夕方の相談は習志野の私の事務所で受けました。
相談者は50代の男性です。特殊な技術を必要とする建設関係のお仕事を会社形態でされています。
最近の傾向として、費用を抑えるためには仕方が無いという理由から、技術も稚拙な単価の安い業者にほとんどの仕事が流れるようになったそうで、ここ数年で売上が激減したとのこと。だから、今までとは違う路線にシフトしようかどうか迷われているそうです。
この方も昼過ぎの猫研での相談者と同様、事業資金の借入の他に個人の負債もあります。連帯保証もしています。
ところで、この方は借金等で困った場合の対処方法をまったく知りませんでした。リスケという言葉さえも…。
そこで、これからの仕事の進め方に関しては経営コンサルタントに相談することにして、とりあえずは個人の負債をどうにかしましょうということになりました。会社をどうするかで債務整理の方法も変わります。極端な話、債務整理なんか後回しでも構いません。ただ、個人の負債のうち、利息制限法適用により大幅に減額できそうなものが見受けられるので、まず簡単で効果的な手続から始めましょうということになったわけです。
本当は、会社の借入金の連帯保証もしていることから、それも含めての債務整理をしたいところですが、債権者に日本振興銀行が含まれており、債権譲渡の委任状も差し入れているようなので、取引先との関係を壊してしまわぬよう、暫くは様子を観ましょうということになりました。
では、皆さん、特に被災された方々にとって今日よりも明日が良い日でありますように
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