さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

久し振りにケアマネのT口さんから連絡が入って来て・・・・

2023-07-25 22:45:16 | 生活の一場面

今日の昼、1時20分ケアマネージャーのT口さんから電話がかかって来ました。

久し振りです、懐かしい感じすらしますね。

僕は最近のさっちゃんの様子を報告しました。

ひと通りの報告が終わると、T口さんが「介護保険の更新申請は済ませましたか?」と聞きます。

僕にはそんなことをした記憶はありませんから、「え~? なんですか? それって?」といった反応しか出来ません。

どうやら更新申請書が市役所から6月中に届いているはずのようなんですね。

7月中に申請しなければならないようで、「じゃあ、4時にお宅へ伺いますね」となりました。

 

その電話終了後、僕は大忙し!

何故なら、ここ何ヶ月間か我が家には誰も訪れることがありませんでしたから、部屋は荒れ放題なんです。

テーブルの上は封筒や書類や本や地図が山積みになっていますし、床は埃だらけになっています。

まずはテーブルの上の整理から。

開封せずにただ積んである封筒の中身をチェックし、片付けたり、捨てたり、再チェックすべきものは、それだけをまとめておいたり・・・・

すごく時間がかかります。

1時間ほどかけて最低限の整理を終え、テーブルを拭いて綺麗にしました。

 

続いて、床掃除です。

玄関、リビング、台所を掃除しました。

埃だらけですね。

吹き溜まりのような場所には、僕の髪の毛が大量に集まっていました。

部屋全体からすると、半分以下の広さでしかありませんが、たったそれだけの掃除に小1時間かかりました。

 

4時になり、T口さんが来られます。

しばらくは介護保険を使う予定はありませんから、一旦申請を解除して、別の時期に申請しなおしてもいいそうです。

でも、これまで通り継続で申請することにしました。

市役所からの書類はテーブルの上の積まれた書類の中に未開封のままで見つかりました。

他にも、現在のさっちゃんの主治医の先生の名前が書いてある書類も見つかっていました。

T口さんが明日の一番で書類を提出しておいてくださるそうです。

本当に有り難いことです。

 

T口さんとはさっちゃんの今後のことなどについてもあれこれと話をしました。

さっちゃんが車椅子に長い時間座れないような場合、どうやって移動するのか?

自宅介護になった場合、I老健でのデイケアやショートステイは利用できるのかどうか?

コロナ禍が今よりも収まり、面会頻度が緩和されて来たら、特養などのことも考えの対象になりうることなど。

どう考えるにしても、さっちゃんの現状を詳細に知る必要があります。

そのために、今の病院の相談員さんと話をして、いろいろと知ることが大切だと言うことになりました。

出来れば、今月中に面談が出来ればと考えています。

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さっちゃんの夢を見ました

2023-03-12 18:36:38 | 生活の一場面

さっちゃんが入院していると、我が家には誰も訪れる人はいません。

訪問看護師さんもケアマネさんも来る用事はないのです。

すると、テーブルの上は片付けない物で埋まり、床も掃除しないので埃だらけになってしまいます。

今週の土日はどこへ出かけることもなく家でじっとしています。

早く起床する必要もないので、だんだんと夜寝るのが遅くなっていきます。

ついに昨晩は4時ころに寝て、今朝は10時過ぎに起床する、昼夜逆転直前の状況になってしまいました。

さっちゃんが居ないと、僕のいい加減さはエスカレートしてしまいます。

かろうじて山へ行ったり岩トレしたりの日があることで、普通の生活リズムを取り戻すことが出来ています。

 

今朝、目覚めるころにを見ました。

さっちゃんの夢です。

入院しているはずのさっちゃんが何故か家に来ています。

そして、僕はさっちゃんのオムツ交換をしています。

夢の中で、僕はこんなことを考えているんです。

さっちゃんは点滴で栄養を摂っているから排便は無いのだろう。

点滴なら排便が無いのかどうかは僕には分かりませんが、夢の中での僕はそう考えていました。

ですから、パッドだけの交換で済みましたから、楽に終わりました。

夢の中で僕はいろいろと考えています。

さっちゃんはどうして酸素マスクをしていないんだろう?

夢の中でも、さっちゃんは入院中だと言うことには変わりはありませんでしたから、そもそも我が家に来ること自体が不思議なんですけれどね。

夢ですからね、不思議だらけです。

車椅子で来ていました。

ただ、さっちゃんの表情などは夢の中では一切出て来ませんでした。

表情どころか、顔すらも出て来ませんでした。

でも、夢とは言え、さっちゃんと少しの時間を一緒に過ごせて、ちょっぴり幸せでした。

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さっちゃんのこといろいろ・・・・

2022-05-10 22:02:19 | 生活の一場面
今日は天気も良かったので、自転車に乗って2ヶ所で支払いをして来ました。

最初の1件はさっちゃんが大腿骨骨折で入院していたA病院です。
GW最中の5月2日、A病院から電話がありました。
「未払い分が1120円あるのでお知らせします」
え? 僕は驚きました。
「支払いは退院する際に精算したんですけれど」と言うと、
「ちょっと待ってください。調べて再度電話しますね」との返答。
数分後、電話が来ました。
「3月1日に発熱外来に来られましたよね。・・・・」
「あっ! そうです、そうです。思い出しました。分かりました」
「では、GW後にでも病院のカードを持って、支払窓口まで来てくださいね」


もう1件はGW前に請求書が郵送されてきました。
I老健に入所した4月11日、関連病院で診察を受けたのですが、その時出された薬の代金です。
その病院の隣りにある薬局からでした。
1140円支払いました。

ついでの情報ですが、今日I老健から請求書も郵送されて来ました。
予想していた額よりは、若干ですが少な目でしたね。
明日、洗濯物のことでI老健へ行きますから、支払いも済ませて来ようと思います。

      *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

ここからは最近あった出来事です。
さっちゃんと僕は食卓に座っていました。
僕はテレビを観ながら夕食を食べています。
僕は時間をかけて食べ終わると、隣りに座っているさっちゃんを見ました。
すると、さっちゃんも夕食を食べ終わったようです。
「あれっ!? さっちゃんは飲み込むことが出来るんだ」
僕はそう思ったのですが、途端に気付いてしまいました。
「そうか、これはなんだ!」


ほんのほんの一瞬だけでしたが、さっちゃんが以前のように自分で普通に食べるほどに回復した姿に接することが出来ました。
すぐにだと、の中で気付きましたけれどね。
でも、気付く前はもちろん驚きと幸せな気持ちになりましたし、気付いてからも幸せな気分はしばらく続きましたね。
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新年あけましておめでとうございます

