さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

節約に徹する岐阜県の未来工業。

2009-10-19 14:34:29 | Weblog
この前、テレビ東京系の番組で、売上高の233億円の未来工業という会社が紹介されていた。この会社の78歳の相談役は、夏の間は出勤するとランニングシャツとパンツ一丁になるという。真夏だけど部屋ではエアコンを付けないためだ。部屋の出入り口のドアに付いているドアノブは廻してはいけない。ドアは押す、引くだけ。ノブを回して部品が磨り減るのを防ぐためだ。

事務所の部屋には沢山の蛍光灯があるが、ひとつひとつにスイッチの紐がぶら下がり名札が付いている。こまめに電気を消し、名札は消灯の責任者を明確にするためだ。300人の社員でコピー機はたったの1台だけ。それも10年以上使っている。そうなんですね、コピー機って紙のムダ。まさか、メールをいちいちプリントアウトして読んでいるバカ上司はいないと思うけど。

この会社では、仕事の効率を上げるために提案箱を設置し、1件の提案で500円を支払うとか。去年の1年間で1万2000件のアイデアが寄せられたという。常に考えるという姿勢は大事ですね。ちなみに2008年意匠登録件数は1位パナソニックで746件。2位シャープ、3位三洋電機408件で、未来工業は8位で259件。みんなでアイデアを出し合う、いいことです。

未来工業の見学者は海外からも来る。この会社は1人2000円の見学料をちゃっかり徴収する。出発点は、お金がもったいないというよりは、工夫できる会社にしたい、ということなんですね。常に考える。今は何をするべきか。どういう工夫をすればいいのか。がむしゃらに突っ走るより、少し考える。それから動く。そんなことの大切さを思い出しました。テレビ東京も、いいビジネス番組を放送するんだなあ。

妻と、のんびり散歩。

2009-10-18 23:14:05 | Weblog
今日は陸にお留守番をしてもらって、妻と二人だけでご近所に散歩。りっちゃんごめんね。いつもの散歩道。陸を連れていないと、歩みが快調。住宅街を抜けて、池の畔に出る。

白鷺、鴛鴦、カラスなどが、小さな岸辺に仲良く日向ぼっこ。こうも小さい場所だと、派閥争いがないわけで、いいことです。稲刈りが終わった田んぼの上の土手道に、ススキがなびく。

ちょっと歩くと、鈴なりの柑橘。妻となんだろうと言いながら歩いていると、世話している人が。聞いてみると温州ミカンだった。奈良でもミカンを作っている人がいるんですね。

いつもは陸と一緒だから入れないお寺の境内に入ります。庭の一角は苔に覆われている。気になったんだけど、苔の上にも落葉は落ちる。どうやって掃除するんだろう。足を踏み入れるわけにもいかないし。放って置いて風が吹き飛ばしてくれるのを待つ。まさかね。クレーンで宙ぶらりんになって、葉っぱを一枚ずつ拾い上げる。なんてね。お寺の壁に落書きが。ここにもあるんですね。日本人は愚かな人が多い。まったく~。

蔵が建っている古い作りの家。その一部分を手直しした家。まったく普通の家。混在して道路も狭く統一性はないんだけど、古い民家はいいですね。そういう民家ばかりなら街並みも味わい深いものになっただろうに。庭になっている柿の木がよく似合いますって。また、近隣散歩、行きましょうか。りっちゃん、お留守番、ごくろうさま。


加藤和彦さん、鬱状態だったんだ。

2009-10-18 16:44:13 | Weblog
加藤和彦さんの自殺はびっくりしました。なんで、なんで、死のうと思ったのか。それだけが疑問だったんですが、鬱の状態にあったんですね。思うような仕事ができないと悩んでいたそうです。若い頃とは違って、加藤さんも62歳になっていたんだなあ。

加藤さんと言えば、あの素晴らしい愛をもう一度、は誰でも知っている名曲。加藤さんは、常にもう一度に追いかけられていたのかもしれない。天才の加藤さんと、凡人の私とは比べようもないが、私は昨日のブログで書いたように、ど忘れが多くなった50代後半のオヤジ。あの素晴らしかった若い頃など、とっくのとうに忘れている。

