![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7e/afe83aa939753c0e83bbd70f2d595990.jpg)
12時にホテルのチェックアウトを済ませて
しばしクイーンズスクエアでショッピング。
何故だかMOMAのボールペンを購入して
再び中華街に旅立った。
正直、元町ばかりでなく
末吉町にある「太田なわのれん」の牛鍋(キーさんさんご推薦)
「千明」のボリューム満点定食(つきじろうさんご推薦)
都筑区の「フロレゾン」のスイーツ(Ibuciumさんご推薦)
関内「里葉亭」の焼き鳥(あっきんさんご推薦)
など食べてみたいものは数多くあったのだが
皆さん申し訳ない。
前日の散策で
どうしても行って見たいお店ができてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e6/a7729d34269abfda9c0b6ee7b2c9dc37.jpg)
上の写真は刀削麺を調理する料理人。
こんな光景を見ているだけでも
中華街は楽しめてしまう。
気になったお店は2つあった。
海員閣と山東だ。
この2つのお店の事前情報は全くない。
前日覗いた際に店内といい店構えといい
なんとも昭和すら通り越した雰囲気とお客の活気で
きっと旨い店なのだろうと2日目のランチは
この2つを攻めることに決めたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/04/a0b67fc1e36f4781554d87f138c04f18.jpg)
まずは海員閣。
下の写真をご覧あれ。
この扉の奥に広がる光景は
見るだけでいい匂いが漂ってくるのが判るだろうか?
見れば客の多くが車海老の辛煮¥4,000や
シュウマイ¥480を食している。
並びの列で我々の前のマダムにお話を伺うと
何といってもシュウマイ。
それから海老の辛煮ととりそば¥750。
牛バラはん¥900なんかもお奨めよ。と
大概のメニューを教えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/28/ef6baa660b10a4fe0c2e71794d5b7516.jpg)
海老の辛煮は前日の梅林で
海老を散々食べていたので却下し、
ビールとシュウマイ×2を。
私は八宝菜やフカヒレメニューを
食べたかったのだが嫁が酢豚¥1,900を所望。
牛バラはんは2軒目に障りそうなので
牛バラそば¥850を注文させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/fd/ed825135c1df756b30627f2f96ed7047.jpg)
最初にやってきたのはシュウマイにビールだ。
で、でかい!失敗した。
4個¥480という値段からして
シュウマイの大きさを崎陽軒に毛の生えた程度だと
タカをくくっていたのだが、
まるで肉詰めピーマンのような
無骨な肉の塊が8つ運ばれてきた。
失敗したと言うのは2人3脚を考えてのこと。
嫁が腹一杯になってしまったら
2軒目の山東には辿り着くことが
できなくなってしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/7e/afe83aa939753c0e83bbd70f2d595990.jpg)
結局、私が6個。嫁は2個を食べたのだが
このシュウマイ。
旨いんです。
かじれば豚の荒々しさを惜しげもなく
口いっぱいに広げてくれるのだが、
決して洗練されていない無骨な味が
この雰囲気にもビールにも私のお腹にもよく合うのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d8/033b0c993398f5648db897deb4e48a15.jpg)
続いてやってきたのが
嫁がどうしてもという酢豚。
ぎょぎょぎょっ!
酢豚にキュウリ。珍しくないですか?
30数年の人生で初めて見た
キュウリ入り酢豚に若干戸惑いながらも
たけのこ、たまねぎ、キュウリに豚肉という
シンプルな具材がどうなっているのか
気になって仕方がない・・・パクリと入れると・・・
旨い。
この酢の加減。
ダヴィンチコードでは語られなかった
肉:野菜:酢の黄金比が粛々と実在していた。
そう言えば最近ダン・ブラウンの
新作は出ていないようだが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3a/d2fd2915f51f9259b1a93dacbebf4851.jpg)
私はやはりピーマン派なのだが
キュウリの方も肉との相性以前に酢とはマブだち。
ぎょっとしたのは固定観念というやつだった。
豚の方は先ほどのシュウマイと比べると
酢が見事に調和している分、
肉々しだを感じさせないながら
結構な量をスルリと食べさせてくれる。
ちなみに先ほどのマダム達と相席だったのだが、
年配者には量的にはちょいとばかし苦しい量で、
違うお店を食べ歩けないと嘆かれていたのでご注意を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/90/0c28cdd7003ee1bbbfd007803560efaa.jpg)
最後に牛バラそばがやってきた。
とっても柔らかにされた牛バラと
こいつは確か小松菜がハッカクの香りを伴ってやってきた。
ちなみにハッカク。嫁は苦手なのでした。
麺の方は中太で硬めに茹でれば私好み。
さすがに中華料理屋で
硬麺でとは言わなかったのだが、
伸びやすそうな麺だと急いでかっこませていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/62/cd7737da7f863e60286db72185f9a498.jpg)
牛バラは箸で簡単に切れてしまうほどの按配。
そもそもごはん大好き人間が
こいつをごはんで喰わなかったことには
今更ながら後悔してしまったのだが、
強めの汁気に負けない牛バラを
嫁の嫌いなハッカクが
上手にお手てを結ばせていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/38/067f231e99271c791de638b7ac10908b.jpg)
ちなみにこちらのお店では
鯉のまる揚げ時価なるメニューもあるのだが
鯉ヘルペス以来出してはいないそうだ。
ここのシュウマイは真似できそうで
唯一無二と中々手が届かないのだろう。
この親近感が愛される理由なのかもしれない。
明日でようやく中華街シリーズも最終回。
どんな終焉が待っているのかもうしばらくお付き合いを。
ご馳走様でした。
海員閣
横浜市中区山下町147
TEL045-681-2374
11:40~15:00 17:00~20:00
日祝11:40~20:00
月曜定休
シュウマイ ¥480
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
酢豚 ¥1,900
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
牛バラそば ¥750
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★▲☆☆
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
海員閣、大好きなお店です。
しゅうまい、すぐ売り切れになってしまい
先日は食べ損なってしまいました(泣)
いつも混んでいてなかなか気軽に立ち寄れませんが
また行きたくなってしまいました♪
はじめまして。甚平です。
ご来訪ありがとうございました。
レトロな出で立ちに殺到するお客。
訪問せずにいられないお店でした。
14時近い注文でシュウマイが残っていたのは
ひょっとしてラッキーだったんですかねぇ・・・
ぎょぎょっとしましたが
とても美味くいただきました。
ちなみに昨晩嫁が海員閣を
真似てシュウマイを作ってみましたが
似ていたのは無骨な形のみ・・・
ハードルは高いですね。
私的には、辛子とお醤油をつけて
「白いごはん」でいただきたいなぁ~。
小食な私ですと、焼売でお腹いっぱいに
なっちゃいそうですね^^、
焼売とごはんだけって訳行きませんよね
やっぱ......笑
こんにちは。甚平です。
嫁がそうだったように
シュウマイでお腹いっぱいになっちゃう人。
結構いそうなパワフルシュウマイでした。
ビールとシュウマイだけ食べるのも
私は全然ありだと思いますけどね・・・
それと、酢豚にキュウリは、他のお店でも見たことあります。
意外と合いますよね。
こんばんは。甚平です。
酢豚にキュウリ。
他のお店でもあるんですねぇ。
日記にも書きましたがどうしても
固定観念が邪魔して驚きの方が
大きかったです。
海員閣。
混んでいただけあって
有名店なのでしょうが、
このシュウマイは食べておけて良かったと
満足して帰ってまいりました。