さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

先週の面会の報告です。今週は面会の予約が取れませんでした

2024-04-23 23:14:56 | 面会

4月17日(水)にさっちゃんとの面会に出かけました。

さっちゃんからは声がほとんど発せられなかったので、何となく寂しいですね。

目を開けてくれるのも少なかったです。

▲15:05。時々、さっちゃんは目を開けてくれます。この写真を撮った時は、何故だか少し顔が斜めに向きました。何か気になることでもあったのでしょうかね。

 

この日は洗濯物も届け、受け取りもしました。

4月21日(日)にも洗濯物を授受しました。

その後は天気が悪くて、洗濯できていません。

23日(火)は洗濯物を受取るだけでした。

今、家には2回分のさっちゃんのまだ洗濯してないのが溜まっています。

 

23日は玄関ロビーに顔馴染みの看護師さんがいました。

なので、聞いてみました。

「直接会って面会できるのは何時頃になりそうですかね?」

「インフルエンザも収まって来ましたよね。コロナはどうでしょう?」

看護師さんは期待を込めて言ってくれました。

「来月中にでも、そうなるかもしれませんがね」

「そうなればいいですね」との思いがこもった発言だと思います。

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雨の日の面会、さっちゃんは前の週より目も瞑ることが多く、声もあまり発しませんでした

2024-04-12 12:07:09 | 面会

4月9日(火)、さっちゃんとの面会です。

朝から雨が本降りでしたが、予報では午後3時くらいから雨が上がることになっています。

いつも通り自転車で行けるか、歩いて行くか、それともタクシーか、ギリギリの時点で判断が必要になりそうです。

気象庁のHPで「今後の雨」を見ていると、午後2時くらいには雨が上がりそうです。

ですから、僕はひとまず自転車で行くことにしました。

出発前になって、雨具を着ていくか、それとも雨の時だけ自転車を押して行くか、決めることにしました。

 

2時前からは、気象庁の「雨雲の動き」をチェックします。

これは5分おきの雨雲の動きを1時間後まで予測するもの。

ただ、それほど正確に5分おきの雨雲の位置が予測できるわけもなく、信頼し過ぎてはいけません。

自転車で大丈夫そうな予報になったので、2時半前に家を出ました。

「雨雲の動き」では雨が降っていないはずなのに、ほんの少しですが雨が降り続いています。

霧雨程度ですから、薄っすらと濡れる程度で、びしょ濡れにはなりません。

充分に傘無しの自転車で行ける程度の降りです。

 

▲15:07。この日のさっちゃんは先週よりも目を瞑っていることが多かったですね。ほんの時々しか目を開けてくれませんでした。この写真ほど目を開けたのは一瞬でした。声を発することも少なくて、僕としては寂しかったですね。

 

「さっちゃ~ん」

「今日は雨だよ~。サクラの花が散っちゃうよ~」

「さっちゃんはサクラ見たのかな~」

桜の話題が多かったですね。

時間はすぐに過ぎてしまいます。

 

終了後、窓口で洗濯物外注の中止をお願いしました。

僕もそろそろ体力的にも自分で出来そうな気がしています。

2日後の11日には、次の面会日の予約をしました。

それと、洗濯物を受取りに行く日も告げました。

さっちゃんの服を再び洗濯できるようになって、嬉しいですね。

 

ちなみにI老健からの帰路ですが、往きよりは雨は弱まっていました。

ところが、気象庁の「雨雲の動き」では本降り状態が続いていました。

この予報はあくまでも「雨雲の動き」であって、雨の予報ではないようですね。

上空に雨雲があっても、地上にまで雨が必ず届くわけではありませんからね。

どちらにせよ、自転車でほとんど濡れることなく往復できて良かったです。

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さっちゃんと一緒に歩いている気分でお花見散歩しました

2024-04-09 11:22:03 | 散歩

多摩川土手はあちらこちらに桜並木が植えられていて、花見スポットが豊富です。

こちらへ引っ越してきて以来、ほぼ毎年さっちゃんと二人でお花見をして来ました。

お花見と言っても、散歩をしたり、レジャーシートを敷いてお昼ご飯を食べたりするだけですけれどね。

 

