さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんに対応しなければならない歯医者さんは本当に大変です

2019-11-30 23:58:35 | 病院
昨日はデイサービスでもそこからの帰宅後も、さっちゃんにはいろいろとあった日でした。
実はもう一つ、さっちゃんがこなした大切なスケジュールがありました。
それは歯医者さんに行くこと。

先週は入れ歯作成のための歯型を取ったのだと思いますが、今回はその原型が出来たのだと思います。
まだ、白い歯は付いていません。
その原型がさっちゃんの下顎にちゃんと合っているかどうかを調べなくてはなりません。
そのためにはしっかりと上下の歯で噛みしめて、合っているかどうかを確かめなければなりません。

ところが、さっちゃんはお医者さんが「口を開けて」と言っても開けません。
聞こえていないのか、聞こえてはいても自分に対して言っていると思ってないのか、
「口を開ける」という言葉の意味が分からないのか、そのうちのどれだかは分かりませんが、
さっちゃんは口を開けません。
何度か声を掛けたのち、お医者さんは口に指をかけて開けました。
さっちゃん、呻き声を発します。

お医者さんですから入れ歯を外すのは上手いもんですね。
次に入れ歯の原型を入れるのですが、また指を口にかけてその原型を押し込みます。
そして歯医者さんは「噛みしめて」と言うんですが、さっちゃんはまったく理解できてない様子。
何度か語りかけても噛みしめてくれないものですから、歯医者さんはさっちゃんの下顎に手をかけます。
歯医者さんの胸でさっちゃんの頭を押さえています。
さっちゃんは何をされているのか分からないのでしょう。
まあ、誰しも意味が分からずにこんなことをされると嫌ですよね。
ですから、さっちゃんは嫌がって頭を動かし、口を開けようとします。

歯医者さん、深く溜息を吐き、「意思の疎通が出来ないんじゃなあ」と。
僕もさっちゃんに近づいて、手を握り、「口を閉じるんだよ」と。
歯医者さんも可哀想です。
いくら嫌がられても、これをしなくてはいい入れ歯が作れませんし、作業が進みません。
それに次の患者さんの予約もあるでしょうから、のんびりとさっちゃんだけのために時間を費やすことも出来ません。

仕方なく、ある程度は強引にならざるを得ません。
噛みしめるのも一瞬でいい訳がなく、ある程度の時間が必要。
必要最短時間だけのアームロック。
さっちゃんは自分が何故こんな酷い目にあわなければならないのかと思っていますから、少し涙目。
アームロック後、取り出した原型を見て、歯医者さんは 「あ~良かった。大丈夫そうだ」と言ってました。
最後に口すすぎ用の水をさっちゃんは飲んでしまいました。
別に飲んでも構いませんけどね。
その部屋を出る際には、歯医者さんに「※〇△≠☆・・・・」と挨拶してました。
多分「有難うございました」と言ったんだと思います。

その後、さっちゃんは僕に歯磨きをさせてくれません。
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さっちゃんはここのところ鬱々とした心持ちの日や時間が多くなったようです

2019-11-29 23:41:14 | デイサービスや介護
今朝のさっちゃんはいつもと変わらないように感じました。
朝食も食べましたし、薬も飲みましたし、歯磨きも完璧にこなしました。
ところが、デイサービスに出かける時刻が近づくにつれ次第に怪しい雰囲気に。
これからどこに行くのか知ってか知らずか、「私は行かない。あんただけで行ってこい」などと言います。

スタッフさんが来られて、久し振りにさっちゃんの名前を呼んでもらいました。
そのころは布団の上で横になってたんです。
スタッフさんの声を聴いても、さっちゃんすぐには動こうとしません。
決して力ずくではなく、でもある程度は腕を引っ張って、優しい言葉とともに立ち上がらせます。
そして、スタッフさんの顔を直接見るようになると、自分のやるべきことは分かってるみたいでした。
何とか、時間はかかりましたけれど、スタートしてくれてひと安心です。

今日の『連絡帳』にはこんなふうに書かれていました。
「今日は朝から涙がでたりちょっと不機嫌だったりでしたね。
職員と一緒に30分ほど外にお散歩に出かけました。
(中略)
お食事の時に立ってウロウロと何かを訴えましたので職員と一緒に別部屋で昼食になっています。
(中略)
笑顔で食べられていました。よかったですね。」


スタッフさんに送られて帰宅すると、いつものように僕とさっちゃんで再度下まで見送りに行きます。
その後、部屋の玄関まで上がって来たんですが、さっちゃん、再びの見送りモード。
こんな風になってしまったら、納得いくまで付き合うしかないと分かったので、階下へ。
さきほど車を見送った場所に来て、さっちゃんは納得いかないような表情を浮かべます。
まあ、そうですよね、見送りに来たつもりなのに見送る相手の姿がないんですから。

