さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの最期へのカウントダウンが始まってしまった、と思いました

2022-03-05 23:56:07 | 病気やら体調やら
昨日の日没ころからだったと思います。
さっちゃんの息が荒くなりました。
目をつむって寝ている状態でも、その荒く息する音は続いていました。
熱も平熱には戻りませんでしたから、寝ている時にも額に濡れタオルを置くようにしていました。
朝になってもその状態は変わっていませんでした。

今朝の9時前にヘルパーさんが来てくださいました。
今日はオムツ交換と清拭の日なんです。
僕はヘルパーさんにこれから訪問診療のお医者さんが来ることを告げ、その成り行きに沿って行動してくださいとお願いしました。
結局、ヘルパーさんは途中で帰ることになりました。

その後、訪問診療のお医者さんと女性二人が来られました。
3人はさっちゃんの寝ている寝室に向かい、お医者さんがさっちゃんの様子を見ますが、しばらくしてすぐに僕にこう言うんです。
「もう生死が問われる状況です。ご主人に決めていただきたいのですが、
このまま看取るか、時間とお金を掛けて治療するか、どうしますか?」

他にもいろいろな説明をしてくださったように思いますが、突き詰めて言えば上記の二者択一です。
僕の心も揺れています。
もちろん、治療を進めて、せめて退院直後の状態くらいには戻って欲しいという願いがあります。
でも、治療を進めて、ある程度落ち着いて退院できる状況のさっちゃんの容態がどのようなものなのか?
その容態が先週の退院直後よりずっと劣るものだったらどうなのか?
(そうなる可能性が客観的にはかなり高いと素人なりには思います)

さっちゃんが自分の命の在り様に対してどういう考え方を持っていたかは、僕にはある程度想像が付きます。
さっちゃんなら昨年11月の入院直前の自分の状態ですら赦せないだろうと、僕には感じられます。
この状態でもいいから僕と一緒に暮らしてくれ、という僕の我が儘が強かったと思います。
さっちゃんは僕に対して「このまま看取って」と願っているかもしれません。
でも、僕にはそういった決断は下せませんでした。
訪問診療のお医者さんに「救急車を呼んでください」とお願いしました。
僕にはまだ、加療することによって開ける一筋の希望に縋る気持ちが消えていなかったからです。

大柄な3人の救急隊員が部屋に入って来ました。
さっちゃんの様子をひと通り見て、訪問診療のお医者さんと同じ二者択一を僕に迫ります。
「看取ることを前提に一般病院に搬送するか、治療するために救命救急病院に搬送するか、決めてください」
再び僕は悩んでしまいます。
救急隊員の方の問いかけを前に、この二者択一がより重く現実味を帯びて来たのです。
僕は自分の気持ちを訥々と説明しながら声を詰まらせてしまいました。
そして、「救急救命病院にお願いします」と言いました。

このご時世ですから、搬送先がなかなか決まらないのではと思いましたが、おそらく第一候補の、隣りの市の災害医療センターがすぐに決まりました。
必要なものを用意して、僕も救急車に同席します。
9時59分でした。
車内の計器にPsO₂と脈拍の数値が出ていました。
86と140台でした。
ともに異常な数値です。

10時20分、災害医療センター到着。
さっちゃんとはここで別れます。
僕は家族用待合室、狭い個室に通されました。

すぐにA病院の相談員さんに電話して、診療情報提供書の作成を依頼しました。
訪問診療の事業所と契約を結ぶために必要な書類のようです。
今朝、契約のための書類を置いて行ってくださったのですが、契約もまだ一向に進んでいないのに、診察を行なってくださって本当に感謝しかありません。

10時50分に看護師さんが家族用待合室に来てくださいました。
「奥様は嫌なことをされると嫌がる様子もありますよ」
「肺炎もあるようです。後で先生から連絡が来ると思います」

忘れてしまいましたけれど、何か書類にサインしたと思います。

11時12分、医師からの電話が入りました。
「肺炎をおこしていますが、新型コロナウイルスによる肺炎だとの前提でまずは対応します。
もちろん、細菌性や誤嚥性である可能性もありますけど」
「脱水症状が進んでいるので、点滴を補水目的で行なっています」
「亡くなる可能性も十分ありますが、年齢や体力等考慮して、心臓マッサージ等は行ないませんがよろしいですね」
「今日は新型コロナウイルスに感染可能性を前提にそのための病室に入ります。
週明けにでもPCR検査が陰性なら、一般病棟へ移ります」

僕のメモや記憶には不正確な部分もあると思います。
上記内容にも微妙な間違いが含まれているかもしれません。
さっちゃんの顔を見ることも叶いませんし、僕に出来ることもありません。
11時25分、災害医療センターを離れ、帰宅しました。

11時30分、駅に歩いて行きながら、ケアマネさんへの伝言(今日はお休みなんです)を託しました。

2時8分に災害医療センターから電話が入りました。
18分間も喋ったことになっていますが、何を喋ったのか忘れてしまっています。
うろ覚えですが、食事や排泄が全介助であることの確認とか、薬のアレルギーがあるかどうかとか、病歴や手術歴の確認だったような気がします。

