さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

1時間ちょっとの留守番ですが、やっぱり問題が

2018-08-30 14:22:38 | 留守番
昨晩は団地の役員の定例会。
この1年間は毎月1回あります。
本当は第二水曜日の夜なんですが、9月は事情があって昨晩ありました。

さっちゃんも毎月のことなんで、「団地役員の定例会だよ」と言うと、分かってくれたみたい。

でも、1時間ちょっとして帰ってくると、まずは僕が閉めたはずの玄関の鍵が開いています。
さっちゃんには「鍵を開けっ放しじゃあダメだよ」と言います。
ところがさっちゃんは、なんとなく不満げ。
「団地役員の定例会に行くって言ってたでしょ」と言っても、何かに怒ってるみたい。
何回か玄関から出て、僕を探そうともしたみたいです。
僕が何故いないのか分からなくなって、不安感に襲われたんでしょうね。

僕もどう対応すればいいのかよく分かりません。
とにかく手早く夕食を作って、
布団の上で横になっていたさっちゃんを呼んで夕食。
最初は不機嫌そうに食べてましたが、だんだん普段と同じになりました。

昨日は隣り町のパン屋さんまでパンを買いにも行きましたが、
さっちゃんに「パン屋さんに行くけど行く?」と聞くと、
慌てたように「行く! 行く!」と。
僕に置いていかれることが嫌でたまらないよう。
一人でいることが本当に嫌なんですね。
それがどれほどなのか、僕には分からず、ちょっと心配です。
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この夏、僕自身が夏バテしてしまいました

2018-08-28 11:13:37 | 病気やら体調やら
それにしても今年の夏は酷い暑さでしたね!
僕は8月生まれですから暑い夏は大好きです。
人は生まれた時の気候にいちばん馴染んでいるんだと思いますし。

そんな僕が今年の酷暑には参りました。
8月に入ってひどい気怠さ、歯茎の腫れ、喉の痛みなどに繰り返し襲われました。

我が家にはエアコンというものがありません。
風通しさえよくしておけばこれまでは心地よく過ごせたんです。
さっちゃんがどうだったかはよく分かりませんが、見る限りでは夏バテはないようでした。
もちろん、暑苦しそうではありましたが。

僕自身、何もできずに昼でも寝込んでいることが多くありました。
少しでも動けそうなら、食事の準備をしたり、掃除をしたり、洗濯したり・・・・
とくに食事は必ず食べないといけませんから、手抜きをしたり、回数を減らしたりはできても
まったく食べないわけにはいきません。
家庭の主婦や子育て中のお母さんたちの偉大さを見せつけられる気分でしたね。

さっちゃんはお腹が空くと「食べるもの全然ないね」とか僕に言います。
自分からは冷蔵庫に入っているプリンとか、棚に置いてあるお菓子も出して食べようとはしません。
僕に催促するのです。
僕の体調が悪いことと寝込んでいることが結びつかないのでしょう。
僕が体調が悪いことを説明されてもじきに忘れるんでしょう。
僕にしたら無慈悲に感じられるような言葉を僕にかけてきます。
それにいちいち怒っていたって仕方ありませんし、良くありません。
我慢して、頑張って明るく振舞い、さっちゃんの要求に応えてあげるのですが、
僕自身には知らず知らずのうちにストレスが溜まりまくるようですね。
たま~にですが、タンスの引き出しを大きな音を立てて閉めたりしてしまいます。
そのあと、さっちゃんには「ごめんね」って謝ります。

今年の夏バテの経験を受けて、僕は大切な教訓を学びました。
それは「僕自身の健康管理が何よりも大切」ということ。
来年の夏前にはエアコンの購入・設置も考えなければなりませんね。
さっちゃんの介護には体力も精神的なゆとりも必要ですから。
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養沢川を歩きました。釣り師が「小熊がいたよ」よ言うので、ちょっとビビりました

2018-08-21 21:50:27 | 沢歩き
もう3週間ちかく前のことになりますが、さっちゃんと養沢川を沢歩きしてきました。
バスの終点で降りると、さっちゃんちょっと気分がすぐれない様子。
しばらく沢沿いの涼しいところで休憩すると、回復しました。

バス停からしばらくは人家もありますし、
養沢川と並行して通る舗装道路が接近していますから、
沢幅は狭く、結果的に水深が深くなっています。

道路から釣り師のおじさんが糸を垂らしていました。
「何が釣れるんですか?」と問うと、「ヤマメだよ」と。
こんな場所でもヤマメが釣れるんですね。
続いておじさんがこんなことを言いました。
「さっき、上流の橋のところのもうちょっと上の方で、子熊を見たよ
「母熊が近くにいるはずだし、怖いから、ここに来たよ」ですって。
母熊は子熊を必死で守ろうとしますから、変な出逢い方をすると人を攻撃します。

そんなこともあって、しばらくは沢に入りたくありません。
結局、養沢鍾乳洞へ向かう登山道が出ている場所あたりから沢に入りました。

養沢川の沢歩きは思いのほか楽しくできました。
佳い沢歩きでした。
さっちゃんも楽しそうに歩いていました。
酷暑続きの夏ですから、本当に気持ちがいい!

