駒込稲荷神社（文京区根津）

　

　　
　
　根津権現裏門坂の近くにあります。根津神社の末社的な扱いになっていますが、

元々は三代将軍徳川家光公の三男徳川綱重公の邸内社であったものです。五代将軍

徳川綱吉公により、現在の場所に根津神社を遷座する前からこの地にあったと伝え

られます。　　

　本殿に鎮座する一対の狐とは別に、群れとなって刻まれた石狐が特徴です。それ

ぞれ違った表情を見せる狐たちです。　　

　

　南側には「乙女稲荷神社」がありますが、そちらに向かう途中に「ムクノキ」が

あります。文京区保護樹木になっている古木です。