銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 高田屋で「ゴマ蕎麦」をいただきます。

2006-08-14 17:47:01 | 銀座・築地 蕎麦・うどん
今年は人並みに夏休みを頂戴させていただいた。

父方の親戚がいる長野県上田から帰京する際に、
新幹線の座席を譲った老婆から
お礼にどデカイかぼちゃをいただいた。

聞けば貴重なかぼちゃだそうで
長野県北部の土嬢で作ったかぼちゃは
茹でたては口の中で溶けるほど瑞々しく旨いそうだ。

片手にボストンバック、もう片方にはかぼちゃという
田舎から帰ってきましたルックスで東京都内の電車を乗り継いだ。

自宅に到着してさっそく食べてみようと
包丁を入れようとするのだが、
このかぼちゃの堅いこと硬いこと・・・

若干崩れ気味ですがなんとか調理成功。



老婆の真意はお礼だったのだろうか?
かぼちゃが手に余っただけだったのだろうか?

半信半疑で一口・・・

あっ、あ甘い!

口の中で本当にサァッーと溶けてゆく。

こんなに旨いかぼちゃを食べたのは生まれて初めてのできごとだ。
老婆恐るべし、そしてありがとう。

実はかぼちゃはもともとそんなに好きな食べ物ではなかったのだが
人はこうやって好きなものが増えてゆくのだと肯きながら平らげる。

残暑なお厳しい最中ではあるが、一足早い秋の味覚で
ブログも新規一転頑張ろうと思うのだ。
(国産かぼちゃは8月9月が最盛期ですが・・・)

さて、盆休みで河岸も休みということもあり
昨日の昼飯に困ったお話を・・・

同僚といくつか候補店をリストアップして向かうのだが
行く店、行く店「本日休業」の張り紙が。

魚系は休みの影響がすぐに味に出るので、
結局落ち着いたのは「蕎麦にしよう」であった。



昭和通り沿い、銀座3丁目に「高田屋」なる蕎麦屋がある。
なんでもゴマ蕎麦というルチン+ゴマの健康メニューが
主力だそうで、前評判はそんなに悪くないとの評価であったが
その実力はいかに・・・



地下に向かって階段を下りるとエントランスが。

日替わり定食(蕎麦+照り焼き丼)を決めゼリフで注文。



真っ黒い。



伸びないうちに蕎麦からいただく。



五~六割の蕎麦にゴマを交ぜているのだろうか?
コシは合っても蕎麦粉の香りもゴマの香りも薫らない。
どちらかに偏っても個性があったほうが良いのかもしれない。



そして照り焼き丼を。

読み通り。外れない。
御飯の炊き具合も丁寧でレタスと鶏を一緒にかっ込める。

蕎麦湯を見るとやはり透明に近い。
どロッとろの生蕎麦の蕎麦湯に慣れてしまうとある程度
蕎麦湯の濃さで小麦粉のバランスが測れるようになる。

信濃での蕎麦三昧生活を懐かしみながら
ご馳走様でした。

銀座 高田屋
日替わりランチ(ゴマ蕎麦+照り焼き丼)
¥930(蕎麦大盛り¥150を含む)

甚平満足度 ★★☆☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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