そんな時でした!
さっちゃん、慌てて用足しをしようとします。
僕たちの棟の敷地への入り口で、用足しをしようとします。
「部屋へ急ごう」と僕はさっちゃんの手を引こうとしますが、振りほどかれてしまいました。
「あ、あ、出る、出る」と、さっちゃん。
さっちゃん、その場でズボン、パンツを下ろしておしっこをし始めました。
漏らすことはなかったようですが、けっこう大量におしっこが出ました。
見送りに来ただけですから、ティッシュもトレペも持ってはいません。
さっちゃんはそのままパンツとズボンを上げました。

こんなことの後でも、このまま素直に部屋に戻れるさっちゃんではありませんから、
「じゃあ、車が行った方へ僕たちも行ってみようか」と、さっちゃんと周辺をくるりと回ることにしました。
そうやって歩くと、心の落ち着きが戻ってくるのか、そのまま部屋へ。

帰宅後も不機嫌は続き、僕への内容の分からない文句、不平不満、非難、蔑み、・・・・、あらゆる口撃が続きます。
僕自身の昼食をすませ、本当はさっちゃんを簡単に洗ってあげたいんですが、こんな気分の時は無理。
それに、パンツは少し濡れてるでしょうけれど、ズボンまでには至っていないと思うので、さちゃんが布団に居てもまあ大丈夫でしょう。

帰宅後、2時間ほどたって、少しは平坦な心情に戻って来たころに、「お風呂入ろうか?」と持ちかけました。
さっちゃんも割と素直に応じてくれたので、お風呂場でシャワーを浴びることが出来ました。
石鹸で泡立ててさっちゃんの体も洗ってあげることが出来ました。
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最近の歯磨き事情、そして新しい入れ歯作成中

2019-11-28 23:21:00 | 口腔ケア
前回の歯磨きカテゴリーブログは3ヶ月前の8月でした。
そのころの歯磨き事情と入れ歯ポッキリ事件のことが書かれていますね。
興味のある方は目を通してみてください。

さっちゃん、入れ歯を洗面台に投げつけて真っ二つ!

最近の歯磨き事情も上記ブログのころと同様かんばしいものではありません。
1日に1回、歯磨きできればまずまずといった感じですね。
本当は夜寝る前の歯磨きは確実に行いたいんですが、なかなかそうもいきません。
さっちゃんは食後すぐに眠くなってしまって、布団の中に直行してしまうことが多いいんです。
布団直行直前に引き止めても、嫌がることは確実。
その後、起き出して来たら洗面所に誘い出して、運が良ければ歯磨きに至ることもあるのですが・・・・

朝とか昼とか、思い立ったら洗面所に誘い出して、歯磨きにいざないます。

前から気になっていたことがあります。
さっちゃんの口臭と歯茎のマッサージ。
歯磨きをすれば口臭は少し弱まりますが、歯磨きだけでは改善できない口臭もあるのかな、と思ったりもしています。
歯ブラシを口中に入れて歯磨きしようとすると、さっちゃんは嫌がって口を開けてくれない、と前に書いたように思いますが、
最近、久し振りに歯ブラシを使ってみたのですが、抵抗することなく口中に入れることが出来たんです!
もちろん、歯ブラシで磨くというよりも、歯ブラシでなぜるといった感じで柔らかく優しくしてあげています。
それでも、まったく使わないよりはましかな? と思いますよね。
という訳で、最近の歯磨きパターンを書いておきますね。

1.洗面所に来る
2.下の入れ歯を外す
3.上の入れ歯を外す
4.希釈したガム・デンタルリンス液で口を漱ぐ
5.シュミテクトをほんの少量のせた歯ブラシで歯茎をなぜる
6.水で漱いで口内をさっぱりと
7.下の入れ歯を戻す
8.上の入れ歯を戻す


ちなみに今日は、昼ごろに上記パターンを完成できました。
今晩は、さっちゃん寝てしまってますから駄目でしょうね。

ところで、先週に歯医者さんへ行って、下の入れ歯を新しく作り始めました。
8月に折れてしまった今の下の入れ歯がかなり痛んでいるとのことで、新調した方がいいですよと言われていたんです。
明日も行きます、2回目です。
年内には出来ると思います。
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1年以上続いてきた言語リハビリ、今日初めて行うことが出来ませんでした

2019-11-27 23:45:40 | 言語リハビリ
毎週水曜日は言語リハビリの日。
専門のSTの先生が1時間さっちゃんを診てくれます。
脳梗塞などで発症することがある失語症のリハビリとは異なり、回復の可能性はほとんど期待できないと僕は思っています。
でも、さっちゃんの脳の中の言語状況を知る手立てにはなるでしょから、さっちゃんを理解する一助になるはず。
それなりに有意義と感じ、出かけて先生と会って過ごす1時間に楽しさも感じていたと思います。

