さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

一ヶ月半ぶりにさっちゃんと奥多摩を歩きました。楽な不老林道のはずでしたが・・・・

2019-07-30 14:07:47 | 山登り
先週の木曜日、本当に久し振りに山を歩いて来ました。
今年の梅雨は実に梅雨らしい梅雨で、山の計画を立て辛い日々でした。
梅雨の合間を見て、何とか山へ行こうとした日に限って、
僕が疲れ切っていたり、右足首が痛かったりして駄目でした。

このブログもなるべく早く書こうとしていたのですが、
さっちゃんがなかなか僕を自由にしてくれず、書く時間が取れませんでした。

まあ、そんなことはともかく、一ヶ月半ぶりの山歩きですから、山慣れした体は失われているはず。
楽なコ-スを選びます。
標高差が小さく、急登がなくて歩きやすく、日陰の多いコースです。
そんな条件の中ですぐに思いついたのが不老林道。
前回予定通り歩けませんでしたから、気になっているルートもあったりします。
不老林道周辺で気になっているルートの中で、まずは一番楽そうなコースを歩くことにしました。
ほとんどが林道歩きで、山道はほんの少しだけ。


▲日陰の多いコースだとはいえ、奥多摩駅からの歩き始めは日差しは強烈! さっちゃんは相変わらずブツブツブツブツ、何やら文句を言います。調子が悪そうですし、もう帰りたがっています。僕は「もうじき涼しい日陰に入るから」と、なだめすかします。さっちゃんは自分が山好きだということすら忘れてしまってるようです。


ヤマユリの花。この時季、山の花は少ないですね。この日、目立って目についた花はこれだけでした。さっちゃんは写真を撮っている僕に「なに時間かけてんの!」ってな感じで、僕を怒って急かせます。


▲まっすぐ進むのが石尾根登山道。東京都の最高峰・雲取山まで続いています。今日僕たちが進むのはのコース。ここから不老林道がスタートします。

不老林道は前回の間違いを確認しつつ歩きました。
2回目ともなると、何故この前は間違えたんだろうと、不思議な気持ちになりますよね。
東西に延びる石尾根の北側にある林道ですから、ほとんどが日陰の林道です。

平日ですから、途中で植林の伐採作業をしている作業員の方々もいます。
林道終点近くでは森林研究をされている研究者さんなんでしょうか、二人が何かを植えていました。
「林道はすぐそこで終わってますよ」と教えてくれたので、
「はい、知ってます。そこから尾根を少し登って、T字路からは左へ向かって、また林道へ降ります」
そう答えました。
前回間違えた経験がありますから、安心してもらうことが出来ますね。


林道終点には先ほどの研究者の車でしょう。停車していました。車のすぐ前の山道を左へ登っていきます。


▲一ヶ月半前に歩いた山道ですから、安心して進みます。綺麗な広葉樹林の中を登っていきます。


▲T字路で左へ曲がり、少~し登り気味に山腹を進みます。クルミの実がたくさん落ちていました。もうこの時期に落ちてしまってもいいのかどうか、僕は知りません。ドングリにしろ、山の動物にとっての食料となる果実が熟さずに落果すると、一大事なんですよね。

前回は右へ、分かりにくい山道を登った地点へ到着しました。
今回は左へ、分かりやすいジグザグの山道を下っていきます。


▲再び不老林道へ戻って来ました。山道を歩いていた時間はたったの35分間でした。


▲来た道と同じ道を帰ります。僕は不老林道周辺の他の山道の入口を観察しながら、また来て歩いてみようかな、などと調べます。予報通り、途中で夕立となり、持ってきた雨傘を差しながら歩きました。こんな暑い日ですから、雨合羽を着ると汗を掻いて、ますます暑いどころか、汗でビショビショになってしまいます。さっちゃんはどうしたのか、傘を差すのが嫌みたいで、小雨になるとすぐに畳もうとします。僕が「濡れちゃうよ。まだ差してな」と言います。そんな遣り取りが数回あって、雨も止んでしまいました。


