さんでんじです。

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高校野球、全然見ないのね。

2007-08-10 15:07:56 | Weblog
と、妻が言った。そういえば、熱闘甲子園。いままさに、全国高校野球選手権大会が、甲子園で始まっているのである。同じく、インターハイ、全国高等学校総合体育大会も同様に行われているはず。

そう、手っ取り早くいうと、春夏の高校野球をほとんど見なくなった。30年くらい前の20代半ばまではよく見ていたはずなんだけど。いつ頃からか、各都道府県から、もれなく代表が出場できるようになった。昔だけど、私の故郷、奈良県なんて、隣の和歌山県と、紀和大会というのがあって、奈良県と和歌山県の優勝チームが1校だけの出場権争いをした。奈良はだいたい和歌山に負けていたという記憶がある。5年に1回の記念大会だけは、どの県も出場できたみたい。

思い返せば、この出場枠が各県に広がってから、なんとか大学付属という学校が増えたりして、甲子園出場校の幾つかにそんな名前があって、高校生が大学と野球をするのかと思ってしまう。要はテレビ映りしたい高校が増えたのかも。そんなんで、高校野球に白けてしまったのだ。

私の故郷、奈良県も地方予選の結果を見るたび、知らない高校の名前を多く目にする。高校がいっぱい増えているんだ。これから少子化で、学生が減るのに、こんなに増やしてしまって、おいおい大丈夫かい、などと。

いまや私立高校でいうならば、入学者の定員割れは76.9%で、実質赤字経営の私立高校は50%に達すると言われている。さて、甲子園。白球を追う高校生チームの我が校に対して、一戦でも勝ち残ってくれー、という学校関係者の悲壮感があるのかもしれない。大学合格者数も一人の高校生が何十校も合格して数を稼いだ、そんな高校がマスコミのネタになっていた。全国各地から優秀な野球選手を集める高校だってある。本当に、地元かい。ま、国会議員だって地元に住んでいない人いるわけで。

甲子園だって、インターハイのひとつだろうに。剣道やなぎなたもテレビ放映すればいいのに。けっこう格好いいから。そのうちネット配信で、マイナーなスポーツも残らず見られるような時代、来るかな。本当に、高校野球なんかのスポーツは、教育の一環かい。立秋が過ぎて、残暑も本番。皆さん、熱中症には気をつけましょうね。