ところが、ところが、今日のさっちゃんはそのリハビリを完全拒絶してしまいました。
「帰る!」「しない!」の一点張り。

そこまでの経緯を思い出してみました。
起床してからは、それほど順調という訳ではありませんでした。
かと言って、問題だらけで大変だった、こともありません。
おかずは少ししか食べてくれなかったし、歯磨きは非協力で磨けなかったし、髪梳きもさせてもらえる雰囲気ではありませんでした。
でも、薬は飲んでくれましたし、服も普通に着てくれましたし、何より一緒に玄関から出てくれました。

駅へ向かう途中、「足が痛い」と言いますから、「どこが痛いの?」と聞きますが、よく分かりません。
そのまま僕は無視していたんですが、そのことがさっちゃんの気分に影響を及ぼしていたかもしれません。
もちろん、その影響の割合は小さいでしょうけれど。
実は、病院からの帰りにやっと気付いたんですが、さっちゃん、靴の左右を逆に履いていたんです。
気付かなかった僕が悪いんですが、確実にさっちゃんの気分には影響があったとは思いますね。

靴のせいかは不明ですが、病院に着くまでいつものさっちゃんよりは気分が沈み気味でした。
あまり話しをしませんでしたし、手をつなぐのを嫌がる時もありました。
病院に着いてからも、待合室で待っている際も、表情は暗めでしたね。

リハビリ予定時刻の5分くらい前から、「今日はもう帰る」と言い始めました。
STの先生が来られて、さっちゃんの前で膝をついて挨拶してくださっても、いつもは浮かぶ笑顔がまったく浮かびませんでした。
そして、先生にも「今日は帰ります」と言うんです。

とりあえず先生と僕とでなだめすかして、リハビリを行う部屋までは連れて来たのですが、
さっちゃんはその部屋の中でも、暗い気持ちを引きずったまま、自分の気持ちを喋り続けています。
椅子から立ち上がって、ドアを開けて出て行こうとしますが、僕がかろうじて引き止めました。
僕のこともいろいろと非難しているようです。
たくさん言ってるようなんですが、内容はさっぱり分かりません。
でも、ひとつだけ、「へらへらした顔をして」と繰り返し言ったのは分かりました。
確かに、さっちゃんが真剣に不満をぶつけて喋っているのに、
僕には内容がさっぱりですから、薄っすらと笑みを浮かべる表情くらいしか出来ませんよね。
(昔から僕の表情のどこかしらが、小馬鹿にされてる印象をいろんな人に与えるらしくて反省はしてるんですが・・・・)

再度、立ち上がって帰ろうとします。
力ずくでこの部屋に居させることも出来ませんから、さっちゃんは部屋の外へ。
先生が追いかけて、引き止めて、説得してくださってるようですが、もう無理なようです。
このまま帰るにしても、最低限の手続きがありますから、僕と先生で二言三言話し合って、階下の会計の場所で待つことにしました。
いつも終了すると、そこでしばらく待つわけですから、さっちゃんにとっても自然な流れなんです。
少しののちに先生が来てくださって、来週も同時刻で大丈夫なこと、今日は会計はいい(無料)ことをおっしゃってくださいました。

いつもより1時間前の電車には間に合いそうにありませんが、30分前のには時間がありすぎます。
さっちゃんにジャンパーを着せたいんですが、そんな雰囲気ではありません。
病院の外に出てやっと毛糸の帽子はかぶせました。
手をつなぐのも拒否するので、僕はさっちゃんのすぐ後ろをさっちゃんのザックも持って付いて歩きます。
さっちゃんペースでゆっくりと駅へ。
さっちゃん、駅への道は間違えずに進みます。
ちゃんと覚えてるんですね。
ただ、信号のある横断歩道を渡る箇所で2回、さっちゃんの肩を掴んで止めました。
車が来ていないと、赤信号でも渡ろうとするんです。
肩を軽く掴んでも、さっちゃんはイラッとするみたいなんですが、仕方ありませんよね。

駅のホームでも長い時間を過ごしましたが、いつもなら僕のそばから離れないさっちゃんなんですが、
僕から離れて、ホームの端っこまで行ってしまいました。
ホームから出て行ってしまうかもしれないと思ったので、僕もさっちゃんを追って、距離は取りつつ見ていました。
電車が来る前ころには、僕のそばに来ましたが、ずうっとツンツンしたまま。

10分ほど電車に乗って、最寄りの駅に着いた頃からは、さっちゃんは通常に戻っていました。
やっと、手もつないで歩けるように。
まあ、それでもいつもよりは若干気分は沈み気味ですけどね。

今日はその後も気分の浮き沈みが激しかったですね。
2時からはケアマネさんと来月からお世話になるデイサービスの責任者の方が来られたんですが、
二人を前にして、さっちゃんは明るさ全開でした。
でも、ふたりとも帰ってしまった後は急速にしぼんでしまいます。

夕方、夜と、落ち込んだ気分で僕にずうっと語り続ける時間がありましたが、
夕方は散歩に出かけることで少し落ち着き、
夜は僕も疲れていたので、布団でちょっと仮眠をとることで落ち着きました。
さっちゃんは僕が布団に入ると、自分もすぐ横に引っ付くように入って来て、
ちゃんと毛布を掛けてくれたり、体をさすってくれたりするんです。