2022-01-01 19:03:38 | 生活の一場面
何十年ぶりでしょうか?
たった一人でのお正月は。
1999年からの簡易な山行記録が手元に残っていましたから、お正月の過ごし方をまとめてみたいと思います。

2000年:前年1999年12月26日に父逝去。当然、僕とさっちゃんは熊本の実家へ帰りました。
(ちなみに、さっちゃんは1998年2月に愛鷹山で脛骨最上部骨折で2回手術、計9ヶ月入院しました)
2001年:2日に奥多摩の大岳山に登っていますね。
2002年:僕は12月26日から仕事で屋久島。29日にさっちゃんとさっちゃんの甥と鹿児島市の親戚宅で合流。その後、熊本へ向かい、青春18きっぷで3日帰京。
2003年:どこへも行かなかったみたいですね。
2004年:3~4日に北八ヶ岳天狗岳西尾根。さっちゃんと僕の他、20代とアラサーの若者3人と登る。
2005年:さっちゃんは留守番。12月28日~1月1日。上記の若者3人と僕とで、北アルプスの中房温泉~大天井岳~常念岳~三股の縦走。全員、右頬に凍傷。
    3日にさっちゃんと奥多摩ハイキング。二俣尾駅~アタゴ尾根~日の出山~御岳山~大塚山~古里駅。
2006年:3日にさっちゃんと奥多摩ハイキング。井戸小屋尾根~六ツ石山。
 ※この年は大怪我後のさっちゃんとしては、一番体力も技術もあったころで、8月には剱岳源次郎尾根を登っています。65歳でした。
2007年:12月29日~1月1日。さっちゃんと僕、他に2人の山仲間と、仙丈ヶ岳地蔵尾根を登る。
2008年:12月30日~1月1日。さっちゃんは留守番。若者2人と僕で南アルプスを夜叉神峠~鳳凰三山~早川尾根~北沢峠の計画。
    ところが、大雪のため薬師岳小屋で引き返す。
2009年:12月31日~1月8日。熊本の母の認知症が進み、この時から盆と正月は基本的に母に顔を見せに帰ることにする。
2010年:12月27日~1月4日。長崎のさっちゃんの叔母宅に寄り熊本へ。さっちゃんは11日まで熊本に滞在。
2011年:12月29日~1月9日。熊本へ。
2012年:12月23日~1月7日。熊本へ。父の十三回忌。
2013年:12月25日~1月6日。熊本へ。


手元の記録にはここまでしかありませんでした。

2013年5月に母が亡くなり、2014年は一周忌に参列するので、正月には帰熊していません。
2015年も三回忌に参列するので、正月には帰熊していません。
2016年:熊本へ。日付は分からず。12月29日~1月4日よりは長くいた。その後、熊本地震。
2017年:熊本へ。12月28日~1月5日。その後、鹿児島へ回ってお墓参り。
2018年:熊本へ。日付は分からず。
2019年:母の七回忌のため、正月には帰らず、4月に帰熊。
2020年:熊本へ。日付は分からず。


これ以降はコロナ禍で熊本へも行かず、お正月はどこへも出かけていません。
さっちゃんも長い時間、電車に乗っていることが困難になっていました。
青春18きっぷで途中あちこち寄り道をしながら熊本まで行っていましたが、
それが新幹線になり、その時間も耐えられなくなって、飛行機になりました。
でも、2020年にはその飛行機に乗っている時間すら、さっちゃんには我慢できなくなっていました。
さっちゃんと一緒に熊本へ行くのは無理だと思うようになっていたのです。

1999年からさっちゃんの山行記録をとっていました。
これは大怪我から復活していくさっちゃんの姿をしっかりと記録しておこうと思って、書いておいたものです。
大怪我でしたから、僕はさっちゃんが通常の日常生活が送れなくなるんじゃないかと思っていました。
でも、骨折は順調に回復し、さっちゃんも熱心にリハビリしました。
1999年1月30日2回目の入院から5ヶ月ぶりに退院しました。
その後、4月28日には大澄山192mで怪我後の初登山。
右足に装具を装着して、両松葉杖をついての登山でした。
装具と2本ストックで日の出山に登ると、山頂の人々から「頑張ってね!」と励まされたりしました。
装具は大きいのでズボンの外に出て、凄く目立つんです。
その後も毎週のように山を歩きました。
御岳山や高尾山のような下山でケーブルカーを使える山域が多かったですね。
8月になると、装具と杖なしで歩く練習を近所の公園で始めました。
9月2~3日には初の泊り山行。
那須岳の三斗小屋温泉に泊まって、北温泉に降りました。
12月には天覧山岩トレにも参加し、最下部岩場をトップロープでですが、3ルート登りました。

さっちゃんの大怪我をした時の事故報告やその後の回復の記録など、このブログでもいつか発表したいものです。
今日は、久し振りにその記録を見たので、少しだけブログにも書いてみました。

そうそう、今日はお正月、元旦ですね。
入院しているさっちゃんのことを想うと悲しくなりますが、僕は静かに過ごしています。
正月だって普段の一日と変わんないや! とは粋がってみたものの、やっぱり心の状態がいつもとは違ってしまいます。
なんと! お雑煮を作りました。
僕は子供のころ食べた濁りのあるお雑煮が好きです。
どうやら親父の好みだったようですね。
次第にお袋の発言権が強くなると、お袋の里の澄まし汁のようなお雑煮に変わって来ました。

今日作ったお雑煮は、家にある材料で作りました。
賞味期限が切れていたお餅、鶏肉、竹輪、えのき、里芋、大根、金時人参、菜の花。
金時人参は初めて食べましたけれど、噛んだ感じは芋のようですね。
菜の花はまだ花がない葉っぱばかりです。
ほぼ塩味だけなんですが、濁りがあるのは、お餅を早くから煮て、汁の中に融かすからです。
もちろん、全部の餅をそうするのではなくて、今日の場合は1個だけですけどね。
餅の味が汁にも加わって美味しくなるんです。


▲12:12。見た目はまったく上品ではありあせんが、結構美味いんですよ。これをどんぶりに2杯食べました。
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デイサービスへ出かける日の朝、さっちゃんは久し振りに眠たくて大変でした

2021-11-09 23:56:34 | 生活の一場面
タイトルには「大変でした」と書きましたが、実際はそれほどでもありませんでした。
ただ、「久し振り」というのは本当で、ここのところは順調だったんだなぁという感慨の方が強いです。
僕の主観的印象だけなのかもしれませんが、最近のさっちゃんは穏やかです。
さっちゃんの穏やかさによるものなのか、それとも僕自身が本当に人間的に成長して少しのことでは感情を昂らせなくなったからなのか、それは分かりません。
実情として、さっちゃんが穏やかになった気がします。

