さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの寂しい思いになかなか応えてあげることはできません

2019-05-31 22:41:52 | 気分や思い
さっちゃんは最近になってますます僕への依存心が強まってるように感じます。
僕と離れることを極端に嫌がります。
デイサービスに出かける際も「あなたは行かないの?」と聞きます。
僕が行かないことを知ると、すごく寂しそうです。
家の中でも、僕の姿が見えないと、僕を探して歩き回ります。
探すと言っても、狭い家ですからすぐそばに居る気配は感じられるはずなんですが・・・・

今晩もそうでした。
歯を磨き、寝巻きに着替え、布団に寝かせつけます。
でも、僕が布団から離れると、さっちゃんも起き上がって来ます。
そんなことを3回ほど繰り返します。
途中、食卓まで来て、自分の椅子に座って、何やら僕に不満を口走ります。

このままではいつまでもこんなことを繰り返しそうですから、
さっちゃんの寝ている隣りに僕も横になることにしました。
さっちゃんは布団の中で語り始めます。
「みんな私のことを馬鹿にして・・・・」
そんな言葉がわずかに聞き取れ、感じ取れます。
そんな想いを次々につぶやき始めます。
その言葉自体は意味のない音の羅列なんですが、さっちゃんの想いは僕に伝わります。
次第にさっちゃんの声は涙まじりの声になってきました。
僕はさっちゃんの肩を抱くことしかできません。

しばらくすると、さっちゃんが静かになりました。
僕はさっちゃんから離れ、まだ残っている仕事をすることに。

今はデイサービス以外では四六時中さっちゃんと一緒です。
でも、さっちゃんは僕の姿を常に視界の中に収めていたいようです。
そんなさっちゃんの想いに可能な限り応えてあげたいのですが、なかなかそうもいきません。
それが出来ない瞬間瞬間が続くと、さっちゃんは悲しくなったり、いらついたりします。

そんなことが繰り返される日常に、まずは僕が明るく馴れないといけません。
どうすればそれはできるんでしょう?
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5月18~19日は苗場山南麓の赤湯温泉でYYDの山菜山行に参加しました

2019-05-27 15:49:39 | 山登り
僕が今の山岳会YYDに入会して4年目になりますけれど、5月の山菜山行に初めて参加できました。
宿泊する赤湯温泉も40年ほど前からたびたび泊りに行っている、僕の大好きな温泉です。
10回以上は泊まっていると思います。
さっちゃんとも3、4回は一緒に泊まっています。

YYDのメンバーも10数名いますけれど、さっちゃんと親しいメンバーが一人もいないのがちょっと残念。
どちらにせよ、YYDのメンバーと同じスピードでは歩けませんから、半分は別行動になる予定です。

高崎駅での切符消滅事件はすでにこのブログで書きました。
越後湯沢駅には他のメンバーより小1時間前に到着し、コンビニで朝食を買って食べたりしました。
バスに乗って、苗場プリンスホテルまで行きます。
そこで車組と合流し、スタート。


▲林道を歩きます。林道沿い最大級の残雪がこれ。皆で林道わきで見つかる山菜を収穫しながら進みます。さっちゃんは山菜採りには無関心。YYDのメンバーとも仲間意識皆無。むしろ、一緒にいることを嫌がっている感じもあるくらいです。僕がYYDメンバーと交流するのを非難する雰囲気すら感じられます。僕に、「なんでゆっくり歩いてんの! 早く行くよ!」と急かします。もちろん、そう言ってるんだかは分からないのですが、そう言ってる感じがします。山菜採りに関心のないさっちゃんはどんどん先に進みます。仕方なく僕もさっちゃんを追いかけます。


▲先行するさっちゃんと僕は時々休憩して後続YYDメンバーと合流します。小日橋で合流し、林道終点のこの写真の場所でも休憩し合流。山菜採りも林道沿いがメインですから、ここからの山道ではさっちゃんと僕は遅れることになりますね。


▲山道沿いには春の花がたくさん咲いていました。これはイワウチワ。名前からも分かるように岩っぽい地形でよく見る花です。山道に入ると、いきなりの急登が続きました。さっちゃんには大変!