2021年3月29日14:35。この年がさっちゃんと二人での最後の花見散歩の年になってしまいました。この年の暮れに家の中で転倒し、大腿骨転子部骨折。歩けなくなったり、誤嚥性肺炎を繰り返したりするようになったのです。この写真の前の年くらいからさっちゃんから笑顔が消えていました。自分の意志を伝えられなくなっていましたから、何か苦しさを抱えていたのかもしれませんね。でも、その後一時期笑顔が復活しました。今はまた消えてしまっていますけれど。

 

4月7日の日曜日、僕は独りで花見の散歩に出かけました。

独りですけれど、さっちゃんと二人で歩いている気分で、さっちゃんと語らいながら歩きました。

 

▲13:25。散歩に出かける前に、我が家の桜を観賞。ベランダからこんな感じで見えますから、我が家の桜と呼んでいます。

 

▲13:43。散歩の途中の草っ原の広場にタンポポが何百と咲き誇っていました。さっちゃんとも絶対に一緒に見ていますね。

 

▲13:51。青空バックにソメイヨシノが輝いています。

 

▲13:57。さっちゃんがいれば、菜の花と桜の間に立ってもらうのですけれどね。

 

▲14:08。コロナの影響でしょうか、「桜祭り」は行なわれていませんが、人々は例年と同様に楽しんでいます。最初のさっちゃんの写真と同じ場所です。

 

▲14:28。団地の11階まで上って写真を撮りました。さっちゃんと二人でよくここに来たものです。川はもちろん多摩川です。

 

さっちゃんとの散歩コース、いつもの基本周回コースにも花見スポットがあります。

翌日の4月8日(月)、雨の一日でしたが、夕方に雨の止む時間があったので、散歩して来ました。

 

2021年4月1日17:05。「基本周回コース」が多摩川土手から離れるところにある桜並木。

 

▲16:30。雲に覆われた空に桜の花びらの白が溶け込んでしまっています。上のさっちゃんの写真と同じ場所の桜です。

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N子さんと二人で面会して来ました。S田さんとの面談も3ヶ月ぶりです

2024-04-03 17:25:16 | 面会

4月2日(火)、先週に引き続きさっちゃんとの面会が出来ました。

このペースが続いて欲しいと思います。

この日はさっちゃんの妹のN子さんも来てくださいました。

僕の入院中も含めて、N子さんは2回ほど面会予定が流れてしまっています。

N子さんにも久し振りにさっちゃんの顔を見てもらえて嬉しいです。

 

さっちゃんが降りてくる前に、スタッフさんがこんな風に言っていました。

「眠たそうにしています」

もちろん、そんな日もありますよね。

 

▲15:00。確かに、さっちゃんは目を瞑った様子でここまで来ました。N子さんが通話機で話しかけます。完全な座位姿勢を長くは保てないさっちゃんですから、目線も上向きなのは仕方ありませんけれどね。頭の後ろに何か置いて、視線がもう少し下がるようにして欲しいですね。

 

「さっちゃ~ん」

「今日は暖かいよ~」

「桜も咲き始めたよ~」

「一緒にお花を見たいね~」

N子さんと僕とでさっちゃんにいろいろと話しかけます。

すると、さっちゃんは

「あ~~~」

「お~~~お」

などと、先週の時以上の大きな声で応えてくれます。

声の大きさは体調の良さにも直結していると思うので、嬉しいことです。

 

▲15:04。最初は閉じていた目も開くことの方が多くなりました。写真はいちばん見開いている状態ではありますが、視線は僕たちの方に向けられているようですね。

 

さっちゃんが眠たそうにしていると言われていたのですが、ほとんど目を開け続けてくれました。

もちろん、大きな瞳をパッチリと、まではいきませんけれどね。

薄く目を開け続けてくれていました。

僕たちの語り掛けに対して応えてくれているように感じました。

もちろん、それはこちらの勝手な思い込みだと言うことは分かりますけれど、そのように感じられるのも事実です。

僕や妹のN子さんのことを覚えているんだと思いたいですね。

 

面会時間は無情に早く終了します。

S田さんとの面談までN子さんといろいろとお話しました。

 