僕は何することもなく、さっちゃんが寝ていた介護ベッドで横になっていました。
そんな時、酷く懐かしい山の仲間S﨑くんから電話が入ったのです。
5時10分でした。
彼が学生の時代に知り合い、いろんな山へともに向かいました。
30歳近く僕よりも若いんです。
彼と最後に山に行ったのは2016年4月中旬尾瀬ヶ原でした。
歴史的な寡雪の年でした。
そのブログがこれです。
https://blog.goo.ne.jp/1940sachiko/e/5fb20aee3ee0308ef89fa7ecc23ffcd5
こんな寡雪の年は珍しいですから、すぐ後のGWも僕はさっちゃんと、S﨑くんは奥さんと息子さんを連れて、尾瀬を再度訪れたのです。
そのブログ記事も上記ブログの後を辿ると簡単に見つかりますから、読んでみてください。
この時も彼とは超久し振りの同行でした。

彼とは沢登りをし、谷川岳一ノ倉沢の南稜や中央稜、北岳バットレス4尾根、剱岳のCフェースやDフェースや本峰南壁と源次郎尾根などを登攀しました。
GWには飯豊山塊のほとんど誰も登らないような超マイナーな縦走をしたりしました。
そして、S﨑くんとY根君と僕の3人で穂高お池巡りをしたのです。
穂高お池巡りというのは上高地~ひょうたん池~奥又白池~北穂池~天狗池~槍ヶ岳を、主稜線を通らずに山腹を大トラバースするのです。
さらに槍ヶ岳からは北鎌尾根をP2まで下降し、天上沢へ下りました。
僕にとってとりわけ思い出深い山行の山仲間なんです。

彼が僕の最近の様子を聞くものですから、僕はさっちゃんのことを話しました。
長く話しました。
ひと通り話して、彼や彼の家族(主に息子さん)の近況などに話題が移ります。
会社でもそれなりの役職になったのでしょう、仕事のこなし方も工夫を凝らして上手くなったようです。
月に1回は山へ行こうと思っているのだとか。
それで、僕と一緒に行けないかと、電話を掛けてくれたんです。
彼は40代になったばかりですからともかく、高齢者の僕に一緒に山へ行こうと電話を掛けてくれるとは、本当に有り難いですね。
Y根君もそうですが、彼も本当に優しい奴です。
そんな山仲間がいてくれて感謝しかありません。
ともに状況が許せば、13日の日曜日にご一緒する予定です。
まあ、さっちゃんの状況次第ですけどね。
彼とは43分間も話し続けてました。
嬉しかったですね。
重かった気持ちも少し軽くなったように感じます。

6時41分、ケアマネさんから電話が入りました。
さっちゃんの状況を話し、今朝、訪問診療のお医者さんが来てくださって本当に助かったと話しました。
とても急いで話を進めてくださったケアマネさんに心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。
僕自身はいつも後手に後手に回ってしまいがちだったのですが、ケアマネさんの尽力でギリギリ対応できたようです。
もちろん、それで良い結果が保証されるわけではありませんが。

今日これほどの重大局面に、僕の心はただただ揺れるに任せるしかありませんでした。
客観的に第三者的視点で眺めたり、利害関係を計算高く考えたり、さっちゃんへの愛情が皆無のような空想を抱いたりしました。
かと思うと、自宅でさっちゃんの不在に涙したり、さっちゃんへの想いが心締め付けたりもします。
哀しさや辛さ、さっちゃんへの愛おしさだけの心情に支配されてしまわない僕の心を疎ましく思ったりしました。

いったいどうなってしまうんでしょう!?
さっちゃんは・・・・
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今日も脱水症による発熱は続きました。ケアマネさんの尽力で事態は急進展中です

2022-03-04 23:04:25 | 病気やら体調やら
今日も昨日同様、簡潔にまとめておきたいと思います。

8時の体温ー38.2度
10時の体温ー37.6度
11時の体温ー37.8度
14時10分の体温ー37.2度
16時30分の体温ー37.6度


今日も体温が平熱にまで下がりませんでした。

10時10分ころ、さっちゃんの目が開いたので、OS-1をひと口入れたのですが、すぐに寝てしまいました。
眠った状態で飲ませるのは危険ですから、起きてもらわなければなりません。
起きてもらって、少しずつでも水分を摂取してもらわなければなりません。
大人なら1日に水分を2000ccくらいは摂らなければならないはずです。
それがさっちゃんは退院以降、1日に多かった日でも100ccくらいなんです。
僕はさっちゃんの手や肩をパタパタと叩きます。
「さっちゃん、起きて。起きて、飲まなきゃ駄目だよ」
叩き続けながら、声も掛け続けます。
ずうっと僕はそうし続けますが、さっちゃんは起きてくれません。
起きてくれなければ、飲んでももらえません。
脱水症がますます進行してしまいます。
一体どうなるんだろう?
さっちゃんはどうなってしまうんだろう?
さっちゃんの手を叩きながら、僕はが滲んできます。

今日は週に1度の訪問看護の日です。
11時前に看護師さんが来てくださいました。
体温37.8度、SpO₂93、脈拍118、血圧128~58でした。
SpO₂が93は低すぎますね。
脈拍が118というのも速すぎです。
他にも聴診器を当てたり、お尻付近の赤味のある皮膚にワセリンを塗ってくれたり、体交の方法を教えてくれたりしました。

そして、脱水症のことについて相談しました。
ちょうどその頃、ケアマネさんも来てくださって、3人で対応策を話し合いました。
看護師さんが帰られた後はケアマネさんと訪問診療の申し込みを進めました。
近所にある訪問診療所に電話をし、受診したい旨を告げます。
僕からとケアマネさんからとで、電話の向こうの事務の方といろいろと話しました。
その訪問診療所でさっちゃんを受けることが出来るかどうかは、もちろんこの電話では即答できません。
それは今日中に返事をいただけることになりました。
(夕方6時前にケアマネさんから電話が入り、さっちゃんを診ていただけることになりました)
訪問診療をしていただく際に必要となる診療情報提供書についても、A病院の相談員さんに電話しておきました。