目が覚めると、7時半過ぎでした。
晩御飯を作らなきゃ、と思って冷凍ご飯を見たらありません。
これから炊く時間もありませんし、一瞬今晩はなしにしようか、と思ったりしたんですが、
一度そんなことをしてしまって、癖になってしまったら駄目ですし、簡単にでも作ることにしました。

お味噌汁は昨晩の残りがあります。
それに、1個だけあったお餅を4つに切って入れ、温め直します。
先日初めて買った加賀揚があったので、それをトースターで軽く焼きます。
冷凍の枝豆も少しだけ流水解凍します。
まあ、それだけなんですが、仮眠をとる前にレンジで焼き芋を作って二人で食べたので、十分満足でした。

夕食後もさっちゃんは何やかや喋り続けていました。
夕食後にひとつだけ薬を飲まなければならないのですが、飲んでくれませんでした。
歯磨きもしてくれる雰囲気ではありませんでした。
僕に「あんたも来て、一緒に寝なさい」みたいなことを言ってましたが、
今日はそれに関してはあまりしつこく言うことなく、さっちゃんは先にすぐ寝てしまいました。
さっちゃんも今日はいろいろありましたから、疲れていたんでしょうね。
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2015年の忘事録/大変だったことよりも、まだあんなことも出来てた、こんなことも出来てたと、懐かしい気持ちの方が強いですね

2019-11-26 23:58:03 | 2015年の忘事録
忘事録とは忘れた事の記録です
また思い出すこともあるでしょうが
忘れるよりも もっと
新しい思い出を
作ればいいのです


(この忘事録カテゴリーの文章はほぼその日付当時メモした文章のままこのブログに載せています)

2015年11月27日
《以下の記録ですが、当時僕は泊りのある仕事をしていて、さっちゃんとの連絡はすべてその職場からです》

10:54
さっちゃんからtel入る。今日は横浜中華街でHL会の会合。一人で大丈夫かな? とは心配していたが、さっそく現実化。
いろいろ言うので、とにかく「今、何駅?」と聞くと、やっとTJ駅だっと分かる。H駅でJRに乗るべきところをS線に乗ったもよう。すでにTJ駅でモノレールの方のホームにまで移動している。駅員さんに立川へ行けることの確認もしたようだ。何故いつもは乗らないS線に乗ったのか? それにしても、よくTJ駅で乗り換えたものだ。TC行を1台見送ってしまい、次は11:09。立川でまたtelするように言う。

11:22
立川からtel入る。次にすべきこと(JRの改札に入り、南武線ホームに行くこと)がよく分かっていないので、それを説明する。

11:32
ホームからtel入る。11:35の川崎行に乗れるようだ。とりあえず、しばらくはひと安心。

12:32
川崎! からtel入る。あれほど武蔵小杉で降りるんだよ、と言っていたのに。川崎まで乗って行ってしまう。まあ、少しは予期していたことではあるが。他の駅で降りてしまうよりは良かった。東海道線で横浜へ行くことを指示。順調に行っても、集合時間の13時には遅れる。仕方がない。

12:49
どの駅で降りるのか? 聞いてくる。「横浜だよ」と答えるが、電波状況が悪いのか、なかなか伝わらない。何とか伝わったようで「降りたらまたtelするね」と言って切る。もう乗っているのかどうかは未確認。

12:55、13:02
と、続けてtelくる。みなとみらい線への入場まだ。駅員さんに聞くよう指示。

13:09
みなとみらい線ホームよりtel。電車に乗る。しきりに、13時すぎたことを心配している。

13:27
こちらからtel。元町・中華街駅に着いたもよう。回りがうるさく、なかなか伝わらない。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

20:59
一瞬、さっちゃんからtel入ったので、僕からかけ直す。東京に居るんだけど、急に頭がおかしくなって、分からなくなったと言う。どうやら八王子駅の外にいるらしい。駅員さんに聞くと、「2番ホームの高尾行の豊田の次の・・・・」とかなんとか、聞こえる。八王子駅にしては変。いったん切って、またかけると言う。

21:27
こちらからtelしてみる。どうやら立川にいて、いつものバスに乗ったらしい。しきりに「ごめんね」と言う。バスを降りるか、家に着いたら、telして、と言う。やはり、さっきは八王子ではなかったのでは?

22:11
telないので、こちらからtel。ちょうど家に着いて、トイレに入っていたとのこと。まあ、ひと安心。これから寝ると。
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久し振りのさっちゃんとの山歩きは大変でした!

