![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3f/58e2e818b065a721eade09416110a980.jpg)
立ち飲み屋の新しい店を見つけたなんて話は
今の時代ではたいした話題にもならないものなのだが、
渋谷に串カツの立ち飲み屋ができた!
なんて言い方をしたのならば、
関西出身のお兄様やお姉さまの
鼻息も荒くなるのだろう。
場所は渋谷の東口の歩道橋の反対側。
以前、東京トンテキという
ボリューム満点な豚焼きのお店をご紹介したことがあるが、
そちらのお店の1階部分が今回のお店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/94/867894fa62a8f47b3f732b944a17083f.jpg)
4月の中旬にオープンしたのは知っていたのだが、
ランチタイムに串カツ入りのカレーやらを
提供していると聞いても、
どうにもそういう気分にはならなかった。
日中かいた汗を麦汁で補給する。
立ち飲みの串カツの使い勝手とは
そんなものなのだろう。
店に入ってまず気が付いたのは
社員と思しき2名を除いては
作業があまり板についているとは
言い難そうなこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/23/188fc33b6b7e047da12990e8d5038e45.jpg)
メニューに目をやっていると
キャベツを持ってきた。
関西の事情や新世界のことをよく知る方ならば
こちらのお店の「ソースの2度ヅケ禁止やで!」の言葉は
随分と可愛いなぁと笑われてしまうのかもしれないが、
関東モンからすると、この可愛らしい表示のコピーも
十分に新鮮に映るのだろう。
(何を関東モンが偉そうに・・・)
ソースや醤油を好まない私も、
こと、お好みちゃんや串カツ屋になれば話は別。
久しぶりにポリポリやらせていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/05/6e8bd96cd23a488539edca5a7888c486.jpg)
こちらのお店のメニューは
串カツは一部を除いて1本¥120。
牛、鶏、ウインナー、玉葱、なすの5本セットが¥580。
そいつにいか、きす、紅生姜が付いた8本セットが¥920。
大阪名物のどて焼きは¥140だ。
ビールはラガーの生が¥500。
ドライの中瓶が¥580。
サワー¥380。ホッピーが¥450。
焼酎は一刻者などの
どこの酒屋でも置いているものが5種類ほど。
あえてありきたりな焼酎をセレクトして
庶民の娯楽っぽさを演出していると考えるのは
考えすぎなのかも知れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/21/3179f1ac72d43c5d53d4e83e2519db5c.jpg)
注文したのは5本セットに生。
それからどて焼きだ。
晩飯前のちょい呑みには
こいつと黒ホッピーを引っ掛けるくらいが
丁度良いのだろう。
写真は強制連行したゴン太と2人前なので悪しからずだ。
まずは牛カツをガブリと・・・
肉質はまあまあの部類。
カウンターの目の前で次々と揚げているのを見ていると
衣を付ける前の粘り気から芋を使って
揚げているのが判った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3e/2edfcf1c72ba32ccf1a3590f76095859.jpg)
ウインナーは赤い。
魚肉っぽい食べ口といい
色の悪さといい、懐かしさと雰囲気を醸し出すのには
うってつけなものなのだと前向きに解釈した。
客単価¥1,000ちょいのこのお店ならば
文句を言うのはお門違いなのだろう。
もちろん他に安くて素材にも拘ったお店が
世の中には沢山あるのは事実なのだが、
渋谷の真ん前に大阪文化の匂いを
ちょいとだけ嗅がせてくれるお店が
できたことの方が嬉しいのだ。
阪神巨人の構図なのか
意外と東京モンが大阪に遊びに行く機会は少なく感じる。
いか焼き、葱焼き、どて焼き、お好みちゃん。
ニッキ水は好きにはなれなかったが、
元祖喰い倒れの街は知れば知るほど面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/48/0dc224c978f3243755a8bd890789108d.jpg)
時間差でやってきた茄子と玉葱。
茄子はどっぷりと油に浸かっていたので
串は見ため以上に熱々の仕上がりだ。
キャベツを手袋代わりに串に巻き付け
ソースに漬してバクリとやる。
旨いのだ。
酒の肴は下世話な会話とちょっとばかしのつまみ。
帰り際にサッと入って一杯だけやってさっと出る。
どうしても深く深く呑んで仕舞がちな今日この頃には
ごくごく新鮮な感覚を植え付けてくれるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9c/eba9475c2f898c4f88e968f9b06c8562.jpg)
最後にやってきたのがどて焼きだ。
白味噌仕立ての関西のどて焼き。
この絵は色々な議論の対象なのだろう。
私が始めて食べたどて焼きは新世界で食べた
八丁味噌仕立ての名古屋系のどて焼きだった。
どて焼きと書かれたこの品も
色々なお店で食べてゆくとどて焼きと言うよりは
どて煮だったことに後から気付かされた。
確か3軒目のお店だったかなぁ。
串打ちした白味噌仕立てのどて焼きを食べた際に、
店主から「ホンマもんは串打ち白味噌が基本やで!」と
どて焼き歴僅か3時間の甚平青年は教えられたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3f/58e2e818b065a721eade09416110a980.jpg)
私は体型の都合上、
八丁味噌仕立てのどて煮の方が
好みだったりもするのだが、
そいつは名古屋だと突き放されてしまうのかもしれないが
お店の親父に教えられた情報以外にも
教育して欲しいものだと懐かしがりながら
考えさせられてしまった。
ご馳走様でした。
でんがな
〒150-0002
渋谷区渋谷2-22-10タキザワビル1F
TEL03-5468-2600
11:30~23:30
年中無休
5本セット ¥580
どて焼き ¥140
生 ¥500
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★▲☆☆☆
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
「に」にアクセント置いて読んでください。
関西出身の癖にどて煮もどて焼きも染み付いてない関西人でんがな。
東京トンテキの1階こんな風に変わってしもたんやね。
そんな店が出来たらいっぺん行かなあかんがな。
そんでもって黒ホッピー!ぶわーっと飲んで
串カツぐわーっと食って
さっさとうち帰らんとお母ちゃんに怒られてまうがな。。。
そんで酒臭い息で娘に頬ずりして嫌がられるのが関の山や!っちゅうとこやがな。。。
え? 今日のお勘定???
1千220万円~♪♪♪
おはようございます。
関西へ行くと標準語で返すのが申し訳なくて
変な神戸弁になってしまう甚平です。
変な関西弁での切り返し、
嫌やわとよく言われます。
1千220万円~♪♪♪
ホントに言っているから
西方のパワーにただただ驚くばかり
なのでした。
私、大阪(服部)生まれでも育ちは北摂地区の方なので
あんまり南のネイティヴではございません。。。
どちらかというと神戸に近いものがありますね~♪
こんにちは。甚平です。
東京に出られた西方の方が集うような
どて焼きの名店は東京にあるんですかねぇ?
私は新世界の衝撃が忘れられなくて
新橋やら新宿のしょんべん横丁やらを
ウロツきはするものの・・
これだ!というお店には未だに出会えません。
へとへとのどて煮。
喰いたいなぁ・・・