天才には天才の悩みもあるだろうけど、自分自身をしっかりと見つめ直す時も必要かもしれない。凡人の私は、もう一度と、躍起になって何か追い求めることをしなくなった。いまさら20代の時のように、全力疾走なんてできないからね。

50代なら、それらしい頑張り方。おっと、頑張ってはいけないのだ。頑張ると心の筋肉が切れてしまう。むしろ付き合い方、というべきか。かつて、鬱状態の人に、頑張れよと声を掛けたがために、自殺してしまったという話も聞く。鬱の人に、頑張れよは禁句です。

50代、60代は鬱になる人が多いんです。よく鬱病を心の風邪と、軽くいう人がいるけど、それは全く違う。長年積み重なったものが、突然揺れ出して噴出してしまう、目に見えない噴火のようなものだと思う。だから、少しずつガス抜きが必要。もう一度と、あの時の素晴らしさを追い求めるのではなく、ほんの身近な手の届く範囲で、ゆっくりと何事にも付き合っていきたいものだ。素晴らしかった加藤和彦さんのご冥福をお祈りいたします。


ど忘れの、年頃。

2009-10-17 22:06:06 | Weblog
先日、友人が、物忘れの多い年頃になったもんやと、しみじみ言う。どうしたんだと聞くと。彼と仕事の付き合いがある弁護士が大きなチョンボをしたという。原因は、ある書類の氏名記載で、氏名の変更を伝えたのに、弁護士はコロッと忘れて書類の氏名を変更してなかった。その失態のために、余計な苦労させられたという。私も友人も、その弁護士も同年代。物忘れが、起こりやすい50代半ば過ぎとなったのだ。

我が家でも、大事ではないが、そんなことがある。10月に入って、我が家では1日置きに風呂に入る。で、時々、妻は昨日風呂入ったっけ、などと確認することがある。出掛けるときにも、ガスコンロを消したか、は常に再確認事項だ。

やっぱりメモは絶対必要なんですね。忘れることは、しょうがないけど。聞いたことを忘れないうちに、記録しておくことが必要。昨日の晩ご飯は、何を食べたかは覚えていても、1週間前なんて、覚えてませんよね。我が家の晩ご飯は、常におかずや味噌汁を写真に撮っている。だから、夕食ならば、いつ何を食べたか、写真を見れば分かるんですよね。写真もメモの一部なんです。

私は、あれあれ、などの代名詞をできるだけ使わないようにしている。皆さんの職場にも、あれあれ、あれはどうなったか、などと代名詞で呼ぶ上司があるでしょう。とっさに言葉が出てこないのです。その上司は、もう物忘れが始まっていますね。だから、私は悟られないように、あれあれ、などとは言わないようにしてるのですよ。聞いたって、忘れるものはしょうがない。年をとるのもしょうがない。ならばアイデアと根気で、そのマイナスを取り返す方法を考えなければね。

テレビを見ていて、このタレント、なんて言う名前だっけ、くらいならいいけど。取引先の担当者の名前をど忘れして、えーっと、お名前、なんでしたっけ、じゃ~都合が悪いし、相手はムッとするぞ。ど忘れの年頃、いろいろと気をつけなくっちゃ。

土曜日の折り込みチラシ。

2009-10-17 13:00:43 | Weblog
不況のせいで、土曜日の新聞折り込みチラシが少ない。そんな中でも不動産のチラシは、忘れられることを恐れるように毎週入れる業者がある。時によっては物件情報もなく、仲介物件を求めるだけのチラシもある。ご苦労なことだが、資金力もあるのだろうな。

分譲地開発のディベロッパーは一戸建ての物件を。大阪新築マンションのチラシもある。大部分は、中古一戸建てや中古マンション、売り地などの仲介物件だ。日本全国に700万件の空き家がある。新築もいいけど、中古物件も売るだけでなく、貸すなどして活用しないと、もったいないぞ。そして今、物件は動き始めた。売り手は、少しずつ値段を下げているという。買い時の、悩ましい時期が始まった。