15時半くらいだったでしょうか?
さっちゃんの目が開いたので、OS-1を飲んでもらおうとしました。
今日は昼の暖かい時間帯に僕は買い物をして来たのですが、100円ショップで買ってきた赤ん坊用の前掛けも使ってみました。
口の中のものがポロポロとこぼれ落ちて来ますからね。
さっちゃんはなかなか飲み込んでくれません。
体調が悪いせいか、時折飲み込んでも、飲み込む力が弱く感じます。
30分くらいかけて10ccくらいは飲めたでしょうか?

16時過ぎて、ヘルパーさんが来てくださいました。
ほんの少しずつですが、オムツ交換を僕も一緒にやらせてもらっています。
早く、最終的には僕ひとりで安心して出来るようになって、ヘルパーさんの手伝いから卒業したいものです。

日没前にもう1回、OS-1を飲んでもらいました。
10ccも飲めませんでしたね。

夜の9時17分、先ほどの訪問診療所から電話が入りました。
脱水症の緊急性を重く判断してくださったようで、「明朝、医師と事務職2人で訪問します」と連絡してくれました。
医師の診察と契約を同時進行してくれるようですね。
本当に嬉しいです。
もちろん、その時に点滴するかどうかは分かりませんが、患者さん本位で考えてくださっていて、本当に感謝しかありません。
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今日も38度台の発熱がありました

2022-03-03 23:55:59 | 病気やら体調やら
夜9時ころだったでしょうか?
ちょっとだけ体を横にしたくて、さっちゃんの横で布団に横たわったら、そのまま寝てしまいました。
目が覚めたら、夜中。
で、本日のブログは箇条書き、そして、結論だけにします。

10時20分の体温ー38.7度。
11時5分の体温ー38度。
12時50分の体温ー37.3度。
14時の体温ー37.3度。
15時の体温ー37.5度。
16時10分の体温ー37.4度。
17時40分の体温ー37.5度。


今日のさっちゃんは平熱にまで下がることはありませんでした。

以下のように水分を摂取しました。
11時40分~12時40分
OS-1を50cc、続いてヨーグルト15cc、そして、砕いた3種の薬入りOS-1を50cc。
16時50分~17時20分
OS-1を40cc。
すべてに共通して、2~3割は口外にこぼれ落ちています。

一昨日A病院の発熱外来に駆け込みました。
点滴を打ってもらい、さっちゃんを担当してくださった看護師さんから貴重な話も聞けました。
昨日PCR検査の結果が判明するまで外出できませんでした。
そして今日、三たびの発熱です。
誰が考えても、これは発熱が常態化しています。
僕は原因を考えましたが、ひとつの原因しか思い浮かびません。
それは脱水症です。
ネットで脱水症の症状を調べてみると、当てはまることばかりです。

明日訪問看護で看護師さんが来てくださいます。
同じ時間にケアマネさんも来てくださることになっています。
相談してみたいと思います。
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今朝も38度台の発熱がありました。僕のせいだったのかもしれません

2022-03-02 23:32:46 | 病気やら体調やら
今朝の僕はアラームが鳴る前に目が覚めました。
そのまま起床して、朝のルーティーンをやり始めていると、さっちゃんが熱っぽいことに気付きました。
熱を計ってみると、6時50分の体温-38.4度。
水で絞ったタオルを額に載せておきます。
水分も摂らせたいのですが、よく寝ていますから無理なようです。

そのうち目が開きましたから、ベッドの背を上げて、OS-1を飲んでもらおうと口の中を覗いてみると、乾燥したゼリー飲料が口内にへばり付いています。
こんな風になるなんてことはまったく想像もしていませんでした。
口腔ケア用ウェットティッシュを何枚も使って、へばり付いたゼリーを取り除きました。
舌の上にもへばり付いていました。

大きめのお猪口に50ccほどのOS-1を入れます。
昨日、看護師さんに言われたようにスプーンでさっちゃんの舌の上に流し込みます。
さっちゃんの唇の右端からスプーンを入れました。
もちろん、待って、待って、時間はかかりますけれど、比較的好調に飲み込んでくれたと思います。
「さっちゃん、飲み込むんだよ。ゴックンとしてね」などの声掛けを続けました。
この時は20ccほど飲んでくれたと思います。
最後に口腔ケア用ウェットティッシュで口の中をよく拭き取りました。

7時50分の体温ー38.2度。
10時50分の体温ー38.4度。


さっちゃんはその後ずうっと眠り続けています。
熱があるので、オムツ交換していいのかどうか、考えてしまいます。
それに、寝ているので残りのゼリー飲料(OS-1)も飲ませられません。

10時58分、ケアマネさんから電話が入りました。
その後の様子を知りたかったのでしょう。
さっちゃんが再度熱が出ていることや、オムツ交換のこと等を話しました。
ケアマネさんはオムツ(パッド)も「1日に何回か替えた方がいいと思う」と言います。
「寝ていても、オムツ交換した方がいいんでしょうね」と僕も言います。
ケアマネさんと話しているうちに、オムツ交換しなければという気持ちが強くなりました。