相談員のS田さんとの面談も1月以来ですから、3ヶ月ぶりです。

さっちゃんの状態を報告してくれるのです。

体調自体は安定しているそうですね。

1月の面談以降のさっちゃん及び周辺の出来事と言えば、

1月17日:同室者がコロナ感染、さっちゃんも抗原検査すると陰性、念のため部屋は隔離。

2月29日:体熱感あり、37.1℃。

2月下旬~3月12日:コロナ感染予防対策の一環でリハビリを一時的に中止。

          その間は拘縮傾向にあったが、その後戻りつつある。

これくらいで推移しているので、穏やかな暮らしぶりと言えるでしょう。

 

両腕の拘縮に改善は見られないようですが、右足は少し改善がみられるようです。

体温や血圧も安定して、一定水準を保っているようです。

意味は不明ながら、言葉(音声)もよく発しているそうですし、スタッフの皆さんも話しかけてくださっているのでしょうね。

 

ところで、面会のルールが変更になりました。

これまではS田さんが前もって面会予約を入れてくれていました。

今後は毎回電話で予約申し込みをすることとなります。

恐らく面会希望が多かったり、時間が重なったりするケースがあるからなのでしょう。

条件を同じにし、平等を保つために申し込みの方法を同じルールにしたようですね。

 

「さっちゃんに桜を見せてあげることは出来るでしょうか?」と、聞いてみました。

S田さんも、そうしてあげたい心持ちが表情に溢れています。

でも、確かなことは言えませんから、口を濁すしかないようです。

さっちゃんは何年間桜を見ていないのでしょう?!

 

洗濯物についてもS田さんが聞いてくれました。

「まだ、それだけの体力の余力がないのです」と僕は答えました。

でも、そろそろさっちゃんの洗濯物を僕自身で洗いたいものです。

この日も面会と面談で疲れたせいか、夕方6時前にちょっと横になるつもりで布団に入ると、目覚めたのは10時過ぎでした。

夕食を食べるかどうか迷いましたが、空腹感はあったので少し食べました。

食後、ちょっとだけ横になるつもりでしたが、目覚めると朝の5時。

以前はこんな感覚で布団で横になっても、30分とか1時間で目覚めていたのですが、今はこんな具合です。

肉体が睡眠を求めているのでしょう。

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退院後初めて、ほぼ7週間ぶりの面会です

2024-03-28 12:54:25 | 面会

一昨日の3月26日(火)、実に久し振りの面会が実現しました。

先月の2月8日(木)に面会して以来、僕は12日入院した訳ですが、I老健は面会できない状況に陥りました。

コロナ感染者が出たせいです。

2月28日退院し、3月5日(火)には面会できると思っていたら、またまた面会は出来ず。

さっちゃんの妹さん達も2度ほど面会できるつもりで準備してくださったようですが、それもふいになりました。

 

そしてやっと巡って来た、さっちゃんとの面会。

一昨日はは朝から本降りの雨でした。

どうやって行こうかとちょっと悩みました。

雨具を着て自転車で行くか、歩いて行くか。

電車で行く選択肢はありません。

ひと駅しか電車には乗りませんから、駅までの歩きと駅からの歩きを足すと、全部歩くのとさほど変わらないのです。

これまでなら、雨具を着て自転車で行ったと思います。

でも今は、体へのダメージが心配ですから、それはやめました。

当然、歩くのも論外です。

 

選んだ方法はタクシー。

まあ、仕方ないですね。

でも、快適です。

自転車なら30分もあれば行ける距離をタクシーは2800円かかりました。

こんなお金の使い方は有意義です。

 

I老健に到着し、3時を過ぎると、上の階からさっちゃんの車椅子が降りて来ます。

エレベーターのドアが開くと、さっちゃんの姿が。

▲15:06。口をモガモガと動かすので、マスクが下がって来ますね。

 

この日のさっちゃんはまずまず目を開けていてくれました。

それほどパッチリとは開きませんでしたけれど、長く薄く目を開けてくれていました。

「あ~~、う~~」と、時々声も発します。

「さっちゃ~ん! 久し振りだね~」

「今日は朝から雨だよ~」

「もうすぐ、桜の花も咲くよ~」

「僕は少し前まで入院してたんだよ」

「でも、もう大丈夫だよ」

・・・・・・・・・・

 

