酒好き文化風俗研究者

みんなで美味しいお酒を飲む方法を模索中!
酒好きの最大の敵であるアルコール依存症に勝つ事を支援しています。

現在、「いいおとこ」は絶滅危惧種に指定されている。女性が「いいおとこ」を育てるしか将来はない。

2015-08-23 | 社会問題
残念な現実ですが、世界には「いいおとこ」は既に絶滅しかけている、天然記念物状態でありガラパゴス状態にある。白馬の王子は現れない。

うすうす気づいていると思いますが、女性が自ら男性を選ぶ必要が生じていると感じている。逆ナンは逆ナンではなくなるのです。

女性は「いいおとこ」を選ぶ権利があり、「いいおとこ」に育てる責任がある。

このことは従来、男性たちに知らされていなかった側面であるが、この特徴こそ現代における女性社会の起源の環境を整える極めて本質的な事柄である。

女性が「いいおとこ」を積極的に育てる結果、女性は家族生活の中で男性に対する指導権を認められるのである。

この選ぶ権利と育てる責任は必然的な自然連関にある。

女性社会ではまず先に自らの力で「いいおとこ」に育てる原石を探す冒険に出る。求婚するのは男性ではなく、女性の方が正しい選択が出来る。

女性が結婚の契約を締結し、離婚は女性の判断に委ねられる。恋愛関係も同じく、女性が良ければ善く、女性が良くなければ引き下がれば良い。

日常生活に深く根を張る恋愛の記憶の中に眠る何事でもなく平穏に継続するだけの男女関係では何ら注意も喚起することもない。

女性の衰退が男性の闘争を呼び覚まして、世界はそれまで数千年に渡って意識されないまま自らを統一すべきものが何であるかに気付かない。

未曽有の悪行が盛んに行われ、狂気と絶望がここぞとばかりに暴れ狂う。人間の無意識は何にもましてそうした行為と結び付き、幸福と協調を無事に享受することさえもはや出来ないのではないかという恐怖の戦慄を顕在意識に覚えさせたのである

その後に登場する高貴な心情によって新しいよりよき時代の到来を告げる女性たちが思いやりに溢れた姿を現す事によって和らげられる。

ここでも女性が男性をリードする。闘争本能の慣習から男性が抗争を挑み、新たな法が荒々しい英雄によって樹立され、世界に確立されても、新しい生活の安定を保証するのは女性たちである。

何もかも、外部の行動によって承認される以前に、女性たちの内部において、すでに実現されているのが望ましい姿である。

健全な肉体の成長と確かな精神年齢の高さが、女性の出生数にも相関するものであって、その意味で、女系性の理由は自然法則といって良いと考える。

どの物欲主義国家にしろ、どの異質な民族にしろ、理性の活動と心の感受性の豊かさは、女性の方が早く成熟するから婚姻も早まる。

実際、感受性豊かな女性たちが、物事に性質や関係性を情熱的に洞察し、素早く対応するその手際に日常の概念や命題を引き出す要素があり、一度に別々の仕事をこなし、常識をあれこれ変えてみたり、心に浮かぶ改善策の真偽を見分ける点でも、女性たちは器用である。

ことに、粗野で未開の文明を築く男性たちは、少年時代にしかこうした能力を保持していない。

文明が未発達であればあるほど、一部の男性たちによる模範する能力や思いやりの素質を上手く発見する幸運な能力は、いっそう早く求められていく。

今日のようなまったく文明化された時代であっても、野蛮人と呼ばれる民族の文明段階の状態を認識することは、どうしようもなく難しいかもしれないが、たとえ、私達の知識が不完全であるにせよ、現実的に男女それぞれの資質を比較すれば、文明開花への要求がどちら側にまず始まるかが重要なのではなく、どちら側が文明を勃興し完成される手段を先に広域に使いこなせることが出来るかを問う問題でもない。

人類の状態を悪くする原因を創ったのは何時の時代においても自分こそが正しいと勘違いした不完全な人類であって男でも女でもなく、男女共存社会の欠如にあるのだ。

とりわけ原始的な不完全な状態から第一歩を踏み出すきっかけを生み出すのは女性社会論による行動かもしれないが。

女性の感性や理性的活動が男性よりも早く成熟する点だけでなく、他者への配慮や奉仕に専念することにおいても女性たちは先に民主制を働かせる、それでいて途中で途切れることなく継続する。

女性は母胎に子を宿すことによって、自己愛を他者愛へと広げられ、性欲の官能的なエクスタシーをコントロールして、より純粋な感情を磨き上げることを学ぶ。

このような他者を愛する感性に共感して、男性も同様に本来備わる潜在意識を急速に成長し、英知を体感するその生来の能力を生き生きとのびのびとしたものに更なる自由を与えられる。

苦難とか享楽とかは一瞬でしかなく、ほとんどの恨みや憎しみは思い違いでしかないように、労働秩序に感謝し、生きる苦しみと死の苦しみを受け入れることが、人類文明の向上への第一歩であることは明らかである。

男女共存社会の樹立は世界解放への最初の大きな転機であることに結び付く。無法地帯による食うか食われるかの二者択一の選択には強者だけが暴力によって生き残れば後は何をしても善しとする考えに対して、母なるグレイトマザーの高次な法によって、より穏和な習俗が勝利するに至るのである。

女性の手によって教えられて成長した人類は、いつしか金欲主義による保護を脱して、再び平和的な通貨資本の活躍に期待されるようになる。

人類の正しい歴史は女性達から受けた数々の恩恵を記憶し、啓示的な法や、奇跡的な自然の恵みをいかんなく価値多きもの全てに、偉大なグレイトマザーの名に賭けて、感謝の気持ちを表した世界観である。

人類の発展の段階的一般能力に基づく現象には、新世界にさらなるもう一つの別の類似した事実が隠されている一光の道が見えるのである。

歴史は常に勝者によって書かれているが、その歴史には二面性があるように、その裏側にこそ我々の生きる道あり華の山である。


コメントを投稿