2019-11-24 23:51:08 | 山登り
このブログを書くのには、個人的な感覚ではありますが、かなりの精神的エネルギーが必要です。
「トイレ」や「デイサービス」カテゴリーなど馴染みのテーマでも気持ちを入れこまないと書けません。
「山登り」カテゴリーは楽しい気持ちで書ける分野だったんですが、だんだんと書くのに気が重くなるようになって来たのは確かです。

そんなこんなで、これから書くブログは2ヶ月以上以前9月19日の山登りの記録です。
写真選びや花の名前を調べたり、書く前に準備時間が必要なのは当然なのですが、上記のことなどもあって遅れてしまいました。

夏のいちばん暑いころは沢歩きをしていましたから、山歩きは2ヶ月ぶりです。
さっちゃんの山歩き体力は落ちているでしょうから、登高距離を押さえたコースを選びました。
万が一のことも考えて、ケーブルカーのある御岳山周辺のコースを選びました。


▲御嶽駅から多摩川へ降りて、御岳渓谷沿いの遊歩道を上流へ歩きます。このあたりはカヌー競技の練習場としても有名ですから、平日でも急流にチャレンジしている人がいました。

途中の橋を渡って、御嶽神社方面へ向かいいます。


▲御岳渓谷から上の道路へ上がると、御嶽神社への入り口となる鳥居が見えます。この鳥居をくぐって道路を登って行きました。

バス道路へ入り、広々とした駐車場があったので、さっちゃんに「おしっこする?」と尋ねます。
「する」との返事なので、観光用駐車場の奥へ連れて行きますが、だんだん漏れてしまいそうな雰囲気に。
僕がズボンとパンツを下ろそうとすると、何故か嫌がって抵抗します。
何とか脱がせて、腰を下ろさせようとすると益々抵抗します。
結果は明らかですよね、パンツもズボンもかなり濡れてしまいました。
その後も、トレペで拭かせてくれません。
それでも、何とか少しは力ずくで拭いてあげました。

多分、その力ずくが逆効果だったのでしょうけれど、僕がさっちゃんに近づこうとすると離れて行きます。
下ろしていた自分のザックも背負わないまま、ここの広くて、1台も駐車してない駐車場の奥へ歩いて行くんです。
広い駐車場の端には一軒の家が建っていて、その家の裏、山側へ進んで行きます。
僕も付いて行くしかありません。
さっちゃんは駐車場の端から藪へ突入して行っちゃいました。
でも、その藪は枯れた笹竹メインでしたから、さっちゃんの力では前進できない厄介な代物。
僕はさっちゃんの手を引っ張って「ここは無理だよ。あっちから行こ!」と説得を試みますが、
さっちゃんは僕の手を振りほどきながら、大きな叫び声をあげるんです。

そこは駐車場の端の家の裏でしたから、さっちゃんの叫び声に気付いてその家の女性が窓を開けてこちらを見ています。
僕がハイキングに来たこと、さっちゃんが認知症なこと、この藪を進もうとしてることなど、事情を説明。
その女性(さっちゃんと同年配くらいでしょうか?)が「そこは無理よ。行けないわ。こちらへ回って、道路へ行かないと」
そう、さっちゃんに言うと、さっちゃんは素直に道路の方へ歩みを進めました。

道路へ出ると、玄関からその女性も出て来てくださって、「しばらく一緒に歩きましょうね」と、さっちゃんと歩いてくれました。
まだ僕には腹を立てていますから、本当に助かります。
この時点で僕は今日の計画を全面的に変更しました。
当初の予定では、すぐ先で左に分かれ、その林道の奥から一般登山道ではない尾根を登るつもりだったんです。
ただ、さっちゃんがこういう状態では歩いたこともなく情報もない未知の尾根は無理でしょう。
ケーブルカーを使って、まずは標高を稼ぐことにしました。


▲さっちゃんが振り返って見送っている女性が、この親切な女性です。この橋までさっちゃんと一緒に歩いてくださいました。最後にお願いして、さっちゃんのパンツを上げてもらったり、ズボンのチャックを閉めてもらったりしました。僕にはさせてくれなかったからです。「あら、濡れてるわね」とパンツを上げながら、おっしゃってましたね。

この方がいてくださらなかったなら、この日の山行はどうなっていたでしょう?
本当に親切で思いやりのある方でした。
ここを通る機会があれば、必ずお礼に伺おうと思っていますが、まだそのチャンスは来ていませんね。


▲ケーブルカーを使って登って来ました。さっちゃんが右膝の骨折をした後のリハビリ山行では何度も下りで使ったことがありましたが、登りで使ったのは初めてかもしれません。


▲後ろの藤棚の下で遅い朝食にして、いよいよこれから山歩きです。大塚山を経て古里駅へ下るコース。さっちゃんは先ほどまでの僕に対する怒りのようなものは消えてなくなっているようですね。普段のさっちゃんに戻っています。


