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競争共栄(喰うか、喰われるか)

2019-06-29 | 社会問題
 6月29日 土曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン国王です。


これまでウィン・ウィン思想が

人と社会とにバランスをもたらす

極めて重要な役割の類似が明らかになりつつある今、

我々の世界を見る目は変わらずにはいられなくなる。

世の初めから隠されてきたもの、自然法則の半分を知るには時間がいるが、

それでも日々、競争しながら共生する、進化の根本は理解できる。

政治にせよ、経済にせよ、宗教にせよ、

自然原理という悪徳が繁栄する不思議な世界に、

ほとんどの社会現象は有害となって私たちの前に立塞がるが、

しかしだからといって、それだけの深く私たち自身と

目に見えない何者かの意思との主要な部分の一体となっている。

良くも悪くも我々はこの世界の真理を理解できるかけがえのない存在である。

視野が広がり、社会あるいは人との関係において

成長や共存などにおける計り知れない価値に気づく。

例えば2000年間、人類は見えない 「敵」 の脅威に脅えてきた。

歴史を恨み続け、競争に明け暮れ、それでも進化の過程を信じてここまで来た。

自らの 「敵」 を排除するという考えは何時しか我々の慣習に定着した。

その結果、おびただしい数の憎悪を我々はあまり気にしてこなかった。

確かにパワーバランスを強化すれば一時的には安心が得られても、

長期的には強敵化し逆襲してくるに決まっている。

新たな 「敵」 を生み出すのだ。

今や自己防衛手段だけでは平和を維持できないまでに拡大しつつある。

「敵」 を一つ倒すといった危険な 「賭け」 に依存してしまった。

それらが意味するものは一体何なのか。

 ― 競争と共生 ― 進化にとって決定的に重要な二つ ―

その働きはどうやら私たちが考えてきたこととは違うということだ。

互いに競争しあいながら共生することは可能であり、

実は必要で必然であったということである。

もちろん 「敵」 と戦うことに異論はない。

私たちが敵対者と関係を持つことには大きなコストと犠牲が強いられるだけである。

過去の経緯を振り返りながら安全保障や経済活動には、

考えの違いが進むべき道筋を不安定な方向へと歩ませる。

だが、自然法則と共存するならば安全保障のあり方を決めることは容易くなる。

実際、私たちは世界を大きく変えてきた。

堂々たる経済、豊かな生活、様々な真理を手に入れてきた。

思い出してみよう。

私たちは自らに牙をむくことを得意げにしていることを。


自然法則の全体像については未だ不完全なのだが、

ある種の慣習を変えようとする能力は私たちにはある。

混乱する資本主義社会の名誉回復は、

周知の通り難題であり危険もあることだろう。

そもそも壊さずに助長することが最善なのかもしれない。

過去数世紀、多くの偉人たちが人類の進化に光を当ててきた。

この過程では実際、多くの人々を幸福へと導いた。

同時に、有害な働きを生み出していることにも薄々感じている。

21世紀の初めに自然法則の知られざる扉が開かれようとする、

高次な共存共栄社会の実現へという疑えない事実が明らかになる。

我々は何者で、何しにきたのか。

ウィン・ウィン思想を通じて複雑な社会現象をどう定義し直すか。

私たちは今、問われ始めたばかりだ。




   つづく。





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