という訳で、今朝のさっちゃんはなかなか起きてくれなくて、起きても実質的にはほぼ寝ている状況でした。
7時50分くらいから早めに声掛けをしました。
「さっちゃん、おはよう」
「さっちゃん、今日は出かけるから起きようね」

さっちゃんの顔の近くで、もっと耳元で、声を掛けます。
いつもなら、眼を開けてくれて、「どこに行くの?」みたいな雰囲気の言葉を発したりしてくれます。
でも、今朝は何やら喋ってはいるのですが、「眠りを邪魔するなよ」と怒ってるような雰囲気が漂います。
僕は長い時間、声掛けし続けましたが、さっちゃんの目は開きません。

目が開くのを待っていたら埒が明きそうもないので、僕はさっちゃんの上半身を起こすことにしました。
布団などを剥がして、「起きようね」と言いながら、さっちゃんの腕を座らせるような感じで引きます。
最初は強く引かず、最後までも引きません。
あまり強引にやると、さっちゃんの機嫌を損ねるからです。
普段なら、ちょっと腕を引けば、自分でも起き上がって、上半身を起こそうとします。
僕はそれに少しだけ力を貸せばいいのです。

でも、今朝のさっちゃんには起き上がろうという意思の欠片もないようです。
僕はさっちゃんの腕を持ち、右手はさっちゃんの背中に回して起こそうとします。
「起きて、朝ご飯を食べようね」と言いながらですが、力は入れません。
まだ、さっちゃんが目を開けて、自分から起き上がることを期待しているんです。

こんな風にどれくらい繰り返したでしょう。
そんなにいつまでもさっちゃんの自主性(?)に期待してばかりもおられません。
僕は左手でさっちゃんの腕を取り、右手はさっちゃんの背中に回して、力を入れて、上半身を起こしました。
さっちゃんは崩れ落ちるように、また体を横たえようとしますから、僕は急いでさっちゃんの背中側に回り込みます。

そして、さっちゃんの両脇に僕の両腕を入れ、抱え上げてさっちゃんを立たせました。
でも、さっちゃんの両足には力が入っていませんから、やっぱり崩れ落ちそうになります。
僕はさっちゃんを支え続け、立たせようとしました。
さっちゃんもやっと自分の足で立ってくれます。

そして、さっちゃんの両腕を引きながらダイニングの食卓の椅子まで連れて行きました。
布団の横のソファでもいいのでしょうが、ソファではそこで体を横にして寝てしまいそうに思ったんです。
食卓の椅子で着替えをしました。
協力はしてくれませんが、反発する訳でもありませんでしたから、それほど大変ではありませんでした。
口腔ケア用ウェットティッシュで口の中を拭きました。

ここで普段ならまずは飲み物を飲んでもらうのですが、時間がなくなって来たのと、ちゃんと飲んでくれるのか不安だったのとで、飲み物はカット。
少し牛乳を多めに入れたオートミールを食べてもらうことにしました。
スプーンのオートミールの中に薬も紛れ込ませながら、さっちゃんに食べてもらいます。
最初は目も開いていましたが、すぐに目も閉じてしまいました。
オートミールと薬の入ったスプーンをさっちゃんの唇に当てると、さっちゃんは口を開けて食べてくれます。
そんな風にして、薬は全部飲んでくれました。
でも、オートミールを3分の1ほど食べたころから、口を開けてくれなくなりました。
これ以上食べてくれそうにありません。

時間も迫って来ていましたから、さっちゃんの髪を梳きました。
ジャンパーを着てもらい、毛の帽子を被ってもらいました。
そして、食卓の椅子に座ったまま靴も履いてもらいました。
ずうっとさっちゃんの目は閉じられたままです。

8時41分、デイサービスのスタッフさんから電話が入ります。
さっちゃんは靴のまま玄関まで歩き、そのまま外に出ます。
階段をしっかりと下りられるかどうか心配でしたが、思いの外しっかりした足取りで下りていました。

デイサービスに出かける前に眠たくて大変だったのは久し振りのことだと思います。
でも、無理やり起こしたり立ち上がらせたり、着替えさせたりする僕に抵抗はしませんでした。
僕がいろいろと出来ないように抵抗することも出来たはずですが、今朝のさっちゃんは何もしませんでした。


デイサービスでも大変だったんだろうな、と予想していました。
でも、不思議なものですね。
今日のさっちゃんはデイサービスではほとんど寝ることもなく、昼食もおやつもよく食べて、穏やかに過ごせたみたいですね。
そのまま散歩に出かけ、しっかりと歩きました。
夕食も完食でした。


▲16:18。今日は2時くらいまで雨が降り続いていました。僕は昼食後、入浴してから、3時前に買い物へ出かけました。さっちゃんと散歩に出たころには青空も見えるようになっていました。
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さっちゃんは時折り笑顔を浮かべながらテレビで「サザエさん」を観ていました

2021-10-01 23:56:38 | 生活の一場面
昔から我が家のチャンネル権は僕が握っていましたから、観る番組のほとんどは僕の観たい番組ばかりでした。
さっちゃんは特に観たい番組もなさそうでしたし、関心も少なそうでした。
僕はテレビ大好き人間ですから、家に居て一日中テレビを観ていても過ごせる人間です。
BSに関しても、それを観ることを可能にすると、ますますテレビ漬けになってしまいそうでしたから、我が家のテレビではBSは観ることは出来ません。

僕が観る番組はニュースや関心ある時事問題を扱った番組、朝なら「羽鳥モーニングショー」「NHKスペシャル」とかです。
他には自然を扱った番組ですね。
「自然百景」「ダーウィンが来た」「地球ドラマチック」・・・・などですね。
そして、歴史関連。
「知恵泉」「歴史探偵」など、NHKが多いですね。
歌番組も自分の好きな歌手等が扱われていると観ます。
井上陽水、ビートルズ、クイーン、等々、何人もいます。
後は、ドラマ。
「朝のテレビ小説」、今なら「おかえりモネ」ですね。
他にも「歴史大河ドラマ」は毎年欠かさず観ています。
民放では「相棒」だけは観ています。
来月から新シリーズがスタートするようで楽しみです。
民放のドラマはたくさんあってどれも面白そうなので、出来る限り観ないことにしています。
テレビ漬けになっちゃいそうですからね。
他に、今は「アンという名の少女2」を観ています。
小説とは漂う雰囲気がずいぶん違っていて、興味深く観ています。
最後にアニメ。
今は「キングダム」を観ています。
つい最近、フジテレビで数回放送された「鬼滅の刃」を全部録画して観てしまいました。
去年の映画が何故にあれほど多くの人が観たのか、その訳を知りたかったからです。
観てしまうと、確かに面白いですね。