11時30分ころからオムツ交換作業を始めました。
けっこういい加減なやり方でしたけれど、何とかオムツ交換できました。
オムツ交換は月曜日朝以来でしたから、およそ50時間ぶりです。
昨日は点滴で水分補給もしましたから、おしっこはたくさん出ていました。
パッドはずっしり重く、オムツにまで漏れ出していました。
僕はさっちゃんに心の中で謝りました。
「ご免なさい」
尿の色はやはり濃いですね。
ズボン下も何となく湿気った感じがするので、ズボンとズボン下は洗濯することにしました。

12時の体温ー37.9度。

それから30ccほど残っているOS-1に、スプーンで潰して粉にした薬を混ぜます。
薬はエゼチミブとメマンチン塩酸塩の2種類。
便秘用の酸化マグネシウムは入れませんでした。
半分ほどは飲んでくれたでしょうか?

先ほどの電話でケアマネさんが「寝てる時に熱がこもっているのかも」みたいにおっしゃっていましたから、タオルケットだけ掛けてみました。
オムツ交換の遅れや寝てる時に熱がこもり過ぎていたこと等がさっちゃんの発熱と関係していたかもしれません。
さっちゃんは自分では暑さとかの調整は一切できませんからね。
さっちゃん、「ご免なさい」。

13時10分の体温ー37.4度。


▲13:56。今日は熱もあったので、さっちゃんは朝からずうっとベッドの上。左には車椅子、右にはソファが一部見えていますね。ベランダの向こうには学園の森が広がっています。さらにその先に多摩川が流れているんです。

14時を過ぎて、プリンを食べてもらおうと思い立ち、ベッドの背を上げました。
スプーンにほんの少しずつ3杯(普通の1杯にもなりません)口の中へ入れます。
何回か弱く飲み込む動きがありました。
その後、飲み込む動きが全く無くなったので、口腔ケア用ウェットティッシュで口の中を拭きました。
すると、ほとんどのプリンが残っていたんです。
舌の上に載せたつもりだったのですが、全部が舌の下に溜まっていました。

14時30分の体温ー36.9度。

16時を過ぎましたが、A病院からは電話が来ません。
PCR検査が陽性の場合は16時までに連絡が来ることになっており、陰性なら連絡はありません。
さっちゃんのPCR検査の結果は陰性でした。

17時過ぎたころからさっちゃんに夕食を食べてもらおうと思いました。
今日初めて、車椅子に乗ってもらって、ダイニングに連れて来ました。
夕食と言っても、さっちゃんが食べるかどうか分かりませんから、残りのOS-1とヨーグルトを準備しただけです。
さっちゃんは眠たそうで、OS-1も飲み込もうとしません。
夕食は無理そうなので、さっちゃんの手の指と腕のリハビリを少しだけしました。
リハビリと言っても、指や腕を伸ばしたり曲げたりするだけですけどね。
さっちゃんは動かせるはずなのに、動かしません。
動かそうとすると、力が入って、抵抗しているようになるんです。

18時過ぎて、ダイニングから寝室に移って、寝巻きに着替えました。
こういう脱いだり着たりの際に、腕関節を自由に動かしてくれないと、大変なんです。

もう眠たそうなさっちゃんですが、寝る前に最後のリハビリをしました。
ベッドサイドに座ってもらい、自力で立ってもらいました。
ベッドの高さを高めにすると、比較的楽に立ち上がれます。
続いて、さっちゃんの両手を僕が持って、「歩いてごらん」と呼びかけます。
言葉の意味は通じていないと思いますが、さっちゃんの本能みたいなものでしょうか。
さっちゃんは両足を交互に出して歩き始めました。
今日は50cmほど歩きました。
嬉しいですね。

18時35分の体温ー36.4度。

後は飲んで食べてくれることだけですね。
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朝起きると、さっちゃんは38度台の発熱で、半日バタバタしましたけれど、それなりの進展もありました

2022-03-01 22:45:13 | 病気やら体調やら
今朝も僕は7時のアラームで目が覚めました。
とは言え、実際に起き出したのは7時15分。
僕としては優秀な方です。
今日は燃えるゴミの日ですから、ゴミをまとめ、オムツ袋にもオムツをまとめて、ゴミ出しして来ました。

8時ころから自分の朝食準備を始めたのですが、お湯が沸き始めたころさっちゃんの様子を見に行きました。
すると、さっちゃんの様子がいつもと心持ち違います。
何かしらちょっと苦しそう。
手を額や顔に当ててみると、少し熱い!
体温計で計ってみると、38.3度もあります。
「どうすればいいんだろう?」
あれこれ考えますが、結論は出ません。
とりあえず、タオルを水で絞って額に乗せておきました。
「解熱剤を飲ませようか」
薬を探すと、使用期限切れの解熱剤が2種類ありました。
でも、さっちゃんは薬を飲み込めるでしょか?
こんな状態の時ですから尚更無理そうです。

8時42分、僕はケアマネさんに電話してみました。
2度目で繋がり、意見を求めました。
結論はオーソドックスなもので、「発熱外来に行きましょう」というもの。
9時1分、先週まで入院していたA病院の相談員さんに電話してみました。
すると、「午前中の発熱外来受付は9時から10時なので、今から来られますか?」と。
かなり忙しそうですが、行くことにしました。