ところで土曜日と言えば、家電量販店が一斉にチラシを入れてくる。と思ったが、入っているのは、ヤマダ電気、ケーズデンキ、ジョーシン、だけ。コジマとミドリ電化はどうしたんだい。毎週折り込むのは負担と見える。

家電のチラシで、私が注目するのはテレビである。なんせ我が家はまだアナログの液晶テレビ。テレビを付ける度に、右上に「アナログ」の文字が寂しく浮かんでいる。だから地デジ対応のテレビが必要なんだが。

さてチラシを見る。シャープの37型LC-37ES50に絞って、各社のチラシを見比べる。ヤマダは12万8000円でポイントが2万3000。ケーズは11万8000円。ジョーシンは11万5000円。これに政府のエコポイントが1万7000円分付加される。最近は、テレビが値下がらない。エコポイントがあるから、量販店は強気なのだ。エコポイントが切れる来年3月以降で、エコポイント以上に値下がるのを待ちましょうか。

パックマンのいちじく。

2009-10-16 23:03:54 | Weblog
秋になると出回る、おいしいいちじく。良く熟して、パカッと割れている。横から見るとパックマンじゃないか。パックマンが5匹。いまでも、そんなゲーム、あるのか知らないけれど。

続いて先日、妻が散歩の途中で見つけたアケビ。日に日に割れ目が大きくなって、これも口のオバケみたい。あっ、そろそろ食べないと。ほんのり甘みがあっておいしいんですよ。種ばかりででジャリジャリするけど。

もひとつついでに、妻が道の駅平群で買ってきたザクロ。これもモンスターの顔に見える。口の中から、鮮やかなザクロの実が、真っ赤になってのぞいている。まるでハロウィンのオバケみたい。まだまだ食べません。せっかくだから、もう少し目で味わってから。

さてさて、先ほどのいちじく。ほとんどは、妻がジャムにした。私はめったと朝食をパンにしないんだけど、トーストにジャムが楽しみになりそうです。

梨、りんご、ぶどうは、秋の味覚ですが、こんな果物もあると楽しいよ。まずは目で味わって、それからじっくりと味わって。東京・杉並のスーパーで、いちじくはあったけれど、アケビやザクロは見たことがなかった。奈良だからかなあ。

ネットショップのスパムメール実験。

2009-10-16 16:00:52 | Weblog
スパムメール、つまり迷惑メールをいちいち読む人って、いませんよね。アメリカでスパムメールをばらまいて、ネットショップでどれほど売上げがあるかを実験したそうな。26日間で、3億件のスパムメールを送信して、実際にサイトを訪問したのは1万件。このうち実際に商品を購入したのは28件で、売上げは2700ドル。大雑把に考えると、1000万件のメールを送って、やっと1件という計算になる。

迷惑メールを垂れ流しても、確率的に商売になるのは、一千万分の1です。だからスパムメールの業者さん。迷惑メールの垂れ流しはやめませんか。こっちだってお掃除するのが大変なんだから。迷惑してます。だから迷惑メールなんだけど。

そういえば携帯電話も、2年前にソフトバンクからauに変えてからは、迷惑メールがピタッとなくなった。なんでソフトバンクのときは、大量の迷惑メールがあったのか不思議ではあるが。

今日もパソコンには、迷惑メールがぞくぞく入っている。フィルターでほとんどは自動で削除してくれるのだが。最近、ブログとかで、メールアドレスの表示を迷惑メール防止のために、たとえばmeiwaku◎ahoo.co.jpと書いて、迷惑メール防止のため◎を@に変更してください。という表現がある。なるほどね。そうすれば巡回ソフトでアドレスを拾われることもないんだろうね。

ってことは、ブログの本文中でメールアドレスを公開すると、標的にされるってことか。コワイコワイ。皆さんもご注意を。

見ていて飽きない、秋の空。

2009-10-15 22:45:39 | Weblog
こんなに秋の空が、多彩な表情を見せるって、今まで考えたこともなかった。それほど、秋の空というより、秋の雲って様々な模様を作るんですね。