ムラサキヤシオツツジ。別名はムラサキヤシオ、ミヤマツツジ。この花がいちばん艶やかに咲いていました。

他にもショウジョウバカマ、オオカメノキ、アズマシャクナゲなどが咲いていました。
いちばん目立って多かったのはタムシバ。
ただ、タムシバだとは思うんですが、ひょっとしたらコブシなのかもしれません。

鷹ノ巣峠までの急登が終了すると、あとはなだらかに山腹を巻く森の中の山道が続くだけです。
そう思っていました。
でも、ここ数年で荒れてしまったのか、それとも雪が消えたばかりのこの時季はいつもそうなのか、
僕の記憶とは全く異なって、荒廃した箇所が次々出現します。


▲ここはさほど荒れた山道ではありません。荒れた箇所では写真を撮る余裕がありませんでした。さっちゃんをしっかりと見守ってやらなければなりませんでしたから。

YYDメンバーはすでにずうっと先へ行ってしまっています。
赤湯温泉へは1時間以上は先に到着するでしょう。
そんな中、リーダー(会長でもあります)のS原さんがさっちゃんと僕を静かに見守ってくれていました。
2、3箇所崩れたようになっている登山道がありました。
そんな場所を渡り切ったところに、人影が見えます。S原さんです。
隠れるように居て、僕たちが半分くらいまで渡ると、す~っと姿を消します。

S原さんはすでにさっちゃんと僕からは離れて行きましたが、
赤湯温泉直前のサゴイ沢への降下の道もひどく荒れていました。


赤湯温泉の山口館に到着しました。他のメンバーよりやっぱり1時間は遅れましたね。この写真の建物は上に建っていた方(別館と呼ぶのかな?)ですが、かなり手が加えられリフォームされていました。いちばん変わっていたのはトイレ。男女別に作られていて、洋式になっていました。右膝が曲がらないさっちゃんは昔はここの和式トイレで苦労したものです。皆さんの計らいで、さっちゃんと僕には個室が与えられました。感謝しかありませんね。

すぐに少しだけ上流の河原へ行きました。
すでに山菜は洗われ、料理が始まっていました。
焚火も盛大に燃え盛っています。
僕はさっちゃんに服を着替えさせます。
汗をかいたままの服では寒さが身に応えるからです。
(結果的には、夜もさほど寒くはなりませんでした)


▲この写真はちょうど6時でした。手前にさっちゃんがいますね。山菜料理も美味しくいただいて、アルコールも回りつつあって、気持ちのいい時間帯です。この数分前には、10mちょっとしか離れていない山の斜面に1頭のニホンカモシカが現れました。

さっちゃんは最近になってますます硬いものを食べなくなりました。
硬いといっても、例えば、パンの耳も残しますからね。
硬いか否かは別として、食に対する好奇心は旺盛だったんですが、それも衰えてきてるようですね。
山菜料理も少ししか食べませんでした。
まあ、もともと小食ですから、知らない人が多くいる雰囲気に緊張してたのかもしれません。


▲さっちゃんは焚火を楽しめたでしょうか?「帰ろうよ」と、僕を促すことはなくなりましたから(暗くなったせいだけかもしれませんが)、焚火の炎を見つめるのは嫌いではないのでしょうね。

そうそう、まだ薄明るいころには、さっちゃんは「もう帰る」と言って、
川の上流、苗場山に登る登山道の方角へ行こうとするんです。
僕が止めて、「そっちは反対側だよ。それに雪渓があるから行けないよ」と教えるんですが、
何度も何度も山の奥へ行こうとするんです。

夜も更け、一人、二人と、知らぬうちに姿が消えていきます。
焚火から離れ、別館の一階の広い部屋で語り合いを続けることにします。
僕はさっちゃんを二人のために用意された個室に連れて行き、
寝巻き代わりに着させた冬用アンダーウェアだけで布団に寝てもらいました。
そして、僕も語らいの輪の中に入りました。
こんな時間が山の中に泊まって過ごす中でも珠玉の時間です。