無情な時間はたちまち経過してしまいます。

いつ頃からだったか、さっちゃんから表情も失われて来ています。

期待は出来ませんし、していないのですが、ほんの僅かでも笑顔の表情が浮かべばと期待しているのです。

でも、当り前のことですが、その期待は裏切られます。

まあいいです。

さっちゃんの体調が変わりなさそうなことが分かっただけで十分です。

 

帰りは雨の中、駅まで歩きました。

電車では帰らず、駅前から出ているコミュニティーバスで帰りました。

この方が自宅の近くまで行ってくれるからです。

バスで待つ間に、銀行でお金をおろし、お菓子を買ったりしました。

 

僕としても退院後初めての面会を無事に終了することが出来ました。

まだ何となく疲労感が以前よりはあります。

入院前にさっちゃんの洗濯物を外注に切り替えましたが、まだそのままです。

もう少し、自分自身の日常生活を余裕で行なえるようにならないと、洗濯も自宅には切り替えられないと思います。

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面会停止はまだ続くようです。さっちゃんにお土産を届けました

2024-03-02 11:59:53 | 介護老人保健施設(老健)

昨日の午後2時23分、I老健から電話が入りました。

内容は予想したとおり、面会できない状況がまだ継続することです。

本来なら来週5日の火曜日が面会日でした。

ですから、その日はまだ駄目です、との連絡が入った訳です。

僕はその電話で退院したことと、その日の夕方までにさっちゃんへの届け物をしに伺うことを告げました。

 

I老健まで自転車で行くことが出来ました。

こんなに早く、自転車に乗れるとは思っていませんでしたから、タクシーやバスと歩きで行くとばかり予想していました。

左足はまだあまり力が入りませんから、サドルを下げ、6段変速の4から3に下げて走りました。

凄くゆっくりとしたスピードです。

以前なら25分もかからなかったのですが、30分以上かかったと思います。

でも、これで退院後も何時でも自由にI老健へ行くことが出来ます。

 

I老健へはさっちゃんへのお土産を届けに行きました。

お土産と言ってもお菓子やお酒ではありません。

僕が入院していた病院の介護ショップで購入したものです。

下着のシャツ2着と薄くて小さな毛布のような膝掛けです。

下着のシャツは何と! 前開きだけでなくて、肩開きなんです。

両腕が拘縮気味のさっちゃんにとっては腕に負担なく着たり脱いだりしてもらうことが出来ます。

 

I老健の看護師さんがロビーまで出て来て、僕の退院を喜んで下さいました。

嬉しいことです。

 

その時はまだ、洗濯物の件については話しませんでした。

入院前から洗濯は外注することにしていました。

それを再び元に戻して、「自宅で洗濯します」とは言いませんでした。

僕自身がまだ自宅での生活に自信が持てていないからです。

もうしばらく自宅生活を続けて、余裕が出来てからさっちゃんの洗濯物を自分で洗うことにしたいと思います。

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入院中の僕にI老健から電話が入りました

2024-02-19 20:32:31 | 面会

今日、2月19日2時16分、I老健から電話が入りました。

気も付かなかったのですが、気付いたとしても病室では電話での会話は禁止です。

ちょうど点滴中でもありましたしね。

点滴も終了し、3時28分、電話室からI老健へ電話しました。

 

何となく用件がなんだかは感じ取れていたので、心配はしていませんでした。

案の定、I老健でコロナ患者が発生したので、明日(20日)面会は中止になります、と言うもの。

再開されたら電話連絡するということですが、来月5日の面会日も中止になる可能性が高いかな?

どうあっても、5日までには退院していて、面会に行こうと思っていましたから、凄く残念です。

でも、退院はして元気になって、面会再開されたら行けるようにしておきたいものです。

 

僕の手術は予想外に上手くいったみたいです。

僕に関する情報はこちらから。

僕の左足大腿部の粘液型脂肪肉腫は19cm (goo.ne.jp)

当初の入院3週間という予定も早まりそうです。

本来なら、5日の面会日にも余裕で参加できそうでしたのに。

 

今日、さっちゃんの下着のシャツを買いました。

病院内の介護ショップで購入したのです。

前開きは当然ですが、なんと! 肩開きもするんです!