9時11分、タクシー会社に連絡、10分後に来てくれることになりました。
普通のタクシーを利用する初めての体験になります。
棟の車ゲートのある場所まで車椅子を押して行き、さっちゃんをお姫さま抱っこして、座席に座ってもらいます。
30kgほどしかないさっちゃんだから出来る芸当でしょうね。
車椅子は後ろに積んでもらいました。

発熱外来を訪れた患者さんは正面玄関から中には入れません。
同じころ来た元気そうな男性は「私は新型コロナ感染者の濃厚接触者なので、感染は確実だと思います」などと話しています。
でも、病院側も発熱外来のキャパがいっぱいのようで、「午後にもありますから、また来てくださいますか?」と言っています。
僕は先週までここに入院していたことやタクシーで来たこと等を訴えました。
10時ころだったでしょうか? さっちゃんと僕は発熱外来の検査場所に入れました。
抗原検査とPCR検査を受けます。
さっちゃんは入院時以来これで2回目です。
抗原検査は30分ほどで結果が分かるのですが、それまでの時間を横になって待てるように、ベッドを用意してくださいました。
10時4分、ケアマネさんに現状報告。

10時24分、この病院の相談員さんと電話で話しました。
僕からのお願いは次の2点。
もちろん抗原検査が陰性であることが前提ですが。
さっちゃんの退院後の状態を話し、栄養状態の悪化や脱水もしくはそれに極めて近い状態が予想されるので、まずは点滴を打って欲しいとお願いしました。
もうひとつは、入院中に看護師さん達がどのようにさっちゃんに飲ませ食べさせていたのか、具体的な方法を教えてもらいたいというお願いです。

10時42分、相談員さんから電話が入りました。
救急対応の部署に話を付けてくださったようです。
抗原検査の結果が陰性だったら、スタッフの方が救急治療室に案内してくださることになっているとのこと。
有難いですね。

抗原検査が陰性だと分かり、救急治療室へ入りました。
血圧と体温を計りました。
体温は37.1度に下がっていました。
お医者さんの問診を受け(僕が全部応えるのですが)、水分と若干の栄養、そして解熱剤を点滴することになりました。
その間、僕は部屋の外で待ちます。

11時30分、ケアマネさんに現状報告。
少し安心していただけました。
今日の夕方5時半からと明朝9時からのヘルパーさんの件についても話しました。
0時12分、相談員さんに電話しました。
看護師さんの件がどうなったか気になっていましたから。
(ちょっと前に2回ほど病院内から僕が出られなかった電話が入っていましたし)
相談員さんは「看護師さんとは電話で話が出来るようになりました」とおっしゃいます。
そして、この電話を看護師さんに回してくれました。
その後、10数分間、看護師さんから話を聞くことが出来ました。

看護師さんと電話で話して、最初に強い印象を受けたのは「さっちゃんには飲み込む能力がある」と断言されたことでした。
僕はさっちゃんが退院して以降、さっちゃんの飲み込む能力の低下、もしくは消失に近い状態に驚き、悲嘆に暮れていたわけです。
でも、看護師さんはあっけらかんと「飲み込む能力はありますよ」と言うんです。
ただ、その能力を発揮させるためにはコツというか方法があるようなんですね。

座って顎を引いた姿勢で軟らかい食べ物やゼリー状の飲み物をスプーンで舌の上に乗せるのだそうです。
指で口を押し開けて、金属ではない抵抗の少ないスプーンを差し入れるんだそうです。
そして、さっちゃんに「飲み込んでね~」と促すんだそうです。
さっちゃんはすぐには飲み込もうとしませんから、声掛けしながら忍耐強く待つのだそうです。
そんな状態なので、1回の食事に1時間かかってしまうのだと言います。
入れ歯は入れて食べてもらったこともあるんだそうですが、最終的には入れないで食べることに落ち着いたみたいです。
スプーンを入れるスペースが狭くなりますし、口の中にまだ残っているかどうかの確認も難しくなるからだそうです。
水分は、殺菌作用のある緑茶などにとろみが付く粉を入れて同じようにスプーンで飲んでもらっていたそうです。
プリンやババロアみたいなのも食べてもらったようですね。
甘いものばかりになっても問題なので、そうでないものも食べてもらったそうです。
は細かく砕いて混ぜて飲んだようです。

実際に僕が看護師さんと同じように出来るかどうかは分かりませんが、今後に希望が生じる話を聞けて嬉しかったです。

その後、さっちゃんの点滴が終了し、1時12分にはタクシー会社に電話しました。
1時17分にはケアマネさんに今日の最終連絡。
よく考えてみると、PCR検査の結果が明日にならないと出ない訳ですから、今日の夕方と明日の朝のヘルパーさんはキャンセルするしかないのですね。

タクシーで帰宅し、さっちゃんには布団で休んでもらいました。
もう夜中ですけれど、さっちゃんはぐっすりと眠り続けています。
起きる気配すらありません。
疲れたでしょうし、点滴の影響もあるのかもしれません。
今晩はこのまま布団の中に居てもらおうと思っています。

明日から僕の新しいチャレンジがスタートします。
上手く出来るようになりたいですね。
最低限の栄養と水分補給が出来るようになりたいです。
それが出来れば、きっとさっちゃんは立ちあがって歩けるようになると、僕は確信しています。
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さっちゃんの急激な体重の減少がとても心配です

2020-10-02 23:46:59 | 病気やら体調やら
さっちゃんはもともと身長は低くて痩せっぽちです。
でも、足腰は強くて、筋肉質でした。
脹脛は “子持ちししゃも” と呼ばれるほど見事な筋肉でした。
上腕の筋肉も力を入れるとポコッと盛り上がっていました。
懸垂も軽々と出来ていました。

