銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 よし田にて「かき揚げせいろ」をいただきます

2007-03-13 17:34:33 | 銀座・築地 蕎麦・うどん

コロッケ蕎麦で有名なお蕎麦屋さん。
よし田に行ってきた。

創業明治18年。

お蕎麦の方にはびっくりしたことがないのだが、
その雰囲気には毎回毎回びっくりさせられているお店だ。



場所は銀座の7丁目。

界隈でひときわ凛とした風格が漂うお店だ。

壁面に掲げられたメニューを見れば
こちらのお店の使い方をご想像いただけるだろう。

そう。お蕎麦を食べに行くお蕎麦屋さんというよりは
酒を飲んで〆にお蕎麦をいただけるお店。



そう考えればびっくりはしないお蕎麦も
ありがたく頂戴できる。

さすがに真昼間から酒だ肴だという訳にはいかないので
今日のランチはおかわり付きかき揚げせいるを
おかわり含め大盛りで注文させていただいた。



こちらがお店の名物コロッケ蕎麦。

同僚の獲物にシャッターを
切らせていただいたのだが、
こちらのお店のコロッケとは
鶏肉のミンチをとろろと卵で揚げた
揚げ真如のことなのだ。



こちらのお店のかき揚げは初めていただく。

2段重ねの大盛りせいろに
つゆに漬されたかき揚げ。
香り付けにゆずの皮が落とされている。



かき揚げには数個の芝海老が使われている。
つゆには椎茸も使われているのかな。

かき揚げから溶け出す油と
鰹だしにほんのり椎茸の旨みが溶け込むつゆは
具合がとても良い。



こちらのお蕎麦は5割位だろうか。

毎回感じることなのだが老舗といえども
冒頭の通り蕎麦はとびっきりではない。

旨い蕎麦ならタレなしでもバカバカ食べる口なのだが
蕎麦に力がない以上はしっかりとタレを
いただかせていただいた。



かき揚げはゆずが香っているからだろうか?

油っぽさを全く感じない。
タレが旨いことと崩れにくいかき揚げであることが相まって
普通な蕎麦もいつも以上にスイスイ入った。



大盛り1枚目を食べ終わり
2段重ねの2枚目を恐る恐る覗いてみた。

1枚目と変わらぬそこそこの量がのせられてていた。

まずまずの量の蕎麦を
食べることができたのだがそこは蕎麦。

結局まだまだ満ち足りないまま
食事を終えることに。



蕎麦が旨い店ならば蕎麦湯を飲むのが定石なのだが
こちらのお店の場合タレが飲みたいので
割り湯が欲しいといった感覚になってしまう。

失礼だがあまり蕎麦の旨みが
凝縮されているとは言い難い蕎麦湯だ。

食べ終えて再度思った。

雰囲気がとても好きなのであって
蕎麦が好きなお店なのではない。

お店同様お客さんの一人一人に
味を感じさせられてしまうあたりが
このお店の魅力なのだろう。

ご馳走様でした。


そば所よし田
中央区銀座7-7-8よし田ビル
℡03-3571-0526
11:30~(L.O.21:30)
土祝  (L.O.20:30)
日曜定休

おかわり付きかき揚げせいろ ¥1,500
(大盛り¥100×2枚を含む)

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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