他に、韓国歴史ドラマがNHK総合で放送されると必ず観ます。
「チャングムの誓い」を最初に観て、隣国韓国の歴史も知りたく思って、いつも観ています。
いちばん最近では「ヘチ 王座への道」でした。
ドラマとしては楽しませるツボをしっかりと押さえているのでいいのですが、ドラマを観ても韓国の歴史には詳しくなりそうにはありませんね。
日本の「歴史大河ドラマ」のような番組が韓国にもあればいいなと思います。

後、毎年の原爆投下日や終戦の日前後には必ずそれに関連した番組が数多く放送されます。
必ずそれらの番組は録画して2年後でも3年後でも必ず観ることにしています。

あれれれ? 僕の好みのテレビ番組紹介になってしまいました。
済みません。
さっちゃんもこんな番組をいつも僕と一緒に楽しんで観ていたんです。
でも、少しずつ、さっちゃんはテレビを楽しむことが出来なくなって、観なくなりました。
ほとんどの番組を僕は録画してさっちゃんが居ない時や寝静まってから時々観ています。
ですから、録画番組が増える一方で、今は2020年2月の録画番組を観ています。
ただ、ドラマやアニメ、時事問題を扱った番組はすぐに観ますよ。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

ここまでは水曜日の明るい時間帯に書いたりしていました。
水曜日の夕食では冷凍してあったカレーを解凍したんですが、さっちゃんは他のおかずもありますし、カレーはお玉に1杯くらいしか食べません。
残りは僕が普通にカレーライスとして食べたんですが、意外と量が多くて、大盛で2人前くらいの量だったと思います。
ご飯の量は普通だったのですが、ルーが大盛りでした。
僕は久し振りに食べ過ぎて満腹になり、すでに寝ていたさっちゃんの隣りで横になったんです。
10時前だったと思います。
寝るつもりはなかったんですが、自然に寝てしまいました。
目覚めたら夜中の12時前。
もうこの時間ではブログどころではありません。
ちゃっちゃっと最低限の用事を済ませて、本格的に就寝。

昨日の木曜日ですが、いつも同様に岩トレをして来ました。
それもあって疲れていましたから、デイサービスから戻って来たさっちゃんともども、布団の中へ。
これまた自然な成り行きですが、寝てしまいました。
8時過ぎに目覚めたんですが、一瞬どうしようかな~と迷いました。
さっちゃんをこのまま明日の朝まで眠ったままにしちゃおうかな~と。
でもすぐに、それは駄目だ、さっちゃんにはしっかり食べてもらおう、と思い直します。
それに、岩トレで疲れていますから、夕食を作る気力が乏しくなることは分かっています。
ですから、コロッケと煮物の惣菜を買って来ていました。
あとはいつもの花豆4粒、クリームチーズ1個、キウイ1個と種なし巨峰4粒もすぐに用意できます。
お味噌汁はまだ少し残っていますし、冷凍したご飯もあります。
そうそう、僕が作ったかぼちゃの煮つけも最後の少しだけが残っていました。

僕なら5分で食べ終わりそうな量の夕食をさっちゃんは1時間くらいかけて食べます。
食べ終わったのは9時半でした。
さっちゃんを寝かせつけて、それから僕の夕食です。
食べ終わったのは何時だったでしょう?
翌日もデイサービスで、僕は6時起床ですから、ブログを書く十分な時間はありませんでした。

というわけで、水曜日に書き始めたブログを今日金曜日に書き終わらせ、アップするという訳ですね。

     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

さて本題に戻ります。
さっちゃんがほとんどテレビを観なくなったということですね。
まったく見ないわけでもないのですが、ひとつの番組を継続的に観続けることがないのです。
画面に人が映っていますから、心は引き付けられるみたいなんです。
散歩をしていても、歩いている人には注目しますからね。
映像によっては笑ったりすることもあります。
でも、そのテレビ番組を観ている訳ではなさそうなんです。

先日の日曜日の夕食前のひと時でした。
僕は夕食の準備をしていて、さっちゃんには寝ていて欲しかったんです。
起きていると、何かとしょっちゅう台所の僕のところへ来て、僕にとっては邪魔で仕方がないんです。
この日はさっちゃんは珍しく全然眠くないようで、布団に入ってくれませんでした。

それで、さっちゃんの関心を引き付けるような歌番組でもないかな、と思ったんですが、ありません。
「サザエさん」があったので、ひょっとしてこれなら観てくれるかなと思って、点けたんです。
すると、さっちゃんは楽しそうに観続けてくれました。
ときおり、笑いながら観続けていました。
どの程度ストーリーを理解できているのかは不明ですが、気持ちは引き付けられるようですね。
おそらく、ストーリーは理解できていないと思いますが、一瞬一瞬の内容や全体に流れる雰囲気は分かるんだと思います。
「サザエさん」が終わって、「ドリフに大挑戦SP! 伝説&名作のコントが今夜新たによみがえる」が始まりました。
これもさっちゃんはケラケラ笑いながら観ていました。
さっちゃんは僕がいる台所に来ることもなく、テレビに引き付けられていました。

夕食の準備が終わって、食べ始めたころには、さっちゃんはテレビにはほとんど視線を送っていませんでした。
ですから、食事に集中して欲しいこともあって、テレビを消すことにしました。
ちょうどその時画面に流れてたコントは上半身裸になって体当たりでバカバカしいことをやる、そんなタイプのコントだったようです。
さっちゃんにはその手のコントは通じなかったみたいですね。

日曜日の6時半からの「サザエさん」をまたさっちゃんに観てもらおうかなと思います。
その前は「ちびまる子ちゃん」ですから、これも観てもらおうかな?
テレビの視聴習慣が無くなったさっちゃんに観て楽しめる番組があればいいなと思います。
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「僕も人間が出来てきたねぇ」と自分で自分を誉めちゃいました

2021-08-23 23:59:59 | 生活の一場面
今日の3時ころでした。
いつものように布団の中にいたさっちゃんが起き出して来ました。
僕はちょうど台所で洗い物をしていて、手は洗剤で泡だらけです。
さっちゃんはスヌーピーのライナスよろしく、毛布を引きずっています。
僕は急いで手に付いた泡を洗い流しますが、さっちゃんは台所まで来てしまいました。
毛布も引きずって来ました。

僕は優しく、「ここまで持って来なくていいよ」と、さっちゃんに言います。
さっちゃんは「はい」と言って、僕に渡してくれようとします。
どうやらその毛布は僕のために持って来てくれたもののようですね。
僕はさっちゃんに「ありがと」と返事しました。

そして、毛布を抱えて、さっちゃんを寝室の布団まで連れて行きます。
僕は布団に座り、左手でさっちゃんが寝る場所を指差して、「ここよ」と言います。
さっちゃんは自分の寝る位置まで来て、腰を下ろそうとします。
僕はさっちゃんのお尻を支えながら、さっちゃんの寝る位置に座らせ、体を倒しました。

