さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

夕暮れ散歩の、涼と暑。

2007-08-19 16:18:13 | Weblog
昨日の夕方は陸君に引っ張られるまま、住宅街を30分以上ほぼ一定方向へ歩いた。そしてたどり着いた先が、ちょっと広めの公園だったのだが、小山があり、林がある、池があって、数々の遊歩道がある。

階段を上り、池の畔に出た。向こうの林から池を横切って風が流れてくる。なんて涼しい、気持ちいい。エアコンの冷気より断然優しいし、清々しい。変に乾いてなくて、かといって湿ってもいない。空から降りて、木々の上を越えてくる冷気って、機械じゃ決してまねができないね。そんな名前のエアコンがあったけ。

しばらくその公園を歩いた後、外へ出て、また住宅街を歩く。ムッとする熱気。もう日が暮れて7時を過ぎようかというのに、なにか不愉快な生暖かさ。ちょっと屈んで地面のアスファルトに手を置く。ヌメーッとした暖かさ。昼間のアッチッチがこの時間になっても冷めずに、いまなお熱を放出しているのだ。

土や緑が少ないと、とじこもった熱が溜まる。40.9度なんて暑さがあったが、それも人が作り出したものなのだろう。しばらく歩くと小さな用水路が流れる公園に差し掛かる。ここもほんの一瞬だが涼しい。冷気とは言えないが、涼感十分の風が吹く。細長いけど小さな公園なのに。

幹線道路の交差点で信号を待つ。自動車が目の前を通り過ぎるたびに、熱を含んだ風が顔に当たる。これも暑さのひとつ。やっと家まで100メートルの地点。上の雑木林から畑を伝って風が流れる。周囲には住宅街が広がるが、この林があるおかげで、涼を生み出している。ふうー、歩いた歩いた。陸君もよく歩いたね。