▲さっちゃんの後ろ姿です。体が右に傾いています。一ヶ月半ぶりの山歩きですから、易しいコースを選んだもののやっぱりさっちゃんの肉体にはハードだったようですね。さっちゃんは疲労が腰に来ます。腰がかなり痛くなるようです。さっちゃんのザックも僕が背負っています。さっちゃんは僕と手をつないで歩きたがります。なのに、ときおり手をつなぐのを嫌がって振りほどきます。

途中、一台の車が僕たちの後ろからゆっくりと付いてきました。
なんなんだろう? と思っていると、僕たちの横で停まります。
「乗りますか? どこへでも行くよ」と、優しそうなおじさんが言ってくれます。
僕はさっちゃんのために乗った方がいいのかな? とは思ったのですが、
「もう駅まですぐなので大丈夫です。有難うございます」と。
車が行ってしまった後で、さっちゃんに酷く怒られました。
さっちゃんは乗りたかったようです。
確かに、腰が痛くて辛そうですもんね。
まあ、断ってしまったもんは仕方ありません。

すぐ近くとはいえ、さっちゃんにとってはそれなりの距離を歩きました。
天益は今日も閉まって、否、開いていたんですが、電気も点いていなくて、人の気配もない。
さっちゃんも腰が辛そうですから、そのまま帰ることにしました。

まだ暑さが残る夕方、帰宅し、急いでシャワーを浴び、冷凍しておいたおかずを温め直します。
さっちゃんも山は楽しく歩けたようですが、腰の痛さもあったりして、ちょっとだけ不機嫌です。

翌日はデイサービスの日。
僕も少し悩みましたが、行けば気分も変わるはずと、行ってもらいます。
スタッフさんには腰のことも伝えました。
結局、マシンでの運動は出来なかったようですね。
さっちゃんも「帰りたい」ともらし、不安な表情だったそうです。
スタッフさんたちが長い時間、さっちゃんとお話しをしてくださったようで、
さっちゃんもたくさん喋って、笑顔も戻って来たそうです。

腰の痛みは土曜日には引きました。
実は僕も少しだけ腰が痛くなってましたね。
一ヶ月半のブランクは体をかなりヤワにするんですね。
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さっちゃんとテレビを見ていると、面倒くさいことが多々あります

2019-07-23 00:26:23 | 生活の一場面
さっちゃんは昔と同じようにはテレビを見ることが出来ません。
テレビの映像を現実に近いものと感じているらしく、あたかも人がそこにいるように話したりします。
ストーリーを追うのにも限界があるみたいですから、一週間あきの大河ドラマなんかはダメですね。
すぐに詰まらなくなるようで、席を立って布団の中へ直行というパターンが多いです。
山や川などの自然ものや動物の生態ものは見ている瞬間瞬間で楽しいですから、見続けられます。
ドラマでも展開が早くてアクションやドキドキが数分おきに繰り広げられると大丈夫。

ただ、ニュースはちょっと問題あります。
事件だったり、政治テーマだったり、とにかくシリアスな話題が多いですから、
登場する人物、当事者だったり解説者だったり、神妙な面持ちの場合が多いですよね。
さっちゃんはどうもその表情に影響を受けるらしくて、何となく不機嫌になります。
さらに、そんな場合に限って、僕に質問するんですよね。
「どういうこと?」って。

7月22日の吉本興業社長会見のニュースもそうでした。
2度3度とさっちゃんに「どういうこと?」と質問を受け、
「あの二人が悪いことをしたんで、その会社の社長さんが責任あるから会見開いたんだよ」
と説明します。
他にも続けて何やらかにやら質問するので、「関心ないし、知らないよ」と言うと、
さっちゃんは明らかに不満げな顔になります。
吉本興業社長の表情や口調に影響を受けるんでしょうか?
さっちゃんまで不機嫌になって来ます。
僕はほとんど興味ないニュースですし、まあそれなりには知ってはいますけれど、
さっちゃんに説明しても分かってもらえるとも思いませんし、説明したくもありません。
「知らない」「知らない」と繰り返します。
それでもさちゃんがしつこく聞いてくるので、テレビを切ってしまいます。
映像が流れていないと、さっちゃんの興味関心も消えてなくなりますから。