そんないつもの決まりきった動作をしながら、僕は思わずこんな独り言を発してしまいました。
「僕も人間が出来てきたねぇ」
独り言を言いながら、自分でも苦笑してしまいますよね。
まあ、いつもこんな調子なら僕だってさっちゃんだって幸せなんでしょうけれどね。
いつもこんな具合にはいくはずもありません。
毛布、タオルケット、枕、寝巻き、・・・・いろんな物を繰り返し持って来られると、ついには僕も切れてしまうことがよくあります。

その後も洗い物をしている間にもう一度タオルケットを引きずって来ました。
水洗い中だったので、すぐに手を拭き、さっちゃんの元へ行きます。
やっぱり「はい」と言って渡してくれました。
(渡すと言っても、手を離すだけで、タオルケットは床に落ちます)
僕は同じく「ありがと」と言って、タオルケットを拾い上げます。

その後も何度も起き出して来ました。
洗い物は終わっていたので、問題ありません。
昼間なんだから、起きていてもらった方がいいんじゃないの? と思われるでしょう。
僕もその方がいいと思っています。
それで、食卓の椅子に座ってもらったりすると、そのうちすぐにテーブルに突っ伏して寝てしまうんです。
そんなことなら、ちゃんと体の休まる布団で、ということになってしまうんですよね。

さっちゃんはどうしてこんなに寝るんだろうと不思議です。
夜9時に寝たとして、翌日何もせずに放っておくと何時まででも眠り続けます。
僕が先に12時とかになるとさっちゃんを起こしますから、本当に何時まで寝続けるのか分かりません。
たまにそんな記録を計りたい誘惑に駆られることもありますが、何となく怖いのでやっぱり起こしてしまいます。


夕方、散歩に行きました。
いま東京地方の日没は18時20分。
以前にも書きましたが、ちょうど綺麗な夕陽を見るには家を30分前に出るといいのです。
そのつもりでしたが、準備に手間取って、家を出たのはジャスト18時。


▲18:06。多摩川土手に着くと、夕陽が山の端に沈む直前でした。久し振りに雲に隠れず、山に沈む夕陽を見ました。太陽は手前の黒い山に沈んでいるのではなくて、遠くの薄墨色の奥多摩の山に沈んでいるのです。以前はもっと右の山に沈んでいましたが、夏至からは2ヶ月も経ち、立秋も過ぎましたから、随分南寄りに沈むようになりましたね。とはいえ、秋分はまだ先ですから、真西よりは北側(右)に沈むんですけどね。ほぼ毎日と言っていいほど、散歩で夕陽を眺めていると、沈んでいく位置で暦の移ろいを感じます。


▲18:11。この前、月とさっちゃんを撮りましたから、同じ手法で夕陽とさっちゃんを撮ってみました。夕陽に自動フォーカスして、フラッシュを焚きます。


このブログもほぼ完了間際だった夜中11時50分ころ、さっちゃんが布団から起きて出て来ました。
こんな時間に目覚めることも時にはあるんです。
僕はさっちゃんに「いま夜中だよ。寝ようね」と言って、布団に戻そうとしました。
さっちゃんが布団に腰を下ろす際、僕はさっちゃんのお尻を右手で支えるんですが、その右手の感触が僅かに変です。
何でもないと言ったら何でもないんですが、昨日からそろそろ排便があってもいい頃だとは思っていましたから、
念のために、腰が半分落ちかけていましたが、さっちゃんを立ち上がらせて、トイレへと連れて行きました。
リハパンを下ろすと、少量の便が・・・・
注意深く便座に座ってもらい(それでも寝巻きのズボンが少し汚れてしまいました)、すぐに出たようです!
お腹をマッサージしても昼や夕方には張っていたお腹がまったく張っていません。
お尻を拭き終わり、立ち上がってもらって、中を見ると、しっかりと出ていました。
良かった、良かった。
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今週は木曜日と金曜日のデイサービスに出かける朝、2日続けて朝食を食べてくれませんでした

2021-07-31 23:32:55 | 生活の一場面
デイサービスに出かける日の朝は、さっちゃんは8時前後に起床します。
ダイニングと寝室との間の戸を全開にし、寝室のカーテンを開け、ダイニングのテレビの音量も普通の大きさにします。
そんな中、木曜日のさっちゃんは自分で上半身を起こしていました。
「今朝は調子良さそうだな」と思ったのも束の間、立ち上がらせようとすると、体をぐた~っとさせて、また布団に横たわろうとします。
僕はさっちゃんの脇の下に手を入れて立ち上がらせ、ソファまで連れて行きました。
ソファでもさっちゃんは頭を後ろに倒して寝る姿勢になってしまいます。

着替えさせるのが大変でした。
靴下とズボンは何とかなるのですが、Tシャツはさっちゃんの協力がなければ難しいんです。
両腕を万歳するように上げてくれませんし、Tシャツを掴んで、全然動かなくしてしまうんです。

それでも何とか着せて、食卓の椅子に座ってもらいました。
ここでも目をつむって寝ています。
これは朝食どころではなさそうです。
時間もかかってしまいましたから、朝食を全部食べる時間も取れそうにありません。

いつものように玄関で運動靴を履いてくれそうにありませんでしたから、椅子に座ったまま僕はさっちゃんに靴を履かせました。
電話がかかって来て、僕はさっちゃんを両腕で抱えるようにしながら、階段を降りてもらいました。


そして、金曜日の朝。
この日の朝は眠たい訳ではなさそうです。
ただ、理由は分かりませんが、起きたその時から機嫌が超悪い!
僕に悪態の言葉(そんな感じに聞こえました)を投げつけ続けるんです。
布団から立ち上がることに抵抗、ソファまで歩くことに抵抗、ソファに座ることに抵抗!