さっちゃんのことが心配なので、さっちゃんのいる隣りの個室を時々覗いて見ます。
なかなか眠りに落ちることも出来ないようでしたが、布団の中で静かにしています。
でも、3度目だったでしょうか? 4度目だったでしょうか?
それまでよりも時間があいて見に行くと、さっちゃんが布団から出て座布団の上に座っていました!
部屋は完全な暗黒で、自分の手のひらさえ見えないほどです。
さっちゃん、どれほどの時間、布団から出てたのでしょう?
さっちゃんを布団に戻し、僕も語らいの場に戻りましたが、心はもうそこにあらず。
語らいメンバーもすでに5人ほどに減っていて、僕はさっちゃんの元へ行くことにしました。

そして、翌朝。


▲さっちゃんと僕が昨晩と同じ場所へ行くと、もう朝食の準備が進んでいました。

14時台のバスに乗ろうということで、他のメンバーは遅くとも10時前には赤湯温泉を出るとのこと。
さっちゃんと僕は8時に出させてもらうことに。


▲昨日と同じ山道ですが、まだ午前中ですから空気が澄んでいます。遠くの山々も綺麗に見えます。あの雪の残る山は佐武流山あたりでしょうか?


▲他のパーティーも9時半ころには出発するでしょうから、林道の手前、山道では追いつかれ追い越されると思っていました。でも、思ったよりも早く荒廃した山道あたりで追いつかれてしまいました。聞くと、9時に出たんだそうです。出し忘れていた二人分の宿代等を払って、12時台のバスに乗ってください、越後湯沢で合流しましょう、と約束しました。皆、あっという間に姿が消えてしまいました。S原さんだけは今回もしばらく僕たちの姿を見守っていてくれました。

山道ではさっちゃんは2回転んでしまいました。
尻もちとかではなくて、転倒です。
もう少し勢いが付いていたり、掴む小枝がなかったら、もっと下まで転落していたかもしれません。
僕もさっちゃんの手を掴み補助します。
さっちゃんも僕の手を欲して、掴もうとし、掴みます。
転倒前もそうだったんですが、転倒後はなおさらほとんど手をつないだ状態で下山しました。

14時台のバスに間に合う時間内ギリギリで林道終点に到着しました。
後はただ、林道を淡々とほんの少しは速く、休憩も少なめに歩くだけ。
でも、そんな単調な歩みは本当に疲れます。

そんな時に、奇跡が!

1台の乗用車が停まったんです。
「乗るかい?」
「いいえ、大丈夫です」って、言ってみたい気持ちを喉の奥に飲み込んで、
「有難うございます」と。
埼玉県の釣り師さんでした。

車は苗場プリンスホテルに近づいて行きます。
12時台のバスの発車時間はもう過ぎてしまっています。
これから1時間半ほど次のバスまで待たなくてはなりません。
僕は「苗場プリンスホテル内の喫茶店ででも時間をつぶすかなぁ?」などと考えていました。
でも、釣り師さんはごく当たり前のように、国道へ出て、左へ曲がり、越後湯沢方向へ走るんです。
釣り師さんが帰るべき埼玉県は反対側なのに。
(後から考えたら、高速を使うんでしょうから、左へ曲がって当然なんですね)

すると、またまた信じられない奇跡が!

目の前のバス停に1台のバスが停まっています。
「あれっ? 何のバスだろう?」
「どこ行きなんだろう?」
よく見ると、越後湯沢駅行きとなっています。
12時台のバスが遅れているようです。
釣り師さんはバスのすぐ前に車を停め、バスが発車しにくくしてくれました。
その一瞬生まれた時間で僕とさっちゃんはそのバスに飛び乗ることが出来たんです。
釣り師さんには何のお礼もできず、感謝の言葉だけしか投げられませんでした。

そのバスの中にはYYDの仲間の顔、顔、顔が。
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真夏日の天覧山岩トレ、やっぱり暑いですね!

2019-05-26 23:15:13 | クライミング
土曜日はさっちゃんと二人、天覧山へ。
珍しく、家にいる時から出かけたくない雰囲気がありました。
この日は二人だけなので中止にしたって構わないのですが、
YYDの仲間がいる場合もあるので、そう簡単には中止に出来ません。
それに、さっちゃんはいったん外に出ると、気分が乗ってくるはずですから。

冬と同様、この日ものんびりスタート、9時に家を出ます。
駅へ向かう道すがら、さっちゃん何度も「もう帰ろう」と。
外に出たのにこんなこと言うさっちゃんは珍しいです。
そんな風に言う理由のひとつに、この暑さがあるでしょうね。
9時過ぎにして、何たる暑さ!