そりゃ~、同じ形の雲は、二つとない。よくある鱗雲だって、そのひとつひとつはすべて形が違う。当たり前だけど。

フォトショップに雲模様ってフィルターがあるんだけど、確かに同じ雲模様の形は出てこない。でも自然が織りなす文様ってダイナミックで、雲の場合はそれが少しずつ時間と共に変化して、ちょっと時間が経つと違った表情を見せるから、秋の雲模様は、見ているだけで楽しいね。

こんなことを感じたのは、奈良へ帰ってきてからだねえ。東京にいたときも、秋の空はいいねえ、と思ったけれど、都心なんかにいるとビル群が空を無惨にも切り取って、断片でしか空は見えない。

大分にいたときも空は広かったんだけど、製鉄所が近くにあったから、雲というより、煙突から吐き出る白煙の方が気になっていたかもしれない。奈良は煙突の煙もなく、ビル群もなく、山は遠く、確かに空は広い。明日の空は、どんな表情を見せるか。秋の楽しみのひとつになりました。

安いで長持ちするのか、ドンキの690円ジーンズ。

2009-10-15 13:35:16 | Weblog
今年の2月に、西友が中国の工場に生産を委託して1470円ジーンズを発売。3月にはユニクロのジーユーが生産をカンボジアに移して990円ジーンズを発売。今度は西友が生産をバングラデシュに移して850円ジーンズを発売。縫製は悪くないが生地が薄いという。

そしてとうとうドン・キホーテが690円のジーンズを発売した。格安ジーンズは西友から始まって、半額以下となったわけだ。今度は、どこの国で作っているのだろうか。その生産地や生地の種類などは明らかになっていないが、ドンキホーテの場合は、なんだかあやしいものがありますね。

ところでユニクロのファーストリテイリング柳井社長が、格安ジーンズはたまに履くから楽しいはず、なんて語っているとか。50代オヤジの私は、ジーンズをしょっちゅう履いている。私にとって、ジーンズはファッションではなく、作業着なのだ。だから、簡単に破けたり綻びたりしたら困るのだ。

さらに、洗濯して色落ちする可能性も指摘されている。こんなものは、危なっかしくて使えないだろうが。一緒に洗って、他の衣類が染まってしまったら、台無しだ。柳井社長が言うように、たまに履くことを想定しているならば、おそらくどこの格安ジーンズも長持ちはしない。

単純に考えて、100回履いてダメになる690円ジーンズと、1000回履いてダメになる6900円ジーンズ。履く回数に対する費用は同じだ。でも690円ジーンズは、1000回履けば10本が必要。つまり10本のゴミが貯まることになる。ジーンズの格安戦争は、日本にゴミを増やすだけになるような気がする。

買ってきた漬物。

2009-10-14 23:15:21 | Weblog
妻が私の大好きな日野菜漬を買ってきた。さっそく晩ご飯の食事時に、食べてみた。コリッコリッと食感はいいのだが、旨みがいまいち。聞けば、この日野菜漬は、ぬか漬けなんだって。なるほど。

東京時代によく買い求めた日野菜漬は、昆布が入っていたから、その旨みが欠落しているんだろうな。思った味じゃなくて、ちょっとがっかり。ま、ぬか漬けは、それなりのおいしさがあるから。

我が家では、食卓にいつも漬物が出ている。もちろん、妻が漬けた自家製の漬物。だからもちろん添加物や染料、香料などはいっさいなし。入れるのは、糠と塩か、麹かくらい。

そんなわけで写真の右側は、妻が漬けた麹漬け。茄子と胡瓜、生姜と茗荷。麹漬けって、今まで全く知らなかったんだけど、塩など全く使わないのに、ちょっぴり塩味があって、それでいて甘みのようなものが感じられる。粕漬けの奈良漬けのようなインパクトはないけれど、上品な味わいがある。

だから麹漬けの漬物には、醤油をかける必要はない。朝食なんか、ご飯に味噌汁、麹漬けの漬物をポリポリ食べられると、それだけで満足なのだが。麹漬け、ほんとにおいしいよ。