寝巻きを脱がせることにも、当然抵抗します。
ズボンはそれでも何とか脱がせることが出来たんですが、上着は大変!
さっちゃんが寝巻きの袖口を掴んで離しませんから、どうしようもありません。
さっちゃんは無理矢理脱がそうとする僕を叩いたり蹴ったりします。
僕もそんなさっちゃんの足や手を平手でピシッと叩き返します。
まさに格闘です。

寝巻きの上着を裏返すような感じで脱がすことは出来ましたが、さっちゃんはまだ袖口を掴んだまま。
裸ん坊のまま連れ出すことは出来ませんから、何とかして着替えてもらわなくてはなりません。
さっちゃんと僕との格闘もどんどんヒートアップしていきます。
声も大きくなります。
さっちゃんが僕の非道を非難するような感情を込めて、叫びます。
僕だって対抗して大声になってしまいます。
「ちゃんと着替えてよ!」

掴んで離さなかった寝巻きを僕は力ずくで奪い取りました。
さっちゃんはリハパンだけの完全な裸ん坊。
ここからTシャツを着せる格闘に突入します。
普通はTシャツを被るように頭も腕も入れ、頭をまず通しますよね。
さっちゃんには恐らくその方法では難しいんだと思います。
頭だけを通すことは簡単でしょうが、腕を外に出すのが難しそう。
Tシャツを頭に被せても、その中で腕を上に上げてくれそうにありませんからね。
それでどうやっているかというと、最初に両腕を通してもらいます。
最後に頭を通します。
その二つの方法を僕自身がやってみると、大した違いは感じないのですが、さっちゃんに対してやるとなると大違いなんです。
両腕に通ったことが確保された状態で、両腕を万歳してもらって頭を通します。
確実に腕は通され、頭が通されるんです。

さっちゃんにTシャツを着てもらおうとしている間もさっちゃんとの格闘は続いていました。
想像してもらうと容易に分かりますが、さっちゃんが僕を叩こうと腕を動かしながら、Tシャツを着せるなんて完全に不可能なんです。
で、どうするかと言うと、力ずくしかありません。
さっちゃんの両腕を力ずくで制御しておいて、その間に着替えさせたいんです。
腕を通すことが出来ても、気を抜くと腕もすぐに抜いてしまいます。
そんな失敗を何度も繰り返しながら、最終段階の頭を通すところまで来ましたが、失敗に継ぐ失敗。
数度目でやっと頭を通すことに成功しましたが、腕を万歳状態にしっかりと上げてくれませんから、頭がなかなか通り切りません。
数秒間、Tシャツが頭を締め付け、さっちゃんは苦しそう。
何とか頭を出して、やっとTシャツを着ることが出来ました。

靴下を穿かせるのも大変。
当然、僕を蹴飛ばそうとします。
僕だって声が大きくなり、さっちゃんの脹脛を平手でピシッと叩いたりしてしまいます。
「ちょっとじっとしててよ!」
さっちゃんが非協力的なのはそのままなんですが、僕を蹴飛ばしたりの荒業は出さなくなりました。

ズボンに足を通すのは問題ありません。
ソファから立ってもらって、ズボンを上げなくてはなりませんが、さっちゃんは立ち上がってくれません。
かっかと頭に来ている僕は、さっちゃんを力ずくで立ち上がらせます。
ちっちゃくて軽いさっちゃんですから、それは簡単なんです。

そして、食卓の椅子まで引きずるようにして連れて来ました。
時間も経ってますし、食べてくれそうな雰囲気ゼロです。
前日同様、椅子に座ったままで運動靴を履かせ、さ~てどうしようかと思案。
木曜日は眠たいだけだったのですが、金曜日は何やら凄く怒っていて、抵抗が激しいんです。
それで、まだ電話はかかって来ませんが、もう外に連れ出すことにしました。

椅子から立ち上がることにも抵抗します。
手を強く引っ張って、玄関の外まで連れ出しました。
35段の階段を下りなければなりません。
途中3、4回階段に座り込もうとしましたけれど、さっちゃんの脇の下を持っている僕の左手で持ち上げてしまうんです。
しっかりと歩いて下りようという意思が弱いので、グラグラしながらやっと下りました。
棟から出ても、進みたくなくて抵抗するさっちゃんの足取りはフラフラしています。
さっちゃんには歩く気がないからです。
それでも何とか、デイサービスの車が見える位置まで歩いて来て、さっちゃんは植え込みのある端の段差に座り込みました。

数分待ったでしょうか。
電話がかかって来て、さらに少し待つと、車が到着。
スタッフさんに今朝の状況を説明し、飲めなかった薬と結べなかった髪用輪ゴムを渡しました。
さっちゃんはまだ怒っていて、それほど激しくではありませんが、スタッフさんにも抵抗していました。

時間が経過し、デイサービスからさっちゃんが戻って来ました。
スタッフさんの報告では、この日は昼食もおやつもほとんど食べなかったようです。
水分は600ccほどおしっこも3回出たそうです。
僕が「大変だったでしょう?」と聞くと、スタッフさんは少し笑っていました。
恐らく凄く大変だったんでしょうね。
スタッフさんは「排便がないので、気分が悪いじゃないですかね」とおっしゃってくれていました。
確かに、金曜日は前回の排便から9日目ですし、木曜日からは明らかにお腹が張っていますから、気分に影響しているのかもしれません。

夕食も木曜日はほとんど食べていません。
金曜日も食べてくれそうな雰囲気ではありませんでしたから、作りませんでした。
さっちゃんが8時ころ起き出して来たので、プリンを出してみました。
小さなプリンですが、全部食べてくれました。
続けて、ヨーグルトを食べてもらいました。
でも、半分くらい食べて、途中で席を立とうとします。
もうこれ以上は食べてくれません。
ただ、少しだけでも食べてくれたので、ほんのちょっと安心しました。

そして今日土曜日、11時半ころさっちゃんが自分から起き出して来ました。
僕は何となく予感もしたので、そのままトイレに連れて行きました。
パッドが便で汚れています。
便座に座ってもらって2、3分排便がありました。
それまでも強く張っているお腹をマッサージしていましたが、急にお腹の張りが無くなりました。
見事な太くて大きな便が2本出ていました。

その後、いつものオートミールとヨーグルトを完食!
木曜日と金曜日はおそらくさっちゃんも排便がありそうでも出なくて、苦しかったのでしょうね。
着替えもとても協力的で、問題なく出来ました。
4時ころにはおやつに無印良品の不揃いバウムを食べました。
全部食べると400kcalほどですが、さっちゃんは250kcal分くらいは食べたでしょうかね?
夜はゴーヤチャンプルーを作りました。
バウムクーヘンを食べてさほど時間も経っていないので、あまりお腹が空いてはいなかったんでしょう。
それでも、半分ほどは食べてくれました。
メニューはゴーヤチャンプルー、花豆、クリームチーズ、かぼちゃサラダ、玉子かけご飯です。
さっちゃんは途中で席を立って、そのまま布団で寝てしまいました。

木曜日からのさっちゃんの不調は便秘のせいだったようですね。
今日表情も明るく、笑顔も多く、怒ることもありませんでした。
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散歩は行かず、晩ご飯は作らず食べず、叩き叩かれ蹴り蹴られ、暗闇でじっと佇む