▲この日は御嶽神社には寄らず、反対側の山道を進みます。ケーブルカーを使用しましたから、これからはほぼ下りの道。ときおり登りもありますが、ほんの僅かです。


▲大塚山で休憩タイム。このテーブルの左手前の大塚山山頂を経て古里駅へ下山するのです。

休憩後、さっちゃんは突然なぜだかへそを曲げてしまいました。
大塚山山頂とは逆の、ここまで来た道を戻って行ってしまいます。
さっちゃんが置きっぱなしにしたさっちゃんのザックも持って、僕は追いかけました。
「さっちゃ~ん! そっちは違うよ、逆だよ!」と叫びながら追いかけても、さっちゃんは止まりません。
追いついて、肩を掴んでも振り払われてしまいます。
あまり強引に止めるわけにもいきいませんから、どうなることやらと思いながら付いて行くしかありません。
すると、山道の分岐点が出て来ました。
まっすぐ行くと、たった今歩いてきた道なんですが、さっちゃんはどうしてだか、左の山道を戻るように進んで行きました。
どうやらその左の道は大塚山の巻き道で、古里駅への登山道でもあるようでした。
ほっ。
ザックも背負ってくれました。


▲大塚山を巻いている最中ですね。


▲だいぶん降りて来ましたね。広葉樹林の中で休憩。ここで何か事件があったか否かは忘れましたね。


ヤマジノホトトギス。庭で咲いている園芸品種のホトトギスと違って、1輪、せいぜい2輪しか咲きませんから、本当に愛おしいですよね。


アキギリ。


▲里まで降りて来て、さっちゃんにもやっと笑顔が出ました。


▲古里駅のホームです。いろいろありましたけれど、楽しかったなあ、そんな表情をしてくれています。

休憩も含めて6時間ほどの山行でしたけれど、様々な大変な課題を感じました。
さっちゃんの体力が落ちてくるのは年齢的にも仕方のないことでしょうけれど、
山へ登る意欲というか、山登りが自分は好きなんだという気持ち
最近のさっちゃんは忘れてしまっているような気がして、とても心配です。
「今度山へ行くけど、さっちゃんも行く?」と聞くと、必ず「行くよ」みたいな返事が返って来てたのですが、
明瞭な返事がないことも増えてきました。
じゃあと、「山へは行かないで家に居ようか?」と問うと、「それでもいいよ」みたいな返事だったりするのです。
山へ来てしまえば楽しそうなんですが、朝、家を出る際には、これから山へ行くんだという楽しい気持ちはないようですね。
ですから、家を出るまで、家を出てから駅へ着くまでが大変になって来ています。
途中で「帰ろう」と言い出したりしますからね。
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今日は言語リハビリだったのですが、さっちゃんが漢字がスラスラ読めてとっても驚きました

2019-11-20 23:59:45 | 言語リハビリ
今日の言語リハビリではいつものメニューではなくて、さっちゃんの言語状況の検査のような内容でした。
以前にも同様の検査を行ったような記憶があります。

最初はYESかNOかで答える質問。
さっちゃんがこういう質問の設定をどこまで理解できているかは問題ではありますし、事実上不透明ではありますが。
そういう前提があって、「あなたは〇〇さんですか?」との正しい質問にさっちゃんは「そうです」。
続いて、「あなたは××さんですか?」との間違った質問にもさっちゃんは「はい」。
「あなたは△△さんですか?」にも「はい」。
何がどのように理解できていないからこのような答えになるのかはよく分かりませんけどね。

他にも「あなたは女性ですか?」「あなたは東京に住んでいますか?」「ここは病院ですか?」などの質問。
もちろん、それらに対する間違った質問も並行して聞きます。

次に6つの写真(絵)が出て来ます。
自転車はどれですか?」と聞いて、さっちゃんに指差してもらいます。
はどれですか?」と続け、6つ全部聞くのです。
さっちゃんは半分くらいしか指差せません。
正解の場合も強い意志をもって指し示している、そんな感じは一切感じられませんから、偶然かもしれません。

今度は「人参」などと漢字で書かれたネームプレートを読んでもらって、再度写真を指差してもらいます。
漢字は「線路」以外は全部すぐに読めましたね。
びっくりしました。
ひらがなやカタカナを読むのも時々しどろもどろになることがあるのに、
漢字をスラスラと、しかも正しく発声していましたから。
例えば「りんご」を「りんごご」、「木」を「きき、き」と発声したりすることがよくあるんです。
あと「犬」「花火」がありましたね。
漢字のネームプレートでも写真(絵)を指差してもらいます。
さっちゃん、「犬」は好きなので指差せるのですが、他は・・・・、なかなか指差せません。

ひらがなのネームプレートでも同様のことをします。
読むのはひらがなの方がつっかえる場合もありますね。
例えば、「じてんしゃ」は文字数が多いのですぐにスムースには読めませんね。

こんな簡単な検査ですけれど、さっちゃんに理解してもらったり、集中して答えてもらうには時間がかかります。
これだけで40分くらいかかったでしょうか?
STの先生にとりあえずすぐに言える最低限の検査の判断を聞かせていただきました。
上記文章中に入ってるような考え方です。

さっちゃんは今日は何故だか上機嫌で、ほとんどずうっと喋り続けていましたね。
ここ2、3回は言語リハビリの際にさっちゃんは心が比較的沈んでいることが続いていたので、先生も驚かれていましたね。
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さっちゃんと男性用トイレに入りました

