皇朝の肉まんで
軽いウォーミングアップを済ませて
再び雑踏の中にもぐりこんだ。
初日の目的は自分の目で見た
旨そうなお店を炙り出すこと。
その目的のために
かれこれ同じ通りを3往復、4往復としたのだが
関帝廟なんかにもきっちりと行って来た。
日本男児の多くは横山三国志なんかで
関羽雲長やら曹操孟徳やらと三国志に関しては
多くの方がそこそこの知識を
お持ちなのではないだろうか?
私も漫画を60巻持っていたし
小説でも何度と擦り切れるほど読んだものだ。
行かない理由が見当たらないのだ。
ちなみに私の小学校の卒業アルバムは
赤兎馬にまたがった馬超という史実を無視した
独創性に溢れる刺繍・・・
関帝廟は明治6年(1873年)に
初代関帝廟が建てられたのだが
関東大震災、第二次世界大戦、大火と
今の建物は1990年に建てられた
4代目にあたる。
中国の方々も参拝の仕方は様々だそうで
祖先の習慣をそれぞれが受け継いで、
5つの炉に香を炊き様々なお願いをするそうだ。
関帝廟を後にしてフラフラしていると
こんなものに出くわした。
同發本館。
下の黄金色は油をかけられた焼豚。
100g¥500の中華街プライスだが
東京に戻ってからの至福の晩酌を思い浮かべ即買だ。
昨日の日記で言っていた
並びが多かった肉まん屋の1つ。
雅秀殿。
万国共通で並びが並びを呼ぶケースは
往々にしてあるのだが、
こんなものを見てしまって
スルーするのは野暮も野暮。
推定7分程度の列に
喜んで加わらせていただいた。
それにしても中華街。
世界一やら究極やらと
恐ろしい文句が至る所に飛び交う。
自信が身を正すケースも滅ぼすケースも
どっちもどっちなのだが、
言葉に負けないようにこういった活字で
身に鞭を打つのも大変な勇気だ。
期待してかかろう。
食べ歩き用。究極の肉まん。
言葉の力は本当に凄まじい。
この僅か10文字で大抵の輩はノックダウンだ。
肉まん+甘栗あんまんを所望したいところなのだが
「あと10分でお昼ごはんだよ(怒)!」の
ドクターストップで泣く泣く肉まんを1つ。
読み手の方々からすると
肉まん続きでだれてしまいそうなのだが
胃袋に納まった順番通りに
お伝えさせていただくために
今しばらくお付き合いいただきたい。
これが雅秀殿の肉まんだ。
皮の仕上がりはとても素晴らしい。
翌朝、まざまざといろんなお店の
蒸篭の惨状を見たのだが、
我が家の家訓のひとつに
「早朝の肉まん喰うべからず」という言葉がある。
誰もが経験したことのあるであろう
あの憎っくきビチャビチャの肉まんを
回避するための生活の知恵なのだが、
全く対極にあるモチモチしい仕上がりは
何も考えずにむしゃぶりつかせてくれた・・・
まずまずだが私の好みでは究極でない。
餡にはキャベツに椎茸たけのこが練られているのだが、
私の好みは歯を入れた瞬間に口の中に
肉汁が溢れるような肉まんだ。
餃子しかり野菜を入れた餡は
本当に難しいのだが、
ねっとりとしたハンバーグ状の肉まんには
大きな感動を得ることはできなかった。
気持ちを切り替えて
お昼ごはんに旅立つとしよう。
ご馳走様でした。
雅秀殿
横浜市中区山下町134
TEL045-650-5788
10:00~20:00
年中無休
肉まん ¥350
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ▲☆☆☆☆
・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
楽しみにしておりました。
中華街に行くと、どのお店に入ろうかウロウロしていましたが、
これからは、甚平さんの足跡をたどることにしようと思います。
宇都宮の餃子並みに肉まんつづきですね~♪
店ごとに創意工夫があるのでしょう。
続きはお昼???
こんばんは。甚平です。
今回残念ながら行けなかったお店で
おそらく美味しそうなお店なんかも
最後にご紹介しますので、
是非、私を出し抜いてください。
3連休の話を1週間も引っ張るのは
後ろめたいので頑張って更新しますね。
こんばんは。甚平です。
中華街。
肉まんを食べなければいけないような
使命感を持ってしまうような雰囲気がありました。
一番感銘を受けたのはこの日の晩御飯。
mymyzuさん向けなのでお楽しみに。
こんばんは。甚平です。
まだ時間あるから食べちゃえ。
そんな感じで手を伸ばしたのですが
時には我慢も必要だと自分に言ってやりたいです。
夜ご飯を19時に予約しているのに
ランチが14時も問題ですね。
はぁ。病気かも・・・