その一番極端な例が、金正恩の映像がテレビで流れた時。
さっちゃんは何故か金正恩が大嫌い。
(僕もそうですけれど)
彼の姿がテレビに現れるや否や指差して怒ったように不機嫌になるんです。
不機嫌になったさっちゃんのとばっちりを僕が受けることになるので、
金正恩の映像がテレビで流れたら、最近はテレビをすぐに消すことにしています。
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さっちゃん、僕をトイレまで追いかけてきます

2019-07-22 22:48:26 | 生活の一場面
さっちゃんは昼間でも寝ているとき以外は僕の姿が視界の中にないと嫌なようです。
僕がさっちゃんから見えない場所に行くと、すぐにその場所に来ます。
狭い狭い家なのに、僕が見えていないと気が済まないみたい。

それは僕がトイレに入ってる時も同じ。
トイレのドアを開けて、そこで僕のことを見ています。
僕としてはいくら何でもそれは嫌なので、トイレの鍵を閉めることにしました。

そして、今日のお昼、いつものことが繰り返されました。
僕は大をゆっくりとトイレで過ごすことが好きです。
短くとも10分くらいは時間をかけます。
ですから、さっちゃんに確認してから入ります。
「これからトイレに行くからね。さっちゃんはトイレには行かないの?」
さっちゃんは「行かない」と答えます。

しばらくすると、いつも通りさっちゃんがトイレのドアの外に。
なにやら喋っています。
念のための確認で、僕は「トイレに入るの?」と聞いてみます。
何やらブツブツと答える中で、おしっこを「する」かのような返答があったので、
僕は急遽途中で切り上げてトイレを出ました。
出てからもう一度確認すると、どうやらトイレには入らないようです。

改めて入り直した僕、ちょっとばかり腹を立てています。
案の定、再びドアの外にやってきたさっちゃん。
さっちゃんのブツブツに何の返答もせずに無視していると、
ドアをドンドン叩いたり、取っ手をガチャガチャと回したりします。
でも、僕は完無視!
そのうち、さっちゃんはこんなことを言いました。
「何してるの! そこで!」
さっちゃんはここが何をする場所か、自覚がないみたいですね。
これには僕もちょっと可笑しくなりました。
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さっちゃんは首を寝違えたようです。大変です!

2019-07-19 23:21:26 | 病気やら体調やら
今週の火曜日、朝起きるとさっちゃんの様子が変です。
どうやら、首を寝違えたようで痛がります。
表情も苦しそうで冴えないんですけれど、朝食は少しですが食べました。
この日はデイサービスの日ですから、迎えのスタッフさんが来てくれます。
さっちゃんの状況を伝え、連れられて出発。
さっちゃんの後ろ姿がいつもよりも弱弱しく感じました。

首の痛みはすぐには回復しないでしょうけれど、デイサービスに行けば気分は好転するのでは?
そんな淡い期待を抱いていたのですが・・・・

10時過ぎにデイサービスから電話が。
どうやらさっちゃんの状態が悪いらしい。
表情も暗く、痛々しくて、何もできないらしいんです。
それで、これから自宅まで送ってくれるとのこと。

病院へ行くことも意見としてはありましたが、
「首を寝違えました」と、何科へ行けばいいんでしょうね?
結局はさっちゃんの掛り付け医のような感じで世話になっている内科の先生へ行くしかありませんよね。
とりあえず午前中は様子を見て、病院へ行くとしても午後にしようと考えました。
数時間、さっちゃんを観察しましたが、どう見ても首の寝違えです。

ネットで調べると、首の寝違えは寝ている時の姿勢が不自然だったことに原因があるのですね。
目覚めて急に、あるいは不用意に動かすと、軽い肉離れや捻挫の状態になってしまうんだそうです。
治るのには数日から2週間くらいかかるとのこと。
少しでも早く治そうと思えば、病院へ行くことを勧めていますが、
基本的には「安静第一」なのだとか。
しばらく様子を見ることにしました。

水曜日、まだ首は痛むようですが、表情も普通で
言語リハビリに行き、夕方は一緒に買い物へも行きました。
あ、もう明日は大丈夫って思っちゃいましたね。

木曜日、寝起きから表情は冴えず、首の痛さを訴えます。
敷布団と部屋の壁の隙間にさっちゃんの頭が落ち込んでいるような体勢で寝てましたからね!
この日は一日中家にいました。