ですから、両腕が拘縮気味のさっちゃんでも楽に着脱できます。

取り寄せだったので、まだ届いてはいませんけれどね。

いちばん欲しかったものが見つかりましたから、明日以降は一品一品じっくりと見たいと思います。

 

今回の入院生活にはさっちゃんが使っていた短めのを持って来ています。

食事のたびに、さっちゃんのことを思い浮かべることが出来ます。

退院したら、さっちゃんが20数年前大怪我をした後で最初に登った山を、僕も最初に登ろうと思います。

さっちゃんはその時、両松葉杖でしたけれど、僕は普通に登れると思います。

ストックを1本くらい持って行くかな?

さっちゃんが使っていたストックを。

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1ヶ月ぶりの面会、これから再び1ヶ月は面会できません

2024-02-08 22:42:25 | 面会

先週、面会再開について電話で聞くと、「7日から可能になると思います」とのことでした。

ですから、6日面会申込みを電話でお願いしてみました。

本来ならば、6日の火曜日が面会できる日だったのです。

これまでなら、予約表を確認するのでしょうが、すぐに「では〇日の△時に」と返事が返って来たものです。

ところが、「あとで連絡しますね」との返答。

その日に連絡が来るかと思いましたけれど、結局その日には連絡がありませんでした。

そして、昨日7日の午後、「8日の14時30分に面会できます」と、連絡が入ったのです。

面会が出来なかったのは他の方々も同様ですから、面会の要望が集中しているのだと思います。

相談員のS田さんは僕が12日から入院することを知っています。

なので、その前に1度は面会を実現してあげたいと考えてくださったのだと思います。

有難いことです。

もしかしたら、どなたかの予約を別の日に代えてもらったのかもしれません。

そうであれば、その方にも感謝ですね。

 

K子さんにも面会が決まったことを連絡していました。

そして、来てくださることになりました。

2時半にI老健に到着すると、K子さんはすでに到着していました。

僕は入院前最後の洗濯物を届けます。

以降のさっちゃんの洗濯物は外注となります。

 

▲14:40。さっちゃんの様子はこれまでと変わりはありませんでした。目もこれまでと同様、時々しか開けてくれません。ただ、これまでと違って頭をよく動かしていました。動かすと言っても数センチですけれど、これまでにはなかったことです。僕やK子さんの方を見てくれる時も、視線だけを向けるのではなくて、頭ごと顔をこちらに向けてくれます。(もちろん、僕がそのように感じているだけかも)

 

▲14:41。ガラス越し、通話機を通じての面会。まどろっこしいですね。さっちゃんはほんの時々ですけれど、「あ~~、ヴ~~」と、声を発してくれます。「そうそう。もっと喋ってごらん」。前回とかの声よりも、少し大きな声だったようです。

 

僕は長らく入院しますけれど、面会はしばらくは混み合っているようです。

月に2回という基本ルールに戻るようです。

次回の面会日は入院中で、K子さんが面会に来てくださると思いますが、次々回には退院して、僕が面会に行けるようにしたいものです。

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1月9日を最後にさっちゃんとの面会が出来ていません

2024-02-05 23:53:50 | 面会

1月9日(火)に今年最初の面会がありました。

翌週の16日(火)もK子さんと共に面会に行く予定でした。

しかし10時12分、I老健から電話が入り、面会が中止になったのです。

理由は、入所者の中にコロナ感染者が発生したからです。

感染理由は分かりませんが、正月休みに自宅へ戻り、そこで感染したのかもしれませんね。

翌週の23日(火)の面会は中止になりそうだとは思いましたが、30日(火)の面会は出来るだろうな、と思っていました。

ところが、30日中止、さらに6日(火)中止となってしまいました。

感染者は個室で隔離はされているそうですが、どんな状況なんでしょうね。

さっちゃんには問題は及んでいないそうですけれどね。

7日からは通常に戻ると思いますから、そこで面会予約をしてみたいと思います。

入院前に一度はさっちゃんの顔を見ておきたいですからね。

入院前に一度、面会が実現しても1ヶ月ぶりの面会です。

僕が入院しますから、退院後の面会も再び1ヶ月後になってしまいます。

寂しいですね。

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2週間ぶりにさっちゃんに面会し、その後、S田さんとの面談では僕のがんを報告しました

2024-01-11 22:35:13 | 面会

年末年始の期間はI老健も休日体制です。

面会も出来なくなります。

新しい2024年最初の面会1月9日(火)でした。

クリスマスの日に面会して以来ですから、15日ぶりの面会ですね。

 

