さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

天覧山で岩トレをし、帰宅したらゆったりと湯船につかる。これが僕の火曜日の過ごし方。今も全身の筋肉疲労が心地よい!

2020-10-13 23:54:49 | 僕の自由時間
火曜日はさっちゃんが1日デイサービスへ行く日。
僕にとっては大切なリフレッシュする日です。

今日のさっちゃんはなかなか起きてくれませんでした。
僕はひとりで早めに朝食を食べてしまいましたが、さっちゃんは起き出て来ません。
3度目くらいに起こした際には、ほんのちょっとだけ強引に起こそうとしました。
さっちゃんもあまり抵抗せずに起きてくれましたね。
すでに朝食を食べる時間は無くなっていました。
着替えをし、髪の毛を梳き、トイレに行って、ちょっとだけ飲み物を飲んでもらえたころには出かける時間になっていました。

さっちゃんが予定通りに出発してくれましたから、僕も予定通りに出発できます。
天覧山までは家から20分ほど歩き、電車にも20分ほど乗り、岩場まで35分ほど歩けば到着です。
岩場で2時間ほどトレニングして、家へ帰るんです。
家では1時間弱お風呂に入って、湯船にも2回、長く浸かります。
今、このブログを書いている夜遅い時間ですが、心地よい筋肉疲労にひたっています。
日常の老老介護の疲れを自分の好きなことをする筋肉疲労で癒せるのですね。

昔、会社勤めを数年間したことがありましたけれど、その時のリフレッシュ法も同じでしたね。
月曜日から金曜日まで毎日毎日残業が続いた多忙な週でも、半ドンの土曜日に大きなザックを背負って会社に行っていました。
半ドンとはいえ、残業をしてから夜の新宿駅に駆けつけるのです。
急行アルプス号という名称だったでしょうか? 夜行列車がありました。
登山者が駅のホームに大勢並んでいました。
夜行日帰りなら八ヶ岳、1泊出来るのなら北アルプスや南アルプスでした。
上野駅に駆けつけることもありました。
昔は夜行の長岡行だか越後湯沢行だかがあったんです。
下車する駅はたいてい土合駅。
はそのまま谷川岳の岩場や沢へ向かいます。
は土合駅待合室でちょっとだけ仮眠しますから、その待合室の良い寝場所を確保するために何百段もの階段を競争して登るんです。
僕のお師匠さんはその時50代後半でしたから、当然僕が階段競争をします。
5番以内にはいつも入っていたと思います。

そんな風に週末を過ごすと、いくら若くても疲労困憊のこともあります。
日曜日の深夜に帰宅することもしょっちゅうでした。
肉体的にはいくら疲労の極致でも、翌週からはフレッシュな気持ちで仕事に向かうことが出来ましたね。
仕事の疲れは、残業続きで肉体的疲労ももちろんありますけれど、そのメインは精神的疲労です。
山に没入して世間的な煩わしさをすべて忘れ去ることで、精神的疲労は消え去ってしまうんです。

今の僕にとっての天覧山、たった2時間の岩トレですけれど、本当に貴重なリフレッシュタイムなんです。
今日もいつもと同様のメニュー。
・1往復のトラバース
・2往復のトラバース
・8往復のトラバース

もちろん最初と最後、それぞれの間では柔軟体操やストレッチも行います。
先週より1つ増やした8往復でしたが、余裕を持って成功させることが出来ました。


▲今日も天覧山最下部岩場は僕ひとりだけ。まだ蚊もたくさんいますけれど、さほど攻撃性の強い蚊ではないようですね。


▲地面すれすれのトラバースは岩場の左端が核心部。岩場が少し前傾していますから、体幹の筋肉を使ってお尻が落ちないよう保持しないといけません。先週もひとつカチホールドの写真を載せましたけれど、そのひとつ右隣りのカチホールドがこれ。これくらいのカチホールドが続きますから、少し前傾しているとはいえ、それほど難しくはありません。RCCⅡグレードで5級くらいかと思います。

夕方、さっちゃんが帰って来ました。
今日のさっちゃんはいつもより不活発だったようですね。
昼食も半分は食べなかったようです。
水分も500ccほどだとか。
このデイサービスはよく水分を摂らせてくれるのですが、いつもは700ccほどなのに、今日は少なかったようです。
まあ、家で僕が飲ませようとしてもそんなに飲んではくれません。
何か飲んでもらうためのいい方法でもあるのでしょうか?
おしっこも一度もしなかったそうです。
1日いるわけですから、いつもは1度や2度はおしっこするんですけどね。

家でもトイレに入ってもらいました。
数分間待っていると、おしっこが出ました。
これで安心して散歩に出かけられます。
日没が早くなりましたから、家に戻るころはすでに夜です。
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