金曜日、昨日ほどではありませんが、首は痛そうです。
朝食も食べようとしないので、デイサービスに電話しました。
今日のデイサービスはお休みすることに。

以前体調を崩した時もそうでしたが、さっちゃんは自分が首の寝違えだということを自覚できません。
自覚は出来るのかもしれませんが、すぐに忘れてしまうんでしょう。
ですから、普通なら痛みを回避するような動きをとるのでしょうが、そんなことは出来ないんです。
毎回、新鮮な驚きをともなって首の痛さを味わっているんでしょうね。
そんな驚嘆も味わいますから、精神的には相当ダメージを受けるようで
悲観的になって、鬱状態っぽくもなるんですね。

自分の症状を客観的に表現できないので、どの程度痛いのか、どこが痛いのか僕に伝わりません。
口元、耳の後ろ側、側頭部、・・・・、いろんな箇所が痛むようなのです。
痛いときはさっちゃんも少しパニクってますから、言葉通りには受け取れません。

精神状態も最悪ですから、ブツブツブツブツと何やら文句らしき言葉を言い続けます。
そんな布団の中のさっちゃんの横に寝て、さっちゃんの言葉を聞いてあげます。
それで落ち着くこともありますが、たいていはそうでもありません。
僕のことを責めたり、パシッと叩いたり、「あっち行け」と言ったりします。
過去の僕への積もり積もったさっちゃんの不満や苛立ちが溢れるんだろうなぁと、僕は反省。
とはいえ、僕は落ち込んで、さっちゃんから離れますが、また戻っていきます。

こんなことを火曜日から繰り返して、今日の金曜日でしたが、それほど酷くはなりませんでした。
夕方は30分ほどでしたが、多摩川土手を散歩しました。
夕食も久し振りに全部食べてくれました。
明日ほぼ良くなっていれば、日曜日は山を歩きに行きたいですね。
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朝食のおかずを少し変えてみました

2019-07-14 12:20:11 | 食事・食器
我が家の朝食は長い間ずうっとイギリスパン、コーヒー、ベーコンエッグ、レタス、トマトでした。
これはさっちゃんの好みで決まったメニューです。

さっちゃんの認知症が進行するにつれ、さっちゃんの食生活にも変化が表れ始めました。
まずはイギリスパンを嫌がるようになりました。
さっちゃんにとって硬いようなんですね。
今は普通の食パンを食べていますが、耳は残してしまいます。
トースト時間もあまり焼き過ぎて硬くならないように気を付けます。

おかずは変えないで来たのですが、最近はレタスは食べません。ベーコンもあまり食べません。

トマトは食べる食べない半々でしょうかね。
エッグは食べることの方が多いかな?

朝食のおかずをちゃんと食べてもらおうと、今朝から同じ材料で作り方を変えてみました。
玉子炒めとでも言うんでしょうか?
スクランブルドエッグでもないですしね。
ベーコンを切って炒め、トマト、レタスを投入し、最後に玉子2個を入れて混ぜ炒めるだけ。
今までと違って、小皿にそれぞれの分を入れて食べました。

狙い通り、さっちゃんは全部食べてくれました。
これなら他の材料も入れられそうですよね。
例えば、ベーコンがない時のウインナーとか、他の野菜とか、チーズとか。

フライパンも奥の方で使わずに仕舞われていた少し小さくて深めのを引っ張り出して来ました。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

ただ、食パンについてさっちゃんが何かしきりに僕に不満をぶつけているようです。
その不満の内容はさっぱり分かりません。
ブツブツ、ブツブツ、ず~っと喋り続けます。
僕はまだ食事中でしたし、テレビ番組も関心のあるテーマをやってました。
それで、さっちゃんの言葉を聞き流すような態度を少しでも取ると、ますます怒ります。

ついには「あんた、わざとやってるんでしょ!」と、僕を非難します。
何が不満なのか見当もつかない僕には、どう対応したらいいのか全然分かりません。
こんな時、僕はじっと我慢、耐えるしかありません。
プイッと玄関から出て、一人になってしまいたい感情も湧くんですが、
そんなことをしても、さっちゃんはさらに感情を昂らせるだけです。

そのうち、さっちゃんは布団へ。
朝食後の薬も飲まないまま。

だいぶん経って、テーブルに戻ってきたさっちゃん。
薬も飲んでくれました。
さっきのことは もう忘れたんでしょうね。
僕は忘れられないんですが・・・・
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ショートステイの施設見学第一弾!