エレベーターの扉が開き、車椅子でこちらに向かって来たさっちゃんの様子は昨年と変わらないようです。

「さっちゃ~ん、こんにちわ~」

「もう2024年だよ。明けましておめでとう!」

「さっちゃんは元気でしたか~」

僕から一方的に話しかけ続けます。

さっちゃんも少しかすれた小さな声「あ~~、ヴ~~」と喋ってくれます。

「そうそう、もっと喋ってごらん。あ~あ~」

「今日はね青空がとっても綺麗だよ」

「もうすぐ水仙とか花が咲くよ~。来月には梅も咲き始めるよ~」

「一緒に見たいね~」

すると、さっちゃんは「あ~~、う~~」と小さな声で喋ってくれます。

まるで「そうだね。一緒に見に行こうよ」と返事しているみたい。

僕にはそう聞こえる、否、そう聞こえたいんです。

 

15分間、一人でさっちゃんに喋りかけ続けるのはそれなりには大変です。

でも、係の人が近づいて来て、「もう時間ですから」と終了を告げられると、もっと時間が欲しい気持ちが強くなります。

僕はさっちゃんがエレベーターに乗る後ろ姿を見送りました。

▲15:09。この日も目を開けたり閉じたり、半々くらいでした。目を開けてもこの写真くらいがMAXでしたね。何やら小声で喋ろうとするので、もぞもぞ動く口のせいで、マスクがだんだん下がって来ます。散切りぽかった髪の毛も少し長くなって来て、女性らしい髪になってきましたね。

 

面会の後は、月に一度の相談員S田さんとの面談です。

最近のさっちゃんの様子や今後の介護方針などの提示がありました。

以下、その内容を箇条書きにして記しておきます。

一般的な事柄は書き留めず、少し注目する箇所だけを抜き書きします。

・体重:29.0kg(僅かですが、増えたようです)

・筋緊張は落ち着いていて、動かすことに抵抗も減ってきた

・右膝関節の拘縮も少しずつ改善している

・体調を見ながら、離床時間を設けていきます

・1日800Kcal提供

・離床時間を設け、リトミックなどの活動に参加し、少しずつ刺激がある生活が送れるよう取り組む

・経管栄養の前と必要時に痰吸引を行なう

・オムツ交換や着替え、移乗などは2名で行なう

・車椅子での離床時間を増やす

そして、最後に特記事項として、以下のように書かれていました。

《身体機能面》

・入所時の筋肉のつっぱった状態は改善され、ベッド上では穏やかな表情でいることが増えました

・右下肢の可動域も少しずつ広がっています

《口腔機能面》

・入所時は口腔内不衛生でしたが、現在は清潔を保てております

・今後もプログラム継続にて機能維持や誤嚥予防につなげていきます

 

S田さんからの報告終了後、今度は僕からS田さんに報告しました。

もちろん、僕の病気のことです。

手術日等、概要だけですが伝えました。

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日曜日の朝、最初にさっちゃんの服の洗濯をしました

2024-01-07 15:20:55 | 洗濯

I老健の洗濯物受け渡しルールが去年から若干変更されました。

洗濯物を受け取るのが週に1回だけになったのです。

以前は、何回でも受け取ることが出来たのですけれどね。

洗濯済のものを渡すのはこれまで通り何回でも大丈夫です。

 

金曜日の5日に洗濯物を受け取る予定にしていました。

でも、その日の午後、HTさんと天覧山で岩トレすることになりましたから、予定変更。

金曜日をキャンセルして、日曜日に変更したのです。

ところが、木曜日の夜、HTさんが突然致し方ない事情で天覧山に行けなくなりました。

それを受けて、放射線治療終了後の金曜日の11:33に僕はI老健に電話します。

「昨日の電話で、今日の洗濯物受け取りをキャンセルして日曜日に変更させていただいたのですが、

急遽その所用がなくなったので、今日洗濯物を受け取ることは出来ないでしょうか?」

本来ならば、洗濯物の受け取りは前日までに予約をしなければならないルールなんです。

「聞いておきますね」という好意的なお返事でした。

 

