89歳の父は、昨年の11月から12月にかけて、心臓冠動脈狭窄のカテーテル治療を受けて、12月10日に退院。今日は退院以降の、3回目の通院でした。父はひとりで今日、通院するつもりだった。しかし寒い気候が続くので、なんとか私たちが連れて行くことに。
そして、いよいよ診察。あらかた診察が終わり、腎臓の数値がちょっと悪い。血圧も低くはない。そして、最後にお医者さんから出た言葉は、もう一度しっかり見ましょうか。入院してカテーテル検査しましょう。いつにしますか?と、いきなり父にたたみかけた。父はちょっと言葉を失っていた。私たちも、えっ、また入院とびっくりしたから。
そうでしょう。父はすっかり良くなったと信じて、電車で40分以上の京都や大阪に出掛けています。それも、ひとりで。それができるということに、ちょっと自信を持ち始めていたんですね。だから、お医者さんの言葉はショックだったようです。
心臓冠動脈だって、大きく3つに別れていて、その1本が詰まっても、心筋は停止する。心筋梗塞です。その1本の細部が詰まっても、厄介なことになるんですね。長い鎖のどれか1輪が壊れても、もう鎖は使えない。冠動脈はそれと同じことなんですね。
お医者さんは、すぐにでも、という感じだったけど、母の命日の22日を過ぎてから入院ということになった。今のところ2泊3日の短期の予定です。しかしこの先で何が起こるか予測不能なのが、世の常。とにかく無事終了を祈るばかり。いやあ検査とはいえ再入院とはびっくりしたなあ。