2019-07-13 21:44:38 | ショートステイ
先月、ケアマネージャーさんと相談した結果、まず2ヶ所の施設の見学をすることになりました。
本当は7月に入ったらすぐにでもスタートさせるつもりだったのですが、
雨続きだったり、僕の右足首が疼いて痛かったりで、延び延びになっていたんです。

昨日、さっちゃんがデイサービスに行っている間に、最初の候補施設に電話を入れました。
「いつでもいいですよ。今日でも構いません」とのこと。
ちょうど雨も上がり始めたようでしたから、早速この日の午後に訪問することに。

2時ころに家を出て、結局バスには乗らず歩いて行きました。
40分ちょっと歩いて、それらしき建物が見えてきました。
入口はふたつあったんですが、その右側のドアからは中にいる人の姿が見えます。
そこへ入って聞いてみると、そこはデイサービスの施設とのこと。
ショートステイ施設の方が来てくださって、左側のドアの中へ案内してくださいました

ここの施設はなかなか立派です。
中央の食事をしたりする大きなテーブルのあるスペース、
それを取り囲むように部屋があります。
そしてそれはすべて個室。
個室にはベッド、テレビ、洗面所があって、清潔感ある割と広い部屋でした。
広々としたトイレも3つ。
そして、上記のユニットと同じものがもう1ユニットあるんです。

途中のおやつ時間に、何やら美味しそうなものがテーブルに集まっている皆さんに出されていました。
この施設内で作っているそうで、食事はここの施設の自慢のひとつなんだとか。

個室ですし、食事も立派なので、費用は少し高めのようですね。
デイサービスの施設も併設されているわけですが、活動は別々のようです。
そこのデイサービスを利用しても、昼間はデイサービス、夜はショートステイとはいかないようですね。
スタッフも別々ですから、デイサービスの顔馴染みのスタッフさんが夜も居たりはしないようです。

スタッフさんは利用者の状態に合わせて、優しく接してくれると思います。
この施設との相性がいいか否かは、施設やスタッフ云々ではなくて、さっちゃん自身の問題でしょうね。
一緒に歩いてここに来たさっちゃんはどう感じたんでしょうかね?
何故ここを見に来たのか、理解はしていないようでした。
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さっちゃんの妹さん二人が来てくれました

2019-07-11 22:43:34 | 生活の一場面
さっちゃんは5人姉妹弟のいちばん上です。
三女は九州に住んでいますが、彼女以外は全員東京。
その二人の妹さんが今日のお昼、我が家に訪ねて来てくれました。

「お昼は持ってくるから、心配しなくていいから」とは電話で伝えられていたんですが、
いろいろと立川のデパートで食事を買って来てくれていました。
量もたっぷりで、今晩の僕たちの夕食はその残り物で十分賄えたほどです。
他にも海苔やらインスタント味噌汁やら、お土産も。
有難うございます。

ワインも1本持って来てくださって、お昼から嗜む贅沢時間!
四女のK子さんも飲み始めたので、「あれ? いいんですか?」と聞くと、
今日は車で来たのではなくて、電車とバスを乗り継いで来たんだそうです。
慣れてなかったでしょうから、大変だったでしょうね。

さっちゃんも楽しそうでした。
食事自体は小食なさっちゃんですから、僕の3分の1も食べていないと思います。
でも、妹さんたちとの会話は楽しそうでしたね。
K子さんはさっちゃんの喋ってる言葉を何故だか分かるようですね。
まあ分かると言っても、ほとんど分からないのは同じなんですけどね。
さっちゃんが1回喋ると、その中から理解できたひと言をピックアップして、
「じゃあ、こうこう・・・・だってこと?」とさっちゃんに聞くんですね。
どうもそのK子さんの理解は合っているようで、さっちゃんも続いて喋るんです。
そのさっちゃんの喋りに対してK子さんがまた同様に反応するんです。
そんなやりとりが数回続いたんですが、そうするとさっちゃんの話しの内容が分かるんです。
すると、さっちゃんの話している内容は至って普通なんだということも分かるんですね。
言葉が上手く出ないだけであって、喋りたい内容自体は失語症と関係なく普通なんですね。

