さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

多摩川の支流、平井川の河畔道を散策してきました

2018-04-22 22:30:45 | お出かけ
一昨日の金曜日ですが、本来ならどこか奥多摩の山を歩いてくるつもりでした。
でも、何故かくたびれて、とにかくぐっすりと眠りたい気分。
結局、朝寝して、遅い朝食。 

12:30ころ家を出て、さっちゃんと散歩に出かけました。

歩くコースは以前から気になっていた場所です。
秋川ファーマーズセンターに行く際、平井川という多摩川の支流沿いを一部歩きます。
平井川最下流の最初の橋と二番目の橋の間が両岸ともに桜並木になっているのです。
その先にも両岸に遊歩道のようないい道が続いているんです。

平井川はその源流部では日の出山につながっています。
もちろん、今日の昼からですし、そんな場所までは無理ですが、
行けるところまで歩いてみるつもり。


▲ここはまだ多摩川の土手の道です。前方に武蔵五日市線の鉄橋が見えているのですが、その付近が平井川の出合。そこから左方向へ川の流れがあるのです。12:53ころ。


▲この道はいつも歩いている道です。平井川沿いの桜並木。満開の時は見事! 13:28ころ。


▲平高橋から先が僕たちにとっての未知なルート。なかなかいい遊歩道が続きます。途中には市民球場や市民プールも併設されている草花公園がありました。14:25ころ。


▲代田橋の先、瀬戸岡御堂橋あたりからは土手沿いの遊歩道がなくなったり、樹々がなくなって日差しが強く暑くなったり、心地の良い遊歩道と言うわけにはいかなくなりました。15:12ころ。


▲車道を歩いたり、平井川から少し離れたり、土手の歩道が工事中で先に進めなくなったり、高速道路の下をくぐったり。この写真の道は「やった~! 土の道だ~ぁ!」と思ったんですが、すぐになくなり、右上の駐車場に出なくてはならなくなりました。16:23ころ。

平井橋で平井川を離れ、武蔵五日市線の武蔵増戸駅へ向かいました。
すでに夕方の5時を過ぎていましたから、駅そばの居酒屋さんで夕食。
そこでのいただきものがこれ。


▲右はコゴミ。翌日の土曜日にさっちゃんの妹さんのお家に行ったんですが、そこでからしマヨネーズ和えと普通の御浸しにして食べました。美味しかったですよ!
左はほうれん草とのらぼうとチンゲン菜。居酒屋さんのご近所さんからもらったとのことで、普通の商品にはならないようなものですが、美味しそうです。
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さっちゃんが台布巾で洗った食器を拭こうとするので・・・・

2018-04-17 09:46:31 | 生活の一場面
我が家の生活ルールはさっちゃんがやってきたことがベースになっています。
例えば、水屋の中の食器の並べ方、洗濯物をネットの袋に分けて入れたり、
朝食のメニュー
もさっちゃんの好みだったことを今でもそのまま踏襲しています。

でも、認知症になってからはそんな自分が決めた生活ルールはあまり重要視してくれません。
それどころか、「そりゃないだろう!」と言いたくなるようなこともしちゃいます。

そのひとつが、台布巾の使い方。
普通にテーブルを拭いたり、台所の作業場(何て言うんだろう?)を拭いたりもするんですが、
さっちゃん、その台布巾で洗ったばかりの食器をすぐに拭くんです。
お茶碗を台布巾で拭きます。
包丁を台布巾で拭きます。
そして、台所の汚れを台布巾で拭きます。
続いて、お皿を台布巾で拭きます。
フライパンも台布巾で拭きます。


僕は見かねて、「台布巾で食器は拭かないでよ」と言います。
また拭くので、「台布巾って雑巾みたいなもんだからさぁ」とも言います。

さっちゃん、何故か不満そう。
拭くのだから、綺麗にしてるのに、と思ってるんでしょうか?
何かしら、ブツブツと呟きます。

あまり言いすぎても、さっちゃんの気持ちを傷つけそうなので、それ以上は言えません。
考えられる対策は、台布巾を常に超清潔に保っておくことでしょうか?
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昨日のさっちゃんは調子よかったですね!