2021-06-26 23:45:55 | 生活の一場面
昨日の金曜日のこと。
さっちゃんがデイサービスから戻って来る前、3時半くらいから僕は布団で横になっていました。
長風呂から上がってすぐなので、疲れた体に眠気が襲って来たのかもしれません。
ほんのちょっとだけ眠ってしまった気がします。
でも、頭の横に置いたスマホがいつ鳴るか分かりませんから、ぐっすりと寝込むことは出来ません。
4時33分、電話が鳴り、さっちゃんを迎えに降りました。
戻って来ると、さっちゃんの手を除菌タイプのウェットティッシュで拭きます。

そして、僕は再び布団へ。
さっちゃんも僕の横に来て、横になりました。
しばし睦み合ったりもしますが、さっちゃんは機嫌が悪いのか、僕を押して遠ざけようとします。
僕は体を横たえ続けますが、さっちゃんは起きたり寝たりの繰り返し。
そのたびに僕を跨いで行きますから、僕は踏まれたりしないかと心配なんです。
それ以上に、僕に躓いて転ばないかと心配です。
一度なんかは、転んで尻餅をついたんですが、さっちゃんのお尻が僕の顔にぶつかって来て恐怖でした。
もちろん、転んで、さっちゃんが頭とかをどこかにぶつけないかの方が心配ですがね。
起きた時のさっちゃんは寝室を出てもすぐに戻って来て、行動把握はし易かったので、割と楽でした。

このころはまだ、散歩に行く気があったんです。
でも、僕は眠りに落ちてしまいました。
目覚めると、窓の外はまだ明るかったですけれど、もう7時でした。
この時刻からでは散歩は無理ですね。

起きていたさっちゃんをトイレに連れて行き、濡れたパッドを交換していると、排尿もありました。
でも、さっちゃんの不機嫌は帰宅後からずうっと続いていて、トレペで拭こうとする僕の邪魔をします。
トイレで便座に座っている時に、ズボンは脱がせてしまいましたから、トイレの後はさっちゃんを寝巻きに着替えさせようと思います。

寝室のソファに無理やり座らせ(いつもは素直に座ってくれますが)、靴下を脱がせ、寝巻きのズボンを両足に通します。
さっちゃんは抵抗しています。
僕を蹴るんです。

Tシャツを脱がそうとすると、もっと抵抗します。
もうすぐ脱げそうになって、さっちゃんは手でTシャツを必死で掴みます。
それで、どこかの縫い糸がほつれるような音がピチピチとしました。
それでも、なんとかTシャツを脱がすことは出来ましたが、寝巻きのシャツの上着に腕を通してくれません。
こればかりはさっちゃんの協力なくして、着てもらうことは不可能です。
あまりの抵抗に、僕も叩かれたりしますから、もう諦めました。
「勝手にしな」と、僕は寝室を後にしました。

しばらくすると、リハパンだけの裸ん坊のさっちゃんが寝室とダイニングの間の戸を開けました。
寝巻きのズボンも脱いでしまっていました。
そのままの格好で歩き回って、テーブルの椅子に座ります。
僕は寝巻きを持って来て、上着を着せてあげます。
今回はさほど抵抗もせずに着てくれました。
ズボンの時は少し抵抗しましたし、椅子から立ち上がってくれませんでした。
立ち上がってくれないと、ズボンを腰まで上げることが出来ないからです。
僕は力ずくで立ち上がらせ、ズボンを上げました。
力ずくで何かをすると、さっちゃんの心に怒りを生むだけだということは理解は出来ます。
でも、これくらいは仕方ないですよね。

寝巻きを着たさっちゃんを布団まで連れて行き、寝かせました。
もうすでに、夕食のことなんて僕の頭の中からは吹っ飛んでいました。
どの時点で夕食作りを放棄したのかは忘れましたが、作る気は完全に失くしています。
7時半の少し前でした。

9時ころまでは平穏な時間が続いていました。
さっちゃんが寝ていてくれましたから。
PCチェックをしたり、日本陸上選手権の男子100m決勝を観たりしていました。
あんな状態のさっちゃんが夕食を食べてくれるとは思えませんから、そのまま寝てもらいました。
僕だけ何か作って食べてもいいのですが、自分だけ食べるのも気が引けて、僕も何も食べませんでした。

そして、9時。
さっちゃんが起き出して来て、ダイニングとの間の戸を開けようとしています。
さっちゃんはその戸をなかなか開けられないので、いつも僕が先に開けてあげます。
顔の表情を見ると、さっちゃんの不機嫌は続いているようでした。
さっちゃんを布団の中に導こうとするのですが、さっちゃんは布団には戻りたがりません。
ダイニングに出て来て、僕に向かって喋り続けるんです。
意味ある言葉は切れ端も出て来ませんが、不機嫌で何やら僕に対して怒りを向けていることは感じられます。

僕は椅子に座って、さっちゃんの僕への怒りを受け止め続けるのも嫌ですから、台所の溜まった食器洗いをすることにしました。
すると、さっちゃんも台所まで来て僕への喋りを続けるんです。
喋るだけなら、僕も作業していますから気が紛れて大丈夫なんですが、さっちゃんがいろいろとちょっかいを出すんです。
そのちょっかいが僕は気になって仕方なく、ついつい怒ってしまうんです。
どんなことをするかと言うと、まだ洗ってない食器を触ったり、洗ってカゴに置いた食器に触ったりします。
この程度だと、注意したり(理解はしてもらえませんが)、軽く僕の体で阻止したりでなんとかなります。
ただ、繰り返されるので、だんだんと僕はイライラして来ますけどね。
三角コ-ナー(我が家は丸いですけど)の生ごみを触ったりします。
これをやられると、さっちゃんの手を洗ってやって、拭かなければなりません。
僕の手が食器洗剤で泡だらけの時も多いですから、本当に面倒です。

昨晩のさっちゃんはしつこく台所の僕のそばに来ましたから、僕の体で押して(手が泡だらけなので)遠ざけていました。
さっちゃんは寝室から僕の寝巻きを持って来たり、僕の枕を持って来たりするんです。
(何故だか僕のものが多いんです)
そのたびに僕は何らかの対処をしなければなりません。
何にも対応しなければ、持ってきた物を台所のシンクの中に置いて行ったりしますから。
ダイニングにあるものを持って来たりもします。
持って来ずとも、場所を移動させたり、床に落としたりもします。

そんなこんなに対処しながら、食器洗いもなんとか終了し、あらためてさっちゃんと僕は対峙しました。
僕は当然、さっちゃんを寝かせつけようとします。
でも、さっちゃんは目が冴えているようで、寝かせつけようとする僕に抵抗します。
イライラが募っていた僕はそんなさっちゃんを力ずくで布団に横たえようとします。
もちろん、寝る気のないさっちゃんを横たえたところで、すぐに起き上がって来るのは当然。
そんな肉弾戦のようなやり取りの中、僕の回し蹴りがさっちゃんのお尻に入りました。
僕もさっちゃんを回し蹴りで蹴ったのは初めてのこと。
すぐに「ご免ね、ご免ね」とさっちゃんの体を抱きしめて謝りますが、さっちゃんの不機嫌と怒りもMAXです。
抱きしめている僕を突き放します。