何とか電車に乗るまでさっちゃんを引っ張って、東飯能駅で下車。
ここまで来ると、さっちゃんもいつもと同じように楽しみ始めている様子。
ただ、飯能の街もいちだんと暑くて、出来る限りさっちゃんを日陰に入れるようにして歩きます。

天覧山の登山口に到着してからは、それほど暑苦しさは感じなくてすみます。
樹々の木陰がたっぷりあるから。
天覧山最下部の岩場も南向きなんですが、植林のせいで日陰が多くあります。
涼しいとまでは言えるはずもありませんが、暑苦しくはありませんね。

この日は「好日山荘」の講習会が開かれていました。
でも、岩登りはせずに、ロープの結び方やツエルトの張り方、怪我人の背負い方などを教えていました。
僕たちは岩場の右端にトップロープをセットして、さっちゃんひとり、トレーニングしました。
僕はと言えば、トラバース。
前回、2往復を3回したので、この日は3往復を2回。
けっこう、息が上がりますね。
次回は4往復と3往復の予定です。


▲好日山荘グループは昼食中。さっちゃん、黙々と登り続けています。なにせ、登るのはさっちゃんだけですから。

この日は前々回よりも早く終了することに。
東飯能駅までの帰路もまだまだ強烈に暑いです。

という訳で、僕は考えました。
真夏日の天覧山は朝活がふさわしい!
これからは早朝に天覧山へ来て、昼には帰ろうと思います。
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要介護度が1からいきなり3に上がっちゃいました!

2019-05-22 17:06:03 | デイサービスや介護
今日、市役所福祉課から書類が届きました。
先月の認定検査および主治医の意見書による審査結果です。

要介護度がどのような基準で決められているのか、その詳細は僕には分かりません。
さっちゃんは認知症以外ではいたって健康ですし、
山登りも楽しんでいますから、足腰はけっこう強いですよね。
現在の要介護1はこのブログがスタートしたのと同時期に認定されました。
確かに、そのころと比べると、食事を作る手伝いはほとんどなくなりましたし、
トイレも必ず僕と一緒に入るようになりましたし、
入浴で体や髪を洗うにも手取り足取り、最近は僕が洗ってあげることも多くなりました。
山やデイサービスへ行く持ち物の準備も自分でやろうとしていたのが、最近はまったく無関心。
自分からやってくれる家事は食器洗いくらいですかね。
それもごくごくたまにですし、さっちゃんが忘れたころに僕がもう一度洗い直します。

要介護2くらいにはなるのかな? とは予想していました。
でも、まさか要介護3とは!
いまのところ、介護サービスをそれほど多く利用するつもりはありません。
今のデイサービスに加えて、ショートステイを利用する準備は整えておきたいくらいでしょうか。

もちろん、介護度が上がると、介護サービスを利用できる上限は上がりますけれど、
同じようなサービスを受けても利用料金が上がることもあるようです。
まだ、詳しくは知りませんから何とも言えませんが、介護をする方の労力を思うと当然なのでしょうね。
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さっちゃんの切符が自動改札機に吸い込まれ、消えてしまいました

2019-05-20 22:03:36 | 今日のビックリ
一昨日の土曜日のこと、さっちゃんと僕は高崎駅にいました。
八高線の始発に乗って、高崎駅で新幹線に乗り換える予定でした。

在来線から新幹線への乗り換え時間が9分間しかありません。
ですから、久し振りに新幹線の切符(乗車券と特急券)を前日に購入したんです。

高崎駅の八高線ホームは1番線とはいえ、他のホームの端の端。
しかも、ホームの幅を半分にして、取って付けたようなおまけのホーム。
新幹線改札口へ行くには一番遠く、時間のかかるホームなんです。

新幹線の改札口に着くと、さっちゃんに裏の黒い乗車券と特急券を見せ、説明しました。
「これからね、この切符2枚をここに入れるから、向こうから出て来るこの切符を取ってね」
さっちゃん、あんまり分かってなかったんでしょうね。
僕が切符を入れて、さっちゃんの背中を押し、
「さあ、行きな!」ってんで、改札の向こうに行くには行きました。

でも、その先何をすればいいんだか、分かってない。
突っ立ったまんま。
「そこそこ! そこに出てる切符を取って!」
僕がさっちゃんに呼びかけても、さっちゃん、きょとん?
「それだよ! それ!」って、言ってる僕にも突然の衝撃の展開が!