僕と知り合うようになって以降の最高体重は40kgくらいだったと記憶しています。
当時のベスト体重は39kgだったろうと思います。
雪の愛鷹山のバリエーションで右膝が粉砕骨折する大怪我を負って以降、復活してからも激しい山行は出来なくなりました。
なので、体重が増えてくるかと思いきや、少しずつですが減少してきたのです。

もともと小食なので、太るほどは食べません。
結局、ハードな運動をしなくなったせいで、筋肉量が減少して来たのだと思います。
それでも、38とか37kgでした。

2017年の11月からデイサービスに通うようになり、そこでは毎月の初めに体重を計ります。
その記録が残っています。
2018年は37.0~38.5kgの間に納まっています。
2019年37.8kgでスタートした体重が徐々に減っていって、11月には34.8kgに落ちてしまっています。
それが今年は、3月の37.6kgが最高で、その後急激に減り続けて、今月は31.5kgになってしまいました。
コロナ自粛の影響で外出や運動の機会が減ったことも影響しているのかもしれません。

今日、掛かり付けのお医者さんに行って来たのですが、同じように心配していました。
とにかく水分をよく摂ることと、食事は少なくとも1日1200kcalは摂って欲しいと言われました。
試しにということで、経腸栄養剤を飲んでみることにしてくれました。
1パックが200ccで200kcalです。
5種類の風味があって、コーヒー、抹茶、コーン、バナナ、ミルクです。
14パック分の処方箋を出してくれましたが、とりあえず全種類飲んでみることにしました。
さっそく帰宅してからさっちゃんに飲んでもらいましたが、確かにコーンの風味がしていましたね。
でも、それだけだと甘みもなく旨くもないコーンスープのようなので、甘酒と牛乳も加えてみました。
寝るまでに、3分の1パックほどは飲んでくれたでしょうか。
1日で1パックを飲み干すのはけっこう大変かもしれませんね。
でも、飲んでくれれば水分とカロリーを共に摂取できるのでいいでしょうね。

食事と水分と運動、この3つを意識した生活を送ろうと思いました。
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さっちゃんは首を寝違えたようです。大変です!

2019-07-19 23:21:26 | 病気やら体調やら
今週の火曜日、朝起きるとさっちゃんの様子が変です。
どうやら、首を寝違えたようで痛がります。
表情も苦しそうで冴えないんですけれど、朝食は少しですが食べました。
この日はデイサービスの日ですから、迎えのスタッフさんが来てくれます。
さっちゃんの状況を伝え、連れられて出発。
さっちゃんの後ろ姿がいつもよりも弱弱しく感じました。

首の痛みはすぐには回復しないでしょうけれど、デイサービスに行けば気分は好転するのでは?
そんな淡い期待を抱いていたのですが・・・・

10時過ぎにデイサービスから電話が。
どうやらさっちゃんの状態が悪いらしい。
表情も暗く、痛々しくて、何もできないらしいんです。
それで、これから自宅まで送ってくれるとのこと。

病院へ行くことも意見としてはありましたが、
「首を寝違えました」と、何科へ行けばいいんでしょうね?
結局はさっちゃんの掛り付け医のような感じで世話になっている内科の先生へ行くしかありませんよね。
とりあえず午前中は様子を見て、病院へ行くとしても午後にしようと考えました。
数時間、さっちゃんを観察しましたが、どう見ても首の寝違えです。

ネットで調べると、首の寝違えは寝ている時の姿勢が不自然だったことに原因があるのですね。
目覚めて急に、あるいは不用意に動かすと、軽い肉離れや捻挫の状態になってしまうんだそうです。
治るのには数日から2週間くらいかかるとのこと。
少しでも早く治そうと思えば、病院へ行くことを勧めていますが、
基本的には「安静第一」なのだとか。
しばらく様子を見ることにしました。

水曜日、まだ首は痛むようですが、表情も普通で
言語リハビリに行き、夕方は一緒に買い物へも行きました。
あ、もう明日は大丈夫って思っちゃいましたね。

木曜日、寝起きから表情は冴えず、首の痛さを訴えます。
敷布団と部屋の壁の隙間にさっちゃんの頭が落ち込んでいるような体勢で寝てましたからね!
この日は一日中家にいました。

金曜日、昨日ほどではありませんが、首は痛そうです。
朝食も食べようとしないので、デイサービスに電話しました。
今日のデイサービスはお休みすることに。

以前体調を崩した時もそうでしたが、さっちゃんは自分が首の寝違えだということを自覚できません。
自覚は出来るのかもしれませんが、すぐに忘れてしまうんでしょう。
ですから、普通なら痛みを回避するような動きをとるのでしょうが、そんなことは出来ないんです。
毎回、新鮮な驚きをともなって首の痛さを味わっているんでしょうね。
そんな驚嘆も味わいますから、精神的には相当ダメージを受けるようで
悲観的になって、鬱状態っぽくもなるんですね。

自分の症状を客観的に表現できないので、どの程度痛いのか、どこが痛いのか僕に伝わりません。
口元、耳の後ろ側、側頭部、・・・・、いろんな箇所が痛むようなのです。
痛いときはさっちゃんも少しパニクってますから、言葉通りには受け取れません。

