児童ポルノについての所感。

人間に備わる三大欲求の一つである性への好奇心は子供心にも備わっているように、そこには正しい性への知識と大人たちの責任とが必要である。

まず、最初に幼児期は爬虫類脳である。その後、感情動物へと徐々に変わってゆき、最後は理性脳へと成長してゆく。

０才～５才くらいまでが、爬虫類脳と感情動物の割合が８０対２０であり、スキンシップが必要である。

５才～１０才くらいまでが、爬虫類脳と感情動物の５０対５０である。おばけで脅かすのも躾である。

１０才～１５才くらいまでが、爬虫類脳と感情動物の割合が２０対８０に変わり、不安定な反抗期である。

１５才～２０歳くらいまでが、爬虫類脳、感情動物と理性脳とが２０対６０対２０であったり、５０対５０であったりする。個人差は訓練の差である。


次に、性欲と愛とを合わせてみると、

０才～１０才くらいまでは、家族愛であり、

１０才～１５才くらいまでが、本能愛であり、

１５才～２０歳くらいまでが、感情愛であり、

２０歳～大人が、理性愛となるが、

実際、そうなっていないのが問題である。
性への正しい認識はひょっとすると人生で重要な関心事かもしれない。


性への憧れは赤ちゃんにも見られるように、赤ちゃんは抱きしめられることによって自己を認識する。抱きしめられない赤ちゃんは性への希望を見出せないで泣き叫んでいる。

１０才くらいからは、性への目覚めは大人への憧れでもあるから、年上の男女に関心が向く。正しいお兄さんとお姉さんが近くに居れば安心だ。

１５才くらいからは、動物本能が急激に発達するから、スポーツと文学で訓練の時期に入る。理性脳や理性愛には旅行と同じ様に準備が必要だ。

２０歳からは、理性脳と理性愛とは、自然には身に付かないように、先人の知恵が必要になる。怠けていては決して理性脳や理性愛には成長しないし幸せにもなれないのが現状だ。

つまり、児童ポルノを正すには、社会全体を正す事が子供への最大の教育である。子供は大人を見て育つ。

具体的には、

１、大人達は、愛についての議論をする。愛について最低１０分間は語れなければその人物に理性愛がないことの証明になる。

２、思春期には、愛欲のロマンスと悲劇と感動を、スポーツと文学によって教育する。それが後に祭りや文化、流行へと発展する。

３、子供には、友愛を示して真似させる。恥ずかしい年ごろには手を繋いだ経験が良い思い出になる。幼なじみ論である。

幼なじみ論とは、幼なじみの思いでは後の人生に大きく影響すると考える。

なぜなら、幼なじみの思いでは、大人に成ってからもその幼なじみと会うと心が休まるからである。良い思い出にしろ、苦い思い出にしろ、子供の時の男女関係にはかなりの影響を大人に成っても無意識的にでも受け続けるものであるからだ。

したがって、正しい児童による性的関係とは、大人がイメージする卑猥なものではなく、美しい性的関係であり、恥ずかしがった子供たちを近づかせて遠くで見守る大人達にある。

だが、目を離しては危険である。子供は爬虫類脳であることをお忘れなく。



追伸、現代の大人も本能愛であり、感情動物だが・・・。