切符が機械に吸い込まれた~ぁ!

予想だにしてなかった事態に、とにもかくにもまずはビックリ!
切符を取るのが遅れたら、こんなことになるんだ!
ここはひとつ冷静になって、このアクシデントを乗り越えなきゃ~ぁ!

まずは僕自身の切符を入れて改札を通過。
駅員さんを探し、「切符が機械の中に入っちゃいました!」
「急いでくださいね! 乗る新幹線がすぐ来ちゃうんです!」

実際、定刻の数分前だったんです。
待つ身にとっては、長い時間。
後で思うと、割とすぐ来てくれました。

吸い込まれた場所のすぐ下に、小さな金属BOXがあって、そこを開けると入ってました。
簡単なんですね。

出て来た切符をすぐに取らないと、有無を言わさず消えてしまう、僕は初めて知りました。
いつも、うるさいなぁと思っていた銀行のATMのように、
「カードと現金をお受け取りください」じゃあありませんが、
「切符を取ってください。切符を取ってください」と大声で連呼すればいいのに、と思いましたね。
いきなり吸い込まれて消えちゃうと本当にビックリしますよね。
銀行ATMに出金したお金が吸い込まれて消えちゃったら本当に驚き、怒りますよね。
実際、銀行ATMのあの呼びかけに長く応じなかったら、どうなっちゃうんだろう?

そんな面白いことを教えてくれたさっちゃんでした。
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さっちゃんは一人で寝るのを嫌がります。ですから、僕を寝させようと・・・・

2019-05-14 10:09:48 | 気分や思い
さっちゃんはよく寝ます。
昼間も何もすることがないと、布団に入って寝ています。
かと言って、夜に眠れなくなることもないので、好きにさせています。

昼間は一人で布団の中で寝ますけれど、夜は嫌みたいですね。
さっちゃんは夜の9時以降、遅くても11時までには布団に入ります。
僕は早くても12時過ぎないと寝ないことがほとんど。
ですから、さっちゃんが一人で寝ている間、
3回も4回も布団から出て来ては、僕に早く寝るよう促すのです。
僕はそのたびに「まだ用があるんだから」と言い、
さっちゃんを布団まで連れ戻し、横にならせて、タオルケット、毛布、掛け布団を掛けてあげます。

昨晩も同様でした。
9時ころにさっちゃんは布団に入りました。
いつもなら、数回起き出て来ることを繰り返すと、寝息が聞こえてくるのですが、
この日はいつも以上に昼間も寝ていたせいでしょうか、いつまでも続きます。

僕が食器を洗っていると、僕の横に来ます。
まだ洗ってない食器を触ろうとしたりするので、気になって仕方ありません。
今度は、僕がパソコンをしてると、後ろに立ちます。
そのたびにさっちゃんを布団に連れ戻さなくてはなりません。

僕がトイレに入り、のんびりと『モーニング』を見ながら過ごそうとしてると、
さっちゃんの気配がトイレのドアの外に。
僕は先に「ここにいるよ」と告げます。
さっちゃんはドアを開け、僕の目の前に立っています。
僕が閉めようとすると、強い力で閉めさせないようにします。
そして、僕の前で突っ立っています。
僕ののんびりタイムは終了!