精神状態も最悪ですから、ブツブツブツブツと何やら文句らしき言葉を言い続けます。
そんな布団の中のさっちゃんの横に寝て、さっちゃんの言葉を聞いてあげます。
それで落ち着くこともありますが、たいていはそうでもありません。
僕のことを責めたり、パシッと叩いたり、「あっち行け」と言ったりします。
過去の僕への積もり積もったさっちゃんの不満や苛立ちが溢れるんだろうなぁと、僕は反省。
とはいえ、僕は落ち込んで、さっちゃんから離れますが、また戻っていきます。

こんなことを火曜日から繰り返して、今日の金曜日でしたが、それほど酷くはなりませんでした。
夕方は30分ほどでしたが、多摩川土手を散歩しました。
夕食も久し振りに全部食べてくれました。
明日ほぼ良くなっていれば、日曜日は山を歩きに行きたいですね。
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今日のご報告 ――― ごく軽い目まいが1回あっただけでした

2019-02-18 21:54:50 | 病気やら体調やら
このまま明日は全快していて欲しいな~ぁ!

朝、起き出したときに体が左側に傾くようにフラフラしていました。
あれれれれ? これまで見たことのない症状だ! って少し驚きました。
でも、すぐにいつも通りに。

午前中に1回、布団の上で座り込んでいたので、「グルグル回るの?」と聞くと「うん」。
これも大したことなく、いつも通りに戻りました。
今日は表情も普通です。
目まいの酷かったころの暗さはありません。

まだまだ昼間も布団の中に入ってしまうことが多いんですが、
ただ寝てるだけ、呻いたりはありませんでした。

4時すぎには一緒に買い物に出かけました。
片道25~30分くらいですが、いつもと変わらぬ歩くスピード。
スーパーでは買い物カゴも持ってもらいました。
何の心配なことも起きませんでした。

いま、さっちゃんは布団の中。
ちょっと声かけて無理なく起きるようなら、歯を磨いて、寝巻に着替えさせようと思います。
難しいようなら、そのままでも仕方ありません。
鷹揚に考えたいと思います。
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今日の体調は、雨のち曇り少し晴れ間あり

2019-02-17 22:57:56 | 病気やら体調やら
毎朝そうですが、前触れなしの快復を期待してます。
少なくとも、前日までよりは少しでも良くなってることを期待しています。
でも、世の中そんなに甘くはありませんね。

今日も目まいを繰り返しました。
立ったり座ったりの動作に応じて目まいを起こすことがあります。
そればかりか、横になっているときにも頭を動かしたりしてないのに目まいを起こしました。

昨日までに引き続き、表情も暗く重く辛そうです。

遅い朝食をとり、お菓子を食べたり、バナナを食べたり。
たくさんは食べないので、少しでも食べてもらおうとします。

昨日から考えていたんですが、11日に入ったきりのお風呂にも入らせたいもの。
夜は眠たくなって嫌がることが多いので、暖かい昼に入らせようと思っていました。
2時ころにお風呂を沸かします。
入れるか入れないかはともかく、準備だけはしておこうと。

さっちゃんに「お風呂に入ろうか?」と聞きます。
そう聞く前にも目まいに襲われてましたから、無理なのは分かっていました。
「入らない」とさっちゃん。
でも、入りたそうです。

結局、せっかく沸かしたのだからと、僕一人で入りました。
僕が超超のんびりとお風呂に入っていると、
さっちゃんがお風呂場のそばに来ます。
僕のことを探して、布団から出て来たんです。
「お風呂に入ってるよ」とさっちゃんに言います。
しばらくすると、またさっちゃんがやって来ます。
また「お風呂に入ってるよ」と言います。

お風呂から上がると、さっちゃんがテーブルの椅子に座っていました。
あれっ? 
表情が明るい!
顔つきが暗くない!

目まいの影響を全然受けてない普段のさっちゃん。

「お風呂入る?」と聞くと、
「入りたい」と、さっちゃん。
この様子なら大丈夫そうです。

もう4時過ぎで少しずつひんやりとして来ましたが、入ることにします。
今日はさっちゃんに大サービス。
体も髪の毛も僕が洗ってあげました。
まあ、いつも半分くらいは洗ってあげてるんですがね。

さっちゃんの表情もいつも通り。
表情も明るく笑顔も見えます。
入浴できて気持ち良さそう。

でも、お風呂から上がって、体を拭いて、服を着て、
しばらくすると、また目まいが。
ただ、軽い目まいでした。
布団の中に入りました。

2度3度と目まいが起こりましたが、軽いものでした。
夕食を食べ、歯を磨き、久し振りに寝巻に着替えて、さっちゃんは就寝。

明日の朝、前触れなしに快復してますように、とお祈りしました。
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さっちゃん、目まいが酷くなって救急車で搬送されました

2019-02-15 21:44:29 | 病気やら体調やら
11日の建国記念日、朝起きるとさっちゃんは数回目まいを起こしました。
その日は天覧山へ岩トレしに行く予定になっていましたから、
取り止めも考えたのですが、何とか行くことが出来ました。
天覧山でお昼ころに1回ちょっと吐きました。

翌日の火曜日、この日はデイサービス。
特に問題なく朝出発して、お昼過ぎに帰って来ました。
その日は二人で立川へ出て、買い物をするつもりでした。
2時ころ、出かけようと、さっちゃんは玄関へ出て靴を履こうとします。
その時、目まいに襲われました。
あ~あ~あ~ と言いながら、玄関に崩れるように座り込んでしまいました。
立川行きは中止です。
さっちゃんは布団の中で静養。