遺伝的にも近しい妹さんですし、会話力や共感力が男性より優れていると言われる女性ですから、
こんなやりとりが出来るのでしょうか?
以前も同様なことがありましたから、K子さんの能力でしょうか?
神様は僕にはそんな能力を与えてくれないんでしょうか?
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さっちゃんが何を怒ってるのか分からないんです

2019-07-07 22:00:42 | 些細なことだけど
さっちゃんがいろんなことでストレスが溜まるんだろうなぁ、とは理解できます。
その矛先が僕に向かって来て、僕に文句を言ったり、怒ったり、不満をぶつけたりすることがあります。
でも、何を言っているのか、言語不明瞭ですから、
僕は自分がなぜ怒られなきゃならないのか一切分からないんです。

何となく想像がつくときもありますから、そんな際には何らかの対応が取れるのでいいのですが、
まったく予測できないケースの方が多いのです。
僕自身が静かに一人パソコンへ向かっている時や、新聞に長く目を通している時もよく怒られます。
まあ、さっちゃん本人が何もすることがなくて、退屈でイライラするのかもしれません。
僕にとってはとんだとばっちりです。
「何をしてるの!」と聞かれ、「パソコン見てるんだよ」と答えると、
酷い時にはパソコンを落とされそうになったり、閉じられたりします。
最近は、そうなる手前でさっちゃんに何かしらの愛想を打つので大丈夫なんですが。

いろんなストレスがあるんでしょう。
怒ったと思ったら泣き始めたりもします。
そんな時には僕はさっちゃんを抱きしめてあげます。
でも、僕に対して怒っていて、抱きしめさせてくれない時はそおっと放っておくしかありません。

怒られたり、泣かれたりすると、僕にもストレスがかかります。
ストレスに強くなるということは、無感情になることとは違いますから、難しいですよね。
でも、解決法は分かってるんです。
さっちゃんをしてあげること。
愛することは知ることでもありますから、さっちゃんのことをよく知って(理解して)あげること。

ただ、これがいちばん難しいのですけどね。
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さっちゃん、トイレを3回連続して空振りしました!

2019-07-06 22:09:11 | トイレ・排泄
昨日の金曜日、さっちゃんと僕はちょっと遠くのスーパーと薬局へ行きました。
徒歩で片道40~50分の場所です。

まずは家を出る間際に「トイレ行く?」と聞きました。
「行く」と言うので、家のトイレへ。
ズボン、パンツとおろして便座に座りましたが、出ません。

家を出てから30分以上たったころ、ちょうど神社のトイレがありました。
その多機能式トイレのドアを開けて、中が見える状態で「おしっこする?」と聞きます。
「うん」と言うので、中へ入ります。
ズボン、パンツとおろして便座に座りますが、今度も出ません

買い物を済ませて、多摩川の土手を歩いて帰ります。
家まで30分くらいの場所にある公園の多機能式トイレ。
今度は本当におしっこをするんでしょう。
ズボン、パンツをおろして便座へ座ります。
やっぱり出ません。

これまでもトイレに入ったもののおしっこが出なかったことはありました。
山でも、パンツまで脱いだのにおしっこが出なかったことはありました。
でも、3回連続は初めてです。

僕の聞き方が命令口調っぽくて、ともかくパンツを脱いで便座に座らざるを得ないんでしょうか?

それとも、尿意の感覚が混乱しているんでしょうか
尿意が麻痺して、放尿するまで気づかなくなるのなら分かります。
尿意を漠然と感じて、でも実際には出ない、ということもあるんでしょうか
偽りの尿意を感じるということがあるんでしょうか

さっちゃんも時の経過ともに、いつかは常時オムツを穿くことになるでしょう。
その前触れかもしれませんが、出来うる限り、便座に座って用足しさせてあげたいですね。
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