酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

どうすれば女性社会が始まるのだろうか?

2015-07-25 | 社会問題
時代の流れを感じて思うこと。

私達が意識として感じているものの中心にあるものは、時間の経過という感覚である。

私達は無限の過去から不確実の未来まで、留まることなく前進している。

過去は過ぎ去る。それにはもはや手のつけよいがないようにそれは不変である。

そして時はある意味において、過去は依然、「今ここ」にある。

今までの過去に関する私達の現在の知識は、記録、ひたすら記録の痕跡に基づくものと、それらの推論によるものであるかもしれないが、私達はその現実性を疑うようなことはしない。

過去は多数のことであったし、今となっては多数のことでしかありえない。

起きたことは起きたものに任せて、私達が誰にせよ、それには何もしょうがない。

これに対して未来から流れる「時」はまだ、決定していないように見てとれる。

未来はこうなるかもしれないし、別の様になるかもしれない。

ことによると、この選択はニュートンの法則によって決められているかもしれないし、また自然界との遊戯につき合わされているのかもしれない。

だが、この選択を楽しんで行われていないような気がする。過去が悪ければ未来が悪くなると考えるのはオカルトだ。

実現在が現実に働きかけ、どう表れるのかを未来がまだ決めかねているにしても、

それは単なる一つの可能性にしか見えないが、私達が女性社会を未来に描き出せれば現実社会は嫌でもそれを実現することになる。

なぜなら、時間とは未来から始まるもので、過去から始まる物語ではないからだ。

私達が時間の経過を意識的に知覚する間に、広漠たる一見未決定の未来は絶えず現実性として実現されて今にいたり、そうすることによって固定された過去に入り込んでいく。

私達は「時」に、事実として実現される特定の潜在的な未来の選択に影響を及ぼし、

それを過去の実現として恒久化するのに個人的に責任と感謝を感じることがあるかもしれない。

もっとも、決定された動かしようのない過去が不確実な未来を容赦なく突き動かすことはなく、逆である。

私たち自身を過去の奴隷と勘違いし、無力な観客と思い違いしながら、しかし責任を負わずに済んで有り難いと言い訳し、眺める事がなんと多いことか。

従って、女性社会の創出は、女性が本気で未来は女性社会であると信じ切れば、時間は未来から流れるように必然と今この瞬間が女性社会へと変貌を告げる事実なのである。

チャンスの女神は準備が整った者にのみ訪れるように、女性も男性も出来るだけ早くその準備をしておいてください。



コメントを投稿