I老健へ行き、僕からの洗濯物を渡すと、さっちゃんの新しい洗濯物も用意してくださっていました。

有難い。

 

土曜日はI橋さんと天覧山へ行くことになっていましたから、日曜日朝一番に洗濯をしました。

▲12:02。天気予報通り、午前中は陽射しもあって快晴。全部がさっちゃんの服です。心地の良い光景ですよね。

 

▲12:09。2時間ほど干してから、僕は洗濯物を引っ繰り返して、反対側にも陽を当てることにしています。

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クリスマスの日、さっちゃんと面会しました

2023-12-29 23:33:51 | 面会

12月25日クリスマスにさっちゃんと面会しました。

その後、いろいろとバタバタしていて書き記すのが遅れてしまいました。

 

クリスマスは月曜日です。

さっちゃんとの面会予定日はいつも火曜日なんですが、変更してもらったのです。

と言うのも、火曜日の26日にN村さんから天覧山での岩トレに誘われていたからです。

一度は断ったのですが、よく考えると面会日を変更してもらえばいいんだと、当り前のことに気付いたのです。

電話してみると、変更できました。

前の週の19日もそうすれば良かったんですね。

19日は午後に僕の放射線治療が予定されていたんです。

 

▲15:11。さっちゃんは毛布に覆われて暖かそうな格好でやって来ました。でも、この日は眠たかったのか、あまり目を開けてくれません。

 

「さっちゃ~ん、目を開けてごら~ん」

「あっ! 目が開いたね。あれれれ、すぐに閉じちゃ駄目だよ」

「今日はね、クリスマスなんだよ。Merry Christmas!」

などと、話しかけ続けます。

▲15:13。さっちゃんが目を開けた瞬間を狙って、パチリ! この日は目を開けてもせいぜいこの程度でした。でも、時々「あ~~、う~~」と喋ってくれました。

 

今年のクリスマス、僕は何もしませんでした。

去年も、一昨年も。

さっちゃんが居ない、たった一人のクリスマスでは何もする気にはなれません。

2020年12月24日さっちゃんと二人の最後のクリスマスイブでした。あんまり食べられなくなっていたさっちゃんでしたから、クリスマスケーキではなくて、ショートケーキだったのですね。飲み物もワインではなくて、紅茶だったのでしょうか?

 

3年前のクリスマスイブの日のブログです。

今日はクリスマスイブですが、さっちゃんはほぼ一日中寝てました

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胃瘻のPEG交換をしました

2023-12-16 23:51:55 | 胃瘻

さっちゃんは食べ物を噛んだり飲み込んだりする能力を失っています。

ですから、胃に直接栄養を流し込むために胃瘻を設置しています。

その胃瘻はおよそ半年ごとに交換しなければなりません。

その交換日が今日、12月16日(土)でした。

 

朝7時40分に僕は家を出て、自転車でI老健へ向かいました。

8時20分、予定通りI老健を出発して、介護タクシーで病院へ向かいます。

いつもの介護タクシーよりも立派な、一見すると救急車のような車体です。

I老健へ入所する前に入院していた病院ですし、近いので、さっちゃんもあまり大変ではないと思います。

 

▲8:32。僕は固定された車椅子のすぐ横の座席に座りました。久し振りにさっちゃんの手を握り、額を擦り、間近に視線を交わしました。さっちゃんの体温とともに、温かみが伝わって来ます。嬉しい!

 

病院で受付を済まして、PEG交換をする処置室の前で待ちます。

9時に呼ばれ、さっちゃんは台に横たえられました。

毎度のように長時間待たされたらどうしよう、と危惧していましたが、どうやら9時の予約時間を厳守してくださったみたいです。

さっちゃんが長時間待機できる状態でないことが伝えられていたのかもしれません。

PEG交換自体は簡単な処置みたいで、9時8分には終了しました。

 

▲9:23。会計を済ませるために待合室で待ちます。

 

会計が終わると、先ほどお世話になった介護タクシーの運転手さんに電話をかけます。

10分もせずに来てくださり、I老健へ戻ります。

 

▲9:50。さっちゃんは疲れてないでしょうか? ちょっと心配です。

 