2019-11-18 23:26:10 | トイレ・排泄
以前のブログで書いた記憶がありますが、多機能トイレが使えなかったらさっちゃんを男性用トイレに入れなくちゃ、と。
そんな経験が昨日ありました。

もちろん、あまり人の来ないトイレではさっちゃんを男性用トイレに入ってもらったことはありました。
天覧山に岩トレに行った際も、中腹の広場にあるトイレの男性用を使いました。

でも、昨日はH島駅のトイレでの出来事でした。
よく使う多機能トイレなんですが、開けようとしても開きません。
仕方なく男性用トイレに入ることに。
個室が2つ、小用が4つあって、広々した気持ちのいいトイレです。
僕とさっちゃんが入ろうとした際にも、2人が入っていました。
個室は洋式と和式だったんで、もちろん洋式へ。
足を踏み入れたその時に和式へ入る男の人が来ましたね。
そのトイレ内にいる男性にとっては女性が入って来たこともですが、個室に一緒に入ることもビックリでしょうね。

そればかりか、さっちゃん、個室内でよく喋ります。
意味不明ではあるのですが、高い声で明らかに女性の声。

まあ、僕自身はさほど抵抗感や恥ずかしさはありませんでしたね。
当然さっちゃんは何にも感じていないと思います。
個室の順番待ちの列に並んだりする状況なら、ちょっとは抵抗感があるでしょうけれど、
スムースに個室に入れちゃえば、大丈夫だなと分かりました。
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さっちゃん、三日連続でお漏らし。パンツとズボンは洗濯カゴへ、下半身だけシャワーを浴びました

2019-11-16 23:56:58 | トイレ・排泄
さっちゃんがお漏らしをしても、もう僕的にはそんなに驚くことも慌てることもありません。
ただ、今日までの3日間、連続してのお漏らしはちょっとびっくりですね。
天候も洗濯日和で昨日も今日もしっかりと洗濯できました。

木曜日は1日コースのデイサービスから戻って来て、さっちゃんは外に出かけたそうでした。
日没直前の遅い時刻だったんですが、スーパーへ買い物へ。
その帰路のことでした。
さっちゃん突然、道路沿いの民家の敷地へ向かって行きます。
その様子から、おしっこをするんだなと分かりました。
暗くなってるとは言え、道路から丸見えの場所ですから、僕はさっちゃんの手を引っ張って、先に連れて行きました。
すぐに狭い(3台くらいが停められる)駐車場がありましたから、車の陰でするように言いました。
でも遅かったようです。
残りを出し切って、簡単にトレペで拭いて、家へと急ぎます。

家へ着くと、結局全部脱いでもらって、お風呂でシャワーを浴びました。
グチョグチョのパンツはお湯の入ったバケツの中へ。
ズボンや靴下も濡れていました。
さっちゃんは家に着いてすぐにお風呂場へは入ってくれません。
いつも通りダイニングへ行こうとしますから、引っ張ってお風呂へ連れて行って、脱がせます。
強引過ぎて、力が入り過ぎたりすると、怒ってへそを曲げて抵抗し始めますから、その辺の加減も重要。

金曜日は夕方だったと思います。
僕がをするためにトイレに入っていたんですが、さっちゃんがトイレの戸の外へ来ました。
僕の姿が見えないので、不安になったんでしょうね。
いつもなら取っ手をガチャガチャと動かして、外から僕を呼ぶように喋るんですが、この日はちょっと違いました。
あっさりとした淡白な感じで少し喋るだけです。
さっちゃんもトイレに入りたいのかなぁ、そうも考えたんですが、そんな印象はまったくありません。
でも、再び戸の外へ来て、やっぱりいつもとは雰囲気が違うので、ひょっとしたらと思って、僕は急いで外に出てみました。

さっちゃんはあまり慌てる風もなく、でも、「漏らしちゃった」ようなことを言ってます。
僕はさっちゃんを急いで便座に座らせようとします。
最近のさっちゃんはスムースにズボン、パンツと脱がないことがよくあります。
この時もそうで、ズボンは脱いで、パンツは脱がずに座ろうとしました。
便座からも離れていたので、僕はさっちゃんの体を強く便座の場所まで運ぼうとしました。
さっちゃん、怒って、きっとした声を発します。
でも、そのくらい仕方ありませんよね。
パンツも脱がせてあげて、座らせました。
パンツはグチョグチョ、ズボンも靴下も濡れています。
座ってる間に、それらを全部脱がせました。
終わると、お風呂場でシャワー。

そして今日、土曜日。
さっちゃんは珍しく6時ころに目を覚まし、トイレに行きました。
僕も自然と目覚めて、さっちゃんと一緒にトイレへ。
今朝はのんびり出来る日ですから、終了後、再びお布団の中へ。

