銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 「謝謝」で中華をたっぷりいただきます

2006-07-28 14:36:52 | 銀座・築地 中華



銀座のはずれにある「謝謝」という
中華料理屋を皆さんはご存知だろうか?

場所は銀座と言うよりは完全に新橋なところにそこはある。

銀座のはずれ、リクルート本社ビルから新橋土橋口へ
向かう僅かな距離。まさにガード下と呼ぶにふさわしい
アダルトショップの並びに、間口2m程の白いお店が
ひっそりと佇んでいる。

こちらのお店の面白いところはなんと言っても、
食べ物のメニューがないことだ。もしかしたら
あるのかもしれないが、そういった客は見当たらない。

辛さの好みを告げ、食べ物の1人あたりの予算を告げれば、
季節の旬菜を使った様々な料理を用意してくれるのだ。

お店のスタイルや構造上、
2人もしくは4人で行くのが望ましいだろう。
今回、できた同僚が報奨金でご馳走してくれるということで、
ぞろぞろと5人でお邪魔した。



最初にでてきたのがコレ。
なんじゃこりゃと思いきや麺ではなくて、

なんと豆腐だ。

下味がしっかりついているうえ、
豆腐の癖に麺に近い食感があるのだ。

完全に心を鷲掴みにされた。



このきゅうりの味付けは門外不出なのだろう。
ゴマ油、にんにく、塩プラスアルファで
しょっぱ辛旨く味付けされていて、
ビールがすすむすすむ。







矢継ぎ早に次々と登場する前菜たち。

知り合いに中華の料理人がいるのだが、
中華の料理人はその店の力量を測る際に
塩モノメニューを頼むそうだ。

塩モノはごまかしが利かなく良い素材か、
良い塩加減か一目瞭然に丸解りするというわけだ。

塩モノばかり注文されると、同業かライターかどうか
勘ぐってしまい、ついつい力が入ってしまうなどと
ぼやいていたので、中華を食べに行った際には、
塩モノだけ頼んでみるのも面白い。

もし素材が豪華になっていたり、
量が多かったりしたら完全に作戦勝ちだろう。

まぁそんな甘い話はなかなかないだろうが・・・

この店の塩加減はというと利かせるモノ、
利かせないモノのメリハリがはっきりしていて、
非常に旨く感じた。



ゴーヤの苦味をいつも以上に感じたのは塩加減の賜物か。
海老との相性も抜群で、変わったものでは揚げ餅が入っていた。



料理も醤系に移り変わりビールから紹興酒へスイッチ。
痴話ばなしも佳境へ・・・





しばらくして、麻婆豆腐と一緒に銀絲巻(ぎんしまき)
というパオが運ばれてきた。麻婆豆腐をこちらと一緒に
お好きなようにということらしい・・・



パオをちぎって麻婆豆腐を詰め込んで一口。

旨い・・・

豆腐とパオのあかちゃん肌な食感と麻婆のコクが絶妙だ。





締めには焼きそばと冒頭の豆腐を合わせた冷麺が。

「青唐辛子はそんなに辛くないのでおひとつずつどうぞ」
とのことだが、砂糖漬けの青唐辛子といえどもやはり
青唐辛子の子は青唐辛子。

おっ辛くないじゃん・・・ん、どっひゃーな辛さで、
後から込み上げてくる刺激が普段とは違った汗を
引き出してくれる。

そんなかんやでお腹の方もいつも以上にパンパンに。
いつも以上に痴話ばなしがエスカレートしていたのも
美味しい料理の賜物だろう。

できた同僚よありがとう。お店の方にはご馳走様でした。

先日の晩餐
新橋 謝謝
もろもろ食べて1人2,500+ビールと紹興酒
甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★★

※今回フラリと入店できたが予約を入れた方が良いそうだ

謝謝
東京都千代田区新橋1-13-3
03-3591-0558
営業時間 11:00-14:00, 17:00-22:00 (日祝休)

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント&トラバありがとうございます。 (ケイスケ)
2006-07-30 22:24:48
どれもおいしそうですね。

銀座に行く機会があればぜひいきたいですね。

それでは応援ポチ♪
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