日常散策

日々の記録とその他のこと

回想の江戸川乱歩

2004年12月05日 | 読書
 回想の江戸川乱歩 小林信彦 光文社文庫 2004年 514円

 晩年の乱歩に接した著者の回想です。
 乱歩邸の間取りなどが興味深いですが、江戸川乱歩はいつもなつかしい、と云うのがな~るほどです。江戸川乱歩は、昭和20年代も、30年代にも、今も懐かしい。登場して5年後の昭和3年に「懐かしの乱歩!懐かしの心理試験!我々は再び昔日の江戸川乱歩氏にまみえることが出来るのです・・」と横溝正史氏が広告を書いていた、とのこと。
 ホント、懐かしいです。二十面相を同潤会アパートで追いかけたいぞ。
 
回想の江戸川乱歩
小林 信彦
光文社
2004-08


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