一ッ石橋を潜ったところでこの日は終了。
この先は別の日に楽しむことにしましょう!


▲こんな心地よい沢歩きから始まりました。


▲すぐ横には林道が通っているとは思えないような、本格的な沢の美しさも見せてくれます。


▲いちばん段差のある滝といっても1mほどしかありません。それでも、そんな段差があると、楽しくなります。
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家に帰ってくると、さっちゃんは泣いてしまいました

2018-08-21 11:58:36 | 留守番
久し振りに書いています。
今月に入ってパソコンが不調に陥りました。
結局、現時点ではそのパソコンはメーカーに修理に出しているのですが、
以前から考えていたパソコン2台体制をこの際築くことにしました。
もう1台を購入したのです。

先々週のことになりますが、そのパソコンを買いに出かけました。
その店で最後の一台になった展示品をとても安く購入。
お昼ころ出かけたのですが、展示品なのでインストールしてあるアプリ等を削除して
初期化しなければなりません。
そのための時間が1、2時間必要です。
ですから、いったん自宅に戻りました。

その時はまださっちゃん大丈夫だったのですが、
次にもう一度出かけて戻ってくると、
あれ~っ! そんな~ぁ! どうしよう!
僕はパニくりそうに!
さっちゃんがいません!
玄関は開いていました。
テレビは点けっぱなしでした!

僕は冷静さを取り戻し、
自転車で周辺を探しに行こうと考えました。
さっちゃんの服装を残っている服を見てチェック!
着替えてはいないようです。
ザックは背負っていません。
携帯も財布も持って行ってません。

先ほどから雨が降り始めました。
僕は山用の雨具を取り出し、着始めました。
その時、
さっちゃんが帰って来たんです!
ホッとしたどころではありませんね。
緊張感も一気にほどけましたね。
「どこ行ってたの!」
「探しに行こうと思ってたんだよ~!」

さっちゃんは「なかなか帰ってこないから探しに行ったのよ」と。
この雨で、服は濡れています。
僕は「よく家に戻ってこれたね~ぇ! どこまで行ったの?」
そう聞いてもさっちゃんは自分がどこら辺まで行ったのかはよく分かりません。
でも、それなりに遠くまでは行ったようです。
遠くと言っても、徒歩10分くらいの場所なのか、1分くらいの場所なのかは分かりませんね。

僕はさっちゃんをしっかりとハグしました。
僕の腕の中でさっちゃんは涙を滲ませています。
さっちゃん、本当に不安だったんでしょうね。
僕がパソコンを買いに行ったことを忘れてしまって、
「何故いないんだろう?」と考えたんでしょう。

ちょっとの外出(留守番)もちゃんとどこに行ってくるのか、
いつごろ帰ってくるのかを書いておかねばと思いますね。
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さっちゃん、ひとりで留守番するのを嫌がります

2018-08-02 15:35:04 | 留守番
僕が山の仲間とそれなりの登山や沢登りに行っているときは、
さっちゃんには家でひとり留守番してもらってます。
勝手にさっちゃんの留守番を決めるわけにもいきませんから、必ずさっちゃんの了解を得ています。

そうしないと、僕自身の気持ちも落ち着きませんし、
さっちゃんの心情や感情もしっくりとは来ないでしょう。
もちろん、さっちゃんが了解してくれたとしても、そのことをさっちゃんはすぐに忘れてしまいます。
了解を取ろうが取るまいが、結果的にはほとんど変わりはないのかもしれません。
でも、さっちゃんの心の深奥で何かしらの決定的な影響が及ぶように思います。
それに僕自身後ろめたい気持ちを味わいたくありませんし・・・・

先々週までは(先週は台風でした)さっちゃんはすぐに了解してくれました。
了解してくれた後も、日に何度も確認します。
さっちゃん、そのたびに「いいよ」と言ってくれていました。

でも今週は、「いいよ」と言ってくれません。
ちょっと考え込んだ後で「ひとりでいるのは嫌だなぁ」と言います。
「誰か来たら怖いし」とも言います。
「玄関閉めてたら大丈夫だから」と僕が言っても、
「嫌だなぁ」と言います。

今のところ、今週末に僕が沢登りするのは諦めようかと思っています。
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