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コロッケ蕎麦で有名なお蕎麦屋さん。
よし田に行ってきた。
創業明治18年。
お蕎麦の方にはびっくりしたことがないのだが、
その雰囲気には毎回毎回びっくりさせられているお店だ。
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場所は銀座の7丁目。
界隈でひときわ凛とした風格が漂うお店だ。
壁面に掲げられたメニューを見れば
こちらのお店の使い方をご想像いただけるだろう。
そう。お蕎麦を食べに行くお蕎麦屋さんというよりは
酒を飲んで〆にお蕎麦をいただけるお店。
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そう考えればびっくりはしないお蕎麦も
ありがたく頂戴できる。
さすがに真昼間から酒だ肴だという訳にはいかないので
今日のランチはおかわり付きかき揚げせいるを
おかわり含め大盛りで注文させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/76/afed0ad899275ce7e86776d504e36f80.jpg)
こちらがお店の名物コロッケ蕎麦。
同僚の獲物にシャッターを
切らせていただいたのだが、
こちらのお店のコロッケとは
鶏肉のミンチをとろろと卵で揚げた
揚げ真如のことなのだ。
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こちらのお店のかき揚げは初めていただく。
2段重ねの大盛りせいろに
つゆに漬されたかき揚げ。
香り付けにゆずの皮が落とされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c3/e4ac60652c03c8b4e43ce7b012f123d3.jpg)
かき揚げには数個の芝海老が使われている。
つゆには椎茸も使われているのかな。
かき揚げから溶け出す油と
鰹だしにほんのり椎茸の旨みが溶け込むつゆは
具合がとても良い。
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こちらのお蕎麦は5割位だろうか。
毎回感じることなのだが老舗といえども
冒頭の通り蕎麦はとびっきりではない。
旨い蕎麦ならタレなしでもバカバカ食べる口なのだが
蕎麦に力がない以上はしっかりとタレを
いただかせていただいた。
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かき揚げはゆずが香っているからだろうか?
油っぽさを全く感じない。
タレが旨いことと崩れにくいかき揚げであることが相まって
普通な蕎麦もいつも以上にスイスイ入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ac/3db6a66124ef41708678f570e373b4b4.jpg)
大盛り1枚目を食べ終わり
2段重ねの2枚目を恐る恐る覗いてみた。
1枚目と変わらぬそこそこの量がのせられてていた。
まずまずの量の蕎麦を
食べることができたのだがそこは蕎麦。
結局まだまだ満ち足りないまま
食事を終えることに。
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蕎麦が旨い店ならば蕎麦湯を飲むのが定石なのだが
こちらのお店の場合タレが飲みたいので
割り湯が欲しいといった感覚になってしまう。
失礼だがあまり蕎麦の旨みが
凝縮されているとは言い難い蕎麦湯だ。
食べ終えて再度思った。
雰囲気がとても好きなのであって
蕎麦が好きなお店なのではない。
お店同様お客さんの一人一人に
味を感じさせられてしまうあたりが
このお店の魅力なのだろう。
ご馳走様でした。
そば所よし田
中央区銀座7-7-8よし田ビル
℡03-3571-0526
11:30~(L.O.21:30)
土祝 (L.O.20:30)
日曜定休
おかわり付きかき揚げせいろ ¥1,500
(大盛り¥100×2枚を含む)
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆
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