神といって、昔は悪霊の進入を防ぐため村境、峠の辻に祭ら

れていた神様です。この塞の大神碑は、通称駒込の追分(旧中山道と旧岩槻街道の

分岐点)に明治6年に建立、明治43年の道路拡張に伴って根津神社境内に移築さ

れたものです。

 

  庚申塔 

庚申とは1年に6回巡ってくる干支の「かのえさる」のことです。人間の体内にい

る「さんしの虫」が、眠っている間にその人の罪を天帝に告げてしまうために、徹

夜して夜を過ごす「庚申待ち」の習俗が行われました。3年間で18回の庚申待ち

を行うと諸願成就するといわれ、その記念に建立されたのが庚申塔です。これも道

路拡幅の時に奉納されたものと言われます。