さんでんじです。

ブログで思いのまま、自分なりの感想も含めて、発信します。

東京電力は、住民や農家への補償をきちんとね。

2011-03-21 16:12:43 | Weblog
スーパーでは、茨城県産のホウレンソウを撤去しています。福島県の農産物に対しても、そんな動きがあるようです。今はホウレンソウだけかもしれないけど、やがては、米や野菜、肉類や卵に至るまで、不安視する動きが出てくるでしょう。千葉県旭市の春菊から放射性のヨウ素を検出したとか。今後、放射能によって、どれほどの食品破棄が行われるのか分かりませんが、東京電力はしっかりとそれらの被害を補償するように。避難住民に対しても同じです。彼らだって、住む家を追われたわけですから。

こんな時に、東京電力社員が社宅になんかに住んで、住民が避難所生活じゃ割が合わないですよね。東電社員は社宅を出て、原発避難民の住居として開放すべきじゃないですか。想定外だったから、事故が起きたんだ、じゃ~すませれませんよ。

原発による被害補償額は、どれくらいになるのでしょうね。もちろん東京電力は責任者ですが、株主だって連帯責任を負うべきでしょう。いままで、一株配当60円を実施してきたでしょうけど、これからは被害補償のほうに廻しなさいね。配当などを渡したら、国民は東京電力を許さないでしょう。まずは、社宅を明け渡すことから、はじめなさい。それにしても、オール電化は考えものですね。こんなとき、プロパンガスは手軽なんだけど。阪神淡路大震災でも、家庭用のプロパンガスは、真っ先に復旧したから。プロパンは、インフラがないからね。これからは、プロパン発電も考えないと。

駅の私を見おくる陸です。

2011-03-21 01:19:32 | Weblog


その日の夕方、私こと陸のおとうさんは出掛けました。駅までは、妻と陸と一緒に散歩します。リードを妻に渡して、私が駅の改札口を抜けると、陸もついてこようとします。ダメダメ、陸は入れないのだから。妻は、ギュッと陸を引き戻す。私はホームの階段を駆け上がった。駅前ロータリーのベンチで、妻と陸は私を見ている。陸は、私をしっかりと確認できている。

3年前、大分の高城駅で、私は東京に行くために、ホームから50メートルほど向こうの道から、妻と陸に見送られたことがある。私が、りく~、と叫ぶと懸命に陸は顔を振って私を探そうとしたという。手を振ると、陸は解ったように落ち着いた。電車がホームに入り、私が乗り込んだ後、電車は出発する。その後の、誰もいないホームを見て、陸はあたふたしたという。でも、今回は、すんなりと陸は帰ったようです。また、お父さんは、必ず家に帰ってくる。そういうことが解ったのでしょう。いい子です。

その数日後に、東北地方、北関東では、えらいことが起こりました。毎日、新聞を見ていると、亡くなった方や、行方不明の方が放題な数になっています。つまりは、家族同然に暮らしていたワンちゃんやネコちゃんが行方不明になったり亡くなっているのも、かなりの数にのぼることでしょう。彼らも、もし亡骸を見つけたならば、できれば丁重にとむらってもらいたいと思う次第。かつては、心の支えとなる大切な家族の一因だったのだから。だから、できればです。