8時半くらいだったでしょうか、さっちゃんがまた起き出しました。
カーテンを開けて窓の外を見たり、ダイニングを歩いたりしています。
トイレへ行く気配はありません。
念のために、僕も一度は起きて、さっちゃんに「トイレ?」と確かめました。
トイレではないようですね、先ほど6時に行ったばかりですからね。
僕は布団へ戻りましたけれど、さっちゃんは起きたまま。
僕は布団の中から耳をそばだててさっちゃんの様子をうかがっています。
音がしていると、何をしているのか何となく分かるのですが、音がないと心配になります。

しばらく静かでしたから、ちょっと心配になって僕は起きて、さっちゃんを見ます。
さっちゃんは食卓の自分の椅子に座っていましたけれど、ちょっと様子が変。
近づいて見てみると、お漏らしをしていました。
椅子の下の床には漏らしたとみられるおしっこが拡がっています。
さっちゃんには「そこから動いたら駄目だよ! じっとしててね!」と強く言って、
僕は雑巾と洗濯するはずだったタオルを3枚持ってきます。
さっちゃんの靴下を脱がし、濡れた足をタオルで拭いて、また「そこでじっとしててね」と言います。
ある程度拭き取ってから、さっちゃんをお風呂場へ、そしてシャワー。
さっちゃんを着替えさせ、布団の中に入ってもらって、僕は再度椅子の下の床を丁寧に拭きました。

続いて、洗濯。
さっちゃんのスリッパも濡れていたので、前もって水洗いをしておいてから他の洗濯物と一緒に洗いました。
スリッパを洗ったのは初めてですね。
パンツはもちろん、ズボンも水洗いしてから洗濯機の中へ。
本当は椅子に敷いたクッションも洗いたかったんですが、広げたままでは大き過ぎ、
丸めないと洗濯槽に入らないようなんですが、ちょうどいいサイズの洗濯袋がなくて、今日は断念。
湯船に水を溜めて、そこで何度か水洗いをしました。
椅子用クッションも濡れているということは、椅子に座った状態で排尿したようですね。

さっちゃんもさほどショックには感じていないようですし、僕も慣れてさほど大変には思わなくなりました。
ただ、今日のような衣服の外へのお漏らしになると、ちょっと大変ではありますよね。
畳の部屋だったり、布団の上だったりすると、それはそれは大変そうです。

いろんなことが起きますよね、3日連続になるとは思いませんでした。
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さっちゃん、1日コースのデイサービスを体験してきました

2019-11-15 23:53:11 | デイサービスや介護
昨日の木曜日、さっちゃんは1日コースのデイサービスを体験してきました。
担当のケアマネさんが以前から、今の半日コースではなく1日コースへ行くことも考えて欲しいとアドバイスしてくれていたのです。
ケアマネさんが選んでくれた2ヶ所のデイサービスを先月には見学して来たのですが、
そのうち僕がいいなと思った方に、昨日さっちゃんがフルで体験してきたわけです。

ケアマネさんが1日コースを勧める理由は、どうやら「僕のため」のようなのです。
まあ確かに、家では僕一人で介助してますから、僕の負担を小さくしようとするケアマネさんの考え方も理解できます。
負担がそれほど小さくなるとは思えませんが、自分のためのまとまった時間にはなりそうだな、とは感じました。
さっちゃんと一緒では効率の悪い買い物や一緒では観ることのできない映画とか、近場でハイキングや岩トレとかも出来そうです。
確かに、介助の負担にさほどの違いはないでしょうけれど、僅かでも自分のやりたいことが出来る時間を持てるのはいいですね。
それによってリフレッシュ出来るかもしれません。

そんなことはともかく、昨日は一日中そのデイサービスから電話が来ないかと緊張しながら家で過ごしていました。
さっちゃんが馴染めずに「帰る、帰る」などと駄々をこねたりする可能性もあるからです。
でもそれはなく、予定通りの帰宅時間に戻って来ました。

下の道路まで僕が降りて、そこでさっちゃんを出迎えたのですが、さっちゃん、僕の姿を見るや否や泣き出してしまいました。
今日一日、ここまで心細かったんでしょうね。
スタッフさんたちもそんなさっちゃんの姿を見て、「可愛いい」とか「やっぱりずっと気を張ってたのね」とか言います。
さっちゃんにしてみれば、いきなり朝拉致されるように連れて行かれ、知らない人たちの中で過ごさなくてはならなかったんですから。
前もって説明していても当日には忘れてしまってますからね。

スタッフさんがおっしゃるにはこの日はさっちゃんとたくさんおしゃべりをしたんだそうです。
お昼ご飯もしっかりと食べたということです。
心配だったのはトイレのこと。
さっちゃんが尿意の表現がほとんど出来ないことやトイレ内での僕がしている介助内容をメモして渡していたんですが、
デイサービスでもスタッフさんが一緒にトイレに入ってくださって、きちんとおしっこが出来たそうです。
小規模で人の温かみが感じられるデイサービスでしたから、さっちゃんも慣れさえすれば大丈夫でしょう。
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