自己嫌悪で落ち込んだ僕は、この場から逃げることにしました。
寝室の小さな灯りだけ残して、ダイニングも消して真っ暗にしました。
そして僕はベランダへ。
さっちゃんは部屋の灯りの点け方がよく分かりませんから、仄かに明るい寝室に行くでしょう。
時間が経てば、さっちゃんの気分も変わるかもしれません。
僕のイライラやさっちゃんに申し訳なくて顔向けできない気持ちも前向きに変わるかもしれません。

ただ、何もすることの出来ないベランダで長く居続けることは困難です。
しばらくして、僕は場所替えすることに。
お風呂場に移動することにしました。
ダイニングとお風呂場の間には戸やドアが3つありますから、全部閉めると、お風呂場の灯りはほとんど届きません。
僕はお風呂場で『モーニング』を読んで過ごすことにしました。
これなら長時間滞在できます。

だいぶん時間が経ったとき、ガタ~ンと、大きな音がお風呂場まで響きました。
何か大きなものが倒れたような音に聞こえましたから、僕はすぐに見に行きました。
さっちゃんは無事なようです。
薬ケースを握りしめていました。
他にも何かのコードを持っていました。
そのコードはPCの電源コード。
僕はPCを目で追うと、床に落ちています。
あの大きな音の原因が分かりました。
多分、さっちゃんが電源コードを掴んで寝室へ歩いたので、引っ張られたPCが床に落ちた時の音なんでしょうね。

幾つか移動しているものを所定の位置に戻すと、僕は再びお風呂場に戻りました。
もちろん部屋を真っ暗にして。
さっちゃんの気分はまだ変わっていませんでした。
そんなさっちゃんのそばに居ると、僕も心が沈んでしまいますから逃げるんです。
さっちゃんも暗闇にひとり残されて、それはやっぱり嫌みたいです。
こんなことでさっちゃんの気分が変わるのかなあとは思いますが、こんなことをしてるのはむしろ僕のためなんですよね。
さっちゃんの前に出られる自分を取り戻すため、そうでない自分なので今はさっちゃんから逃げるため。

お風呂場で『モーニング』を読みながら再び時間が流れました。
僕はお風呂場を出てさっちゃんと面と向かい合う決意をしました。
何も自分自身に変化があったわけではありません。
ただ、このままでは埒が明かないと思っただけです。

お風呂場から出て、さっちゃんと顔を合わせると、さっちゃんの表情が少し和らいでいました。
布団に導くと、素直に横になってくれました。
10時でした。
それ以降、さっちゃんは深く眠り続けています。
結局、僕はさっちゃんに救われた感じですね。


そして、翌日の今日。
さっちゃんは昨日とはうって変わって気分がとても穏やかです。
僕もさっちゃんを愛おしく感じながら過ごすことが出来て、幸せなんです。
散歩へも行き、夕食もしっかりと食べてくれました。


▲18:34。今日の散歩です。さっちゃんの後ろには多摩川河川敷の森が広がっています。
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今日、確定申告の書類を税務署に提出して来ました

2021-05-28 23:46:44 | 生活の一場面
僕は世捨て人のような生活を送って来ました。
否、世捨て人、そんな呼び方は格好のつけ過ぎですね。
社会生活不適合者とでも言うのでしょうか?
これも違いますね、何かのせいにし過ぎています。
だらしない人、怠け者、いい加減人間、ぐーたら、・・・・、などと呼んだ方がピッタシです。

そんな僕が今日、確定申告書を税務署に出して来ました。
2ヶ月遅れですね。
書類作成が難しいわけではありません。
僕には財産と言ったものがからっきしありません。
不動産がある訳でもなく、株を所有しているわけでもありません。
名前だけに等しいどこかの役員をしているわけでもありません。
収入は年金だけ(しかも国民年金)ですから、書類作成は超簡単!
実際、昨晩に下書きをして、今朝正式書類に書き込んで、すぐに出来たんです。
しかも、僕の分とさっちゃんの分の2人分。

ちゃんとした立派な日本国民からはお叱りを受けそうですが、年度内に書類提出したことは1回くらいしかありません。
大勢の市民の方々が狭い税務署のフロアに押しかけていて、2度とこの時期には来たくないと思いましたね。
4月になっても、まだいいや、まだいいや、と思っていると、5月はすぐ来てしまいます。
そろそろ提出しなくちゃな、と思うもののなかなか実行の踏ん切りがつきません。
実際に取りかかると1日2日で終わるんですけどね。

手元にこれまでの確定申告の書類があったので、提出日を調べてみました。
(暇ですね・・・・)
令和2年度(今回のですね):5月28日
令和1年度:6月2日
平成30年度:6月6日
平成29年度:6月7日
平成28年度:5月1日
平成27年度:5月16日
平成26年度:5月20日
平成25年度:5月27日
平成24年度:5月31日


今年は例年よりも提出が遅れたかな、と思っていましたが、極々平均的だったんですね。
これでも毎年、GW前後には提出しなくちゃと思っているんですけどね。

毎年欠かさず確定申告書を提出しているのですから、日本国民としての義務をしっかりと果たしていますよね。
納税の義務と言っても、払っている税金は消費税くらいのものですけれど・・・・

ところで、僕が生まれて初めて納税したのは35歳になったころのこと。
このころ僕は初めてちゃんとした会社勤めをし始めたんです。
数年間で辞めちゃいましたけれど)
会社の給料から所得税などが天引きされたという訳です。
ついでに言っておくと、国民健康保険や年金にもこの年から初めて加入スタートしたんです。
ちょうどその頃、さっちゃんとは通い同棲が始まったころで、国保や年金のことを話すと、とても喜んでくれていましたね。


まあ、そんな昔話はいいとして、税務署には自転車で行きました。
45分あれば着くはずだったんですが、大きなJRの駅を渡るのに、どこから渡ればいいのか見つからず、1時間ほどかかってしまいました。
帰路は4ヶ所ほどで買い物をしながら帰りましたから、2時間ほどかかりました。
帰宅してから、遅い昼食を摂り、お風呂に50分ほど入って、さっちゃんの帰宅を待ちました。
さっちゃんはデイサービスでも家でも食事量が減っています。
減っているというより、食べてくれません。
それでも、朝食はしっかり食べてくれていましたが、今朝は半分も食べませんでした。
散歩ではしっかりと歩けていますし、体調には問題ないように見えるんですけどね。
心配です。
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