I老健に着くと、スタッフの皆さんが「早かったね~」と言います。

僕も早く終了できて良かったな、と思いますね。

長くなると、さっちゃんへの負担が凄く重くなりますからね。

さっちゃんの新しい洗濯物を受け取って、僕は家路につきました。

朝食を摂ってなかったので、正午にいつもの朝食(昼食か?)。

その後、洗濯をして干しました。

翌日は日和田で岩トレですから、日曜日の夜まで干しっぱなしになりますね。

 

この日、テレビで『サントリー1万人の第九』が放送されていました。

僕は大音量にして聴いていました。

合唱パートになると、僕は幾度も嗚咽し、むせび泣いてしまいます。

さっちゃんは昔、東京都の合唱団に所属していて、年末には第九を歌っていました。

僕もさっちゃんからチケットを貰って、何回も上野のコンサートホールに聴きに行ったものです。

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さっちゃんとの面会はやっぱり嬉しいですね

2023-12-12 22:35:34 | 面会

今日毎週火曜日の面会日です。

洗濯したさっちゃんの服を渡し、ガラス窓の前の面会スペースで待っていました。

エレベーターから車椅子に乗ったさっちゃんがこちらへ来ます。

いつものさっちゃんです。

表情もあるようなないような、よく分からないさっちゃんです。

だからと言って、さっちゃんの心を感じない訳ではありません。

僕の心の中のさっちゃんと共鳴して、何かを言いたいような気持ちを感じ取れます。

 

「さっちゃ~ん、さっちゃ~ん」と、名前を連呼して呼びかけるのは基本中の基本です。

「こんにちは~」

「元気にしてましたか~?」

「もう少し喋ってごらん」

「あ~~、う~~」などとさっちゃんが声を出すと、

「そうそう、もっとあ~~って言ってごら~ん」

さっちゃんが目を瞑ると、

「さっちゃ~ん、目つむっちゃったね~」

「目を開けてごら~ん。こっちを見てごら~ん」

「今日は晴れてるよ。暖かいよ~」

「これからお風呂だってよ~」

こんな風に15分間の面会時間中、ずっと僕はさっちゃんに喋りかけ続けます。

面会時間は瞬くまに終了してしまいます。

スタッフの方が来ます。

「さっちゃ~ん。もう終わりだって。また来週会おうね~」

「またね~」

さっちゃんが運ばれて、エレベーターに乗り込むまで見送りを続けます。

 

今日のさっちゃんは時々小さく咳き込んでいました。

痰がちょっと溜まっていたんでしょうか?

時々目も瞑りました。

▲15:12。さっちゃんの眼には何かしら想いがこもっているように僕は感じてしまいます。

 

今日は洗濯した物を僕から渡すだけの日でしたが、月曜日に出たさっちゃんの洗濯物を渡してくれました。

こんな風にしてくれると、とっても助かりますね。

また、下着のシャツに関して、「伸縮性のあるものがいい」と言われました。

両腕が拘縮して、胸の前で左右の手がクロスしているからです。

フルオープンのパジャマを楽天で購入しましたから、そんなシャツもそこで探してみようかと思います。

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さっちゃんの服を洗濯するのは嬉しいですね

2023-12-09 15:29:00 | 洗濯

昨日の10時2分にI老健から電話がありました。

毎度のことですが、病院やら施設やらから電話が来ると、緊張しますよね。

内容自体は平凡な日常的なことでした。

僕は昨日の金曜日にさっちゃんの洗濯物を受け取りに行く予定でした。

ところが電話では「来ていただいても洗濯物はほとんどありません」と教えてくださいます。

それに、金曜日の午後は入浴の日ですから、洗濯物が発生します。

と言う訳で、土曜日の今日、洗濯物を受け取りに。

 

明日の日曜日はM谷さんから誘われて、天覧山へ岩トレに行くのですが、ついでに少しハイキングもして来ようと思っています。

今後、歩けるチャンスも減って来たり、なくなるかもしれませんからね。

月曜日は雨が少し降るみたいですから、洗濯は出来ません。

ですから、今日早めに洗濯物を受け取りに行き、午後すぐに洗濯したんです。

明日まで干しっぱなしですね。

▲14:18。何故か、この3着と靴下1足だけでした。干し終わって、こんな風景を眺めると、ほんの一瞬、刹那ですけれど、さっちゃんと共に暮らしているような錯覚で、嬉しい気持ちが生まれて来ます。

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