トイレに行ったり、少し食べたりで、布団からは時々出入りがあります。
そんな17:30ころ。
布団に入った途端、風景がグルグル回り始めたようです。
僕は一緒に横になってあげます。

18時過ぎ、僕は布団から出ました。
すると、さっちゃんも出て来ます。
さっちゃんを布団に戻らせたんですが、再び目まい。

13日の水曜日言語リハビリの日。
朝起きたんですが、さっちゃんの体調が悪そう。
病院に電話して、今日の予約をキャンセルしました。

朝の10時前、さっちゃんがうなるような、僕を呼ぶ声を上げました。
布団の中にいて、目がグルグル回っているようです。
おそらく、寝る姿勢を変えようとして、頭を動かしたんでしょう。

11時ころに遅い朝食を採りました。
その後、12時ころ布団に戻ると、またグルグル。

そして、この日の3時ころ、さっちゃんは布団の中で苦しそうに呻き始めました。
僕はそばに居てあげることしかできません。
しばらくすると収まると思っていたのですが、なかなか収まりません。
僕はちょっと慌て始めます。

ネットで目まいについて調べると、脳梗塞の前兆として目まいがあったりする、と書いてあります。
さっちゃんは脳の動脈が経過観察中ですから、もしもそうだったら出来るだけ早い処置が必要です。

ともかく、掛かり付け医のようなクリニックに電話してみました。
あ~ぁ! なんと今日の午後から明日までお休みです。
次は今日行くはずだった病院。
脳外科や神経内科にも2~3ヶ月おきに通っています。
対応してくれた女性は、「目まいでしたら耳鼻科ですね」と言います。
でも、「今日は先生方がもう対応できませんから、明日外来でおいでください」とのこと。

さっちゃんはあれからず~うっとうんうんうなってます。
収まればいいんですが、どんどんと悪い方へ変わっていく可能性もぬぐえません。
最悪の場合は・・・・

こうなるともう、最後の手段です。
119番。
それが15:46。
15:51に救急車から電話が入ると、もう窓の外からサイレンの音が聞こえてきました。
僕は外へ出て、救急車に手を振ります。
近づいて来て、名前の確認をされ、部屋へ。
さっちゃんの寝る布団の部屋へ3人の救急隊員が来ました。
女性の隊員がさっちゃんの脈をとったり、聴診器を当てたり。
男の隊員はさっちゃんにいろいろと質問します。
「認知症なんで、ちゃんと言葉が出ないんです」と、僕。
ほとんど僕が答えることになりました。

担架の上に敷かれた毛布にくるまれ、救急車に入ったのが16:18。
車内でも、いくつかの質問を受けました。

搬送先の病院は最初から決まっていましたから、そこへ直行。
さっちゃんは処置室へ。
僕は救急待合室。
2度3度、医療スタッフがちょっとした事の確認に待合室に来ました。

ところで、救急車に乗った際のさっちゃんの表情ですが、
それまでと違って、シャキッとした表情でしたね。
おそらく緊張して、しっかり心を保とうとしてたんでしょうね。
このままの状態でお医者さんと対面したら、「どっこも悪くないよ」と言われそうです。

30分くらいたったでしょうか?
スタッフが僕を処置室のさっちゃんの元へ連れて行ってくれました。
そして、お医者さんの説明。
後で診療明細書を見ると、ソリューゲンFの点滴や、血液検査、CTスキャンなどをした模様。
結果、「どこも悪いところはありませんでした」とのこと。
「目まいというのは何が原因かよく分からないんですよ」
「今はもう、大丈夫そうなので、今日はこのまま帰られていいですよ」

「まあ、やれやれ」と言うか、「いったいどこが悪かったんだよ」と言うか、
さっちゃんも救急車ショックで治ってしまったみたいですし・・・・
とりあえずは良かったということでしょうね。

さっちゃんと薄暗い中、徒歩で家路につきました。
途中、翌日のデイサービスを休む旨を電話連絡しました。
まだもう少しは様子を見なければと思ったから。

そして14日。
今日はバレンタインデーですけど、それどころではありませんね。
さっちゃんからチョコレートを貰わなくなって、何年たつでしょう?
考えてみれば、認知症の初期症状が出始めたころからチョコレートをくれなくなったようです。

この日も時々目まいがありました。
昨日のように苦しむことはありませんでしたけれど、
夕方「買い物に一緒に行く?」と聞くと、「行かない」との答え。
大好きな外歩きを断るくらいですから、やっぱりまだまだ本調子からは程遠いんですね。

今日は15日。
ときおり目まいを起こしましたけれど、心持ち軽い症状になった気がします。
今日も昨日のように「買い物に一緒に行く?」と聞きました。
すると、「行く」との返事。
いつもよりゆっくり歩き、片道30分ほどの道を往復しました。
途中、コンビニでトイレに入った際に軽い目まいを起こしましたけれど、
問題なく無事に帰って来ました。

でも、まだまだ体調は悪そうですね。

ネットで調べてみましたが、寒暖差が体調に影響しているのかもと思いました。
東京では今月の4日と7日は最高気温が20度に迫る勢いでした。
でも、その直後はそれぞれに平年以下の気温。
9日は最高気温が1~2度で、11日の朝は氷点下に冷え込んだんです。
この11日に最初の目まいが起きました。

今週末から少しずつ暖かくなるようです。
体調も良くなっていけばいいのですが・・・・
期待したいですね。
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