酒好き文化風俗研究者

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日本人は 「のろま」

2020-01-20 | 日記
 1月20日 月曜日

 おはようございます。 酒好きの思想家です。


本当にその通りです。

私はいつになればウィン・ウィン王国を創り出すのだろうか・・・?

全くもって 「のろま」 なのです。考えてみます(反省)。

1、怠け者。(酒の飲みすぎ)

2、気が小さい。(パラノイア)

3、無責任。(言い訳上手)

4、みんな主義。(足の引っ張り合い)

5、自己満足。(下積み生活)


日本人に深く根強く息づいている 「のろま」 という動かぬ事実として、

じかに肌に感じられるもの、とりもなおさず日本人の弱点であり長所でもあるはずの、

ことさら日本人的観念 「みんな主義」 というコンセンサスつまり、

国民の総意という 「みんなの意見はだいたい正しい」 について考えてみる。

本来 「みんな主義」 とは、

集団で意見を出し合った上で合意に達するといったものだが、

日本人の場合、

必要に迫られて否応なしに意見を一つにまとめたというタイプのコンセンサスである。

つまり、切羽詰まらなければ動かない日本人だ(反省)。

職場で言うなら、

社員は口を堅くし、トップと幹部だけで決定を下すように、

日本流コンセンサスの核心は、

上意下達の仕組みと服従と忠誠が組織的美徳だ。

社員が出来ることは、

労働規則の話し合いと職場の改善くらいである。


元々 「みんな主義」 とは、

労使協調の意味が含まれる。だが、不幸にしてそれは

自由な考えを圧殺する一面も持っている。

責任(けじめ)である。

「君が、責任を取れ!」 

この一言が真面目な日本人には強迫観念だ。

なんとも奇妙なコンセンサスに聞こえるが、理由がある。

集団主義による最大の弱点として知らぬ者はいない、

言わずと知れた 「足の引っ張り合い」 それだ。

日本人の得意技、「出る杭はみんなで打つ続けるべし」 である。

こうした 「みんな主義」 のお膝元では、

ケタ外れの天才を生み出せなくしてゆく。

大それた計画に挑む者は異端者なのである。

いちいちまわりくどい説明を求められてしまうのだ。

香港なら、

有望な人材とみればたちまち大抜擢となるところが、

日本では 「下積み生活」 が重要視される。

何事も石の上に10年だ。

代表的な例は、イエスマンに囲まれた勤労精神である。

「従うことが上手な者こそ、主人になれる」 という座右の銘、

一蓮托生による根回しが8割、「習うより慣れよ」 だ。

こうした日本人の観念、とりわけ文化といってもよさそうな生活スタイルは、

現在、グローバルの変化によって攻撃に曝されているが、

今なお、激しい競り合いに耐えて 「みんな主義」 は健在である。

だがしかし、私は 「みんな主義」 を否定はしない。

なぜなら、

21世紀のダイナミックな進歩を続ける日本人にとって、

「みんな主義」 が一つの保証でもあるからだ。

過去、日本の奇跡と呼ばれた、

戦後の経済成長率12%超えや、

昭和32年に250億ドルだった日本のDNPが、

1980年には一兆ドルを超えるなど、

高度成長の発展を支えた秘密を解くカギだからだ。

しかし、同時に

日本人の成功を阻む要因でもあるのだ。




    つづく。




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