2018-04-15 22:18:04 | 山登り
昨日の日曜日は奥多摩の高水三山を歩いて来ました。
僕の所属する山岳会YYDのメンバーで昨年怪我をした人がいるのですが、
彼が自ら「復活山行」と銘打ってハイキングを計画したんです。
お祝い山行なので、是非とも参加して祝ってあげたいのですが、
いくら怪我明けの山行だとしても、さっちゃんのペースでは付いていけません。
というわけで、僕とさっちゃんは同じコースを1時間以上先行して歩くことに。

軍畑駅から高水山~岩茸石山~惣岳山~沢井駅といったコースなんですが、
惣岳山あたりで追い付かれるだろうな、と予想していました。

でも、この日のさっちゃんは僕の予想以上に快調!
歩くスピードが普段より速い!
休憩もいつも通り取ったんですけどね。

理由は分かりませんが、いつもはだいたいコースタイムの2倍近くかかる(休憩も含めて)のに、
今回は1.5倍もかかっていません。
休憩時間を除くと、コースタイムの2割増しくらいで歩けてます。
立派!
強いて理由を考えれば、
今回のコースが通常のハイキングコースだということ。
普段は一部人があまりい歩いていないコースも含んでいることが多いですからね。

と言うわけで、惣岳山から南に下って、登山道が御嶽駅と沢井駅に分岐する地点の直前、送電鉄塔のところで追い付かれました。
沢井駅までわずか30分のところでした。
僕とさっちゃんはそこで最後の休憩もしましたから、
下山後の集合場所になった小澤酒造の澤乃井園へは20分ほど遅れて到着したでしょうか?

みんなで日本酒を飲んで盛り上がりました。
さっちゃんはみんなの話題に付いていけませんから、静かに黙っていましたけれど、退屈はしてなかったみたいでした。




山は新緑で輝いています! この時季の山が大好き! 山桜は終わりかけてましたが、アセビ、ミツバツツジ、スミレ、ヤマブキ等々、花もいっぱい咲き始めてます! そうそう、アケビの黒い花も咲いてました!
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犬のパ◎チがさっちゃんの気を紛らせてくれました

2018-04-10 22:38:49 | クライミング
日曜日は日和田へ行き、岩登りのトレーニングをしました。
YYDの山行です。
基本的ザイルワークをマスターしてるはずのSS木さんとT橋Aさんは、
二人で組んでリード&フォロウ&懸垂下降を繰り返してもらいます。

僕は岩登り2回目のK野さんに基本のザイルワークを今日は理解してもらうつもり。
さっちゃんも一緒にトレーニングします。

さっちゃんの全盛期は僕よりクライミングは上手でした。
でも、大怪我をしてからは右足があまり曲がらなくなりましたから、登れなくなっています。
それでも、10年ほど前まではけっこう上手かったものです。
でも、数年前からだったでしょうか、ぐっと下手になってきました。
最近は年々、月々、下手になってきてますね。
それが本人にも分かるんでしょう。
少し難しそうな岩場にはトライしたがりません。
自分が登れないことに、不満を口にします。

一昨日の日曜日もさっちゃんを登らせようと、いろいろ声をかけますが、
なかなかその気になってくれません。
やっと1本登るといった感じです。
K野さんへの練習メニューもありますから、さっちゃんばかりも構っておれません。

さっちゃん、「登れないし、もう帰る」と漏らします。
そんな時、救ってくれたのは犬のパ◎チ!
T橋Kさんの愛犬です。
パ◎チはご主人様が離れた場所にいると、寂しそうにじっとしています。
さっちゃんはそんなパ◎チの姿を見ると、
パ◎チの具合がどこか悪いんじゃないかと思うらしく、
僕に「来て、見て! パ◎チがどこか悪いと思う」という気持ちを僕にぶつけるんです。

さっちゃんはそんなパ◎チのそばに付き添ってあげてました。
パ◎チがさっちゃんの心を受け止めてあげてたんですね。


▲易しい岩場のリードが出来るようになったK野さんが上でさっちゃんを確保してくれています。さっちゃんも3級くらいの岩場ならまだなんとか登れますね。
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実体と言葉がちゃんと結び付く日もあります

2018-04-07 13:09:35 | 言葉
昨日の今日のことなので、書いておこうと思います。
シチュエーションは昨日の朝とまったく同じ。

さっちゃんに「コーヒー入れて」と頼みました。
すると、コーヒーポットのコーヒーをコーヒーカップに注ぎ始めます。

それだけのことです。
こんな朝もあるのです。

だから他のことも同様にうまく行くわけではないんですが・・・・
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コーヒーポット、コーヒーカップ・・・・実体と言葉が結びつきません

2018-04-06 13:06:45 | 言葉
今朝のことです。
まあ、今朝に限ったことではなくて、よくあることなんですが。

毎朝、朝食をさっちゃんと二人で準備します。
大皿にはベーコンエッグとレタスとトマト。
イギリスパンを焼き、コーヒーを挽いて淹れました。

さっちゃんに「コーヒーをカップに入れて」と頼みます。
さっちゃん、すぐには何のことか把握できないみたい。
僕は手で指し示しながら「コーヒーをカップに入れて」とゆっくり繰り返します。
さっちゃん、まだ分からないみたい。
今度は直接、ポットやカップに触れて示します。

さっちゃんはテーブルの上の魔法瓶(テルモス)を持とうとして、「これ?」と聞きます。
「違うよ」と答えて、さっきと同じようにポットとカップに触れて示します。

さっちゃん、理解できました!
コーヒーを注いでくれました。
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元気じゃなきゃ、主夫はやってらんないよ! by 僕

2018-04-04 21:44:53 | 生活の一場面
さっちゃんはよく寝ます。
夜も早くから布団の中に入りますけれど、
昼も残った敷布団(マットのようなタイプ)で横になることが。

今日もそうでした。
僕が洗濯したり、お昼ご飯を作ったり、なにかと忙しそうに動き回っていると、
目覚めた(?)さっちゃんが僕にこう言います。
「元気ですね」
僕は咄嗟にこう答えました。
「元気じゃなきゃ、主夫はやってらんないよ!」

こんな言葉がすぐに口をつく自分のことが可笑しくなっちゃいました。
世間の主婦の方々の気持ちもほんの少しですが分かる気がしますね。

さっちゃんが寝てる(横になってる)時は、無理に起こしてまで手伝ってはもらいません。
まあ起こすこともありますが、僕一人でやった方が早いですし、
時間がなかったり、急ぐ場合はさっちゃんに手伝ってもらわずに、一人でします。
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昔の半分くらいしか到達しませんでしたけど、さっちゃん、頑張りました! 楽しみました!

2018-04-02 17:49:47 | 山登り
3月の最後の土曜日、二度目の雪山歩きをしてきました。
前回は群馬県最北の水上でしたけれど、今回は新潟県の最初の駅、土樽駅から歩く山です。

今年の谷川連峰あたりは本当に雪が少ないですね。
今回のコースはこれまでにも数回歩いていますけれど、
時季が遅いとはいえ、本当に雪が少ない!
標高610mあたりから尾根に取り付くのですが、雪がない!
藪漕ぎが続きます。
時折、雪も少し現れ、なるべく雪の上を歩きます。
藪がなくなり、雪山らしくなったのは標高850mのなだらかになった尾根あたりから。

さっちゃんは今日は前回よりも順調でしたね。
先週と乗る電車がほとんど同じですから、覚えていたんでしょうね。
「どこに行くの?」と聞くこともありませんでした。

でも、藪ばかりが続くと、藪漕ぎに嫌気がさしたのか、
小柄なさっちゃんですから、かなりの体力を浪費させられるのでしょう。
「もう帰る」と言い始めたのには困りましたね。
「もうちょっと」「もうちょっと」と騙しながら、雪だけが続く尾根まで引っ張りました。
そうなると、気分も高揚します。
急登が続きますが、さっちゃん、頑張ります!

まあ、10年や、それほど昔ではなくても、棒立山までは楽勝で届いたことでしょう。
でも、今回はその手前の1040mピークまでだろうと予測していました。
途中、「そこまでも無理かな?」と考えたこともありましたが、
まあ、1040mピークまでは思いのほか楽に到着しました。

下山も今の僕のスピードの4分の1か5分の1ほどのスピードです。
さっちゃんも昔は駆け下りるような感じで雪山を下ったものですが、
今は一歩一歩恐る恐る足を出します。

先週よりも2時間ほど遅い電車で帰りましたから、
八高線内でちょっとお弁当とカップ酒で打ち上げをし、
地元に帰ってから馴染みの居酒屋さんで、再びちょっとだけ飲み食いしました。

帰宅したのが夜の10時半を過ぎていましたので、
それからお風呂に入って、歯を磨いて、寝巻に着替えて、・・・・
さっちゃん、もう眠くて眠くて仕方ありません。
僕がちょっと強引に、脱がせたり、着せたり、ふたつみっつ、やっちゃいました。
さっちゃん、何となく不機嫌になったのが僕にはよく分かります。
ごめんね、さっちゃん。


▲1040mピークから谷川連峰をバックに。右に万太郎山、左に茂倉岳。
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