夜中の僕一人の自由な時間を諦めることにしました。
まだ11時ころですが、僕も寝ることにします。
ただ、さっちゃんには無性に腹が立っているんで、布団の端っこで寝ます。
さっちゃんはいつもの壁側の端っこで、寝息を立てて眠りに就いたよう。

今朝、目覚めた僕は頭では昨晩のことを引きずっていて、さっちゃんに冷たく接するつもりでしたが、
それも愚かしいので、普段通りに振る舞うことにしました。
さっちゃんが悪い訳ではないですからね。

さっちゃんを存分に受け止めて、かつ、自分の時間も充実させる、そんな道を模索せねば・・・・
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夏日の天覧山でさっちゃんも岩トレ。日陰で大丈夫でしたが、虫が五月蠅いですね

2019-05-13 12:51:40 | クライミング
一昨日の土曜日、夏日でしたが天覧山へ行ってきました。
この日はYYDのK端さんも参加してくれました。
今後、真夏日になっても続けていけるよう、頑張らないことが肝要!


▲11時前に天覧山最下部の岩場に着いても、すぐにはザイルを張ったりはしません。僕はハーネスも付けずに、まずはトラバース。前回同様、2往復をまず実行します。それを見て、K端さんも熱心にやり始めました。さっちゃんにも「ここに来な」「こっちへ行こうね」とさせようとしましたが、この日は乗り気ゼロ。


▲50mシングルザイルをM字に張ります。これで2ヵ所のトップロープで練習できます。岩トレ1回、沢登り1回しか経験のないK端さんに、まずは易しいルートで練習してもらいました。ロワーダウンにクライムダウンも。続いて、さっちゃん。さっちゃんも先週に続いて繰り返し登っていると、僕の贔屓目かもしれませんが、少しは上達しているような・・・・


▲K端さんがさっちゃんが登ってる写真を撮ってくれました。横向きに見てくださいね。スタンスやホールド等、指示したり、ロワーダウンのやり方をその場で手取り足取りで教えなければなりませんから、僕も確保しながら一緒に登っています。セルフビレイも取りますが、危険ですので真似はしないでください。

昼食前に、中腹広場のトイレに行きました。
帰ってきて、昼食。
そして、僕はこの日2回目のトラバース2往復。

午後は昼食前より少し難しいルートで同様の練習。
でも、3級~3級+くらいでしょうか?
K端さんにもATCによる確保を練習してもらいましたから、僕もちょっとは登れました。


▲終了直前に僕はこの日3回目のトラバース2往復。その様子をK端さんが僕のカメラで写真に撮ってくれました。さっちゃんにはいくら教えても、撮ることは出来ませんから。この写真のあたりがトラバースの左端で核心部。

さっちゃんと二人だけなら3時くらいにはお仕舞いにしたでしょうけれど、
K端さんも来てくれたので、4時くらいまで練習してました。
誰か参加してくれると、いろいろと出来て楽しいですね。


▲天覧山山頂です。

この後、K端さんと3人で飯能駅近くの居酒屋さんへ。
いろいろと話しも弾んで楽しいひと時を過ごせました。
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GWの子供の日、ハンノキ尾根を歩きました。下山後、びっくりの沢登りパーティーとの合流!

2019-05-12 21:42:35 | 山登り
GWとはいっても、さっちゃんのデイサービスは通常通りありますし、さほど普段と変わりません。
水曜日の言語リハビリがお休みだったくらいでしょうか。
結局、GW中に3回日帰りで山登りや岩トレをすることが出来ました。

そのGW3回目がハンノキ尾根。
何回も歩いたことのある尾根ですけれど、最初からこの尾根を歩こうとしたことはなかったような・・・・
途中、尾根の北斜面を登るあたりで少し分かりにくい箇所があるくらいです。
ただ、この日も沢グループと下山後に合流できればと期待しています。
でも、この日の沢は日陰名栗沢ですから、アプローチも下山にかかる時間も長い。
僕たちも沢グループも下山するのは水根なんですが、
さっちゃんの足でも4時には到着しそうなんですが、
日陰名栗沢は順調に行っても6時くらいにはなりそうなんです。

僕とさっちゃんは休憩をたくさん長~くとりながらのんびりのんびり歩きました。


▲これは何ザクラなんでしょうか? ハンノキ尾根沿いに何本も生えていて、ちょうど満開でした。


▲これまた毎度のことで申し訳ありません。スミレの同定は僕には無理です。


ハンノキ尾根のフィナーレはこんな感じの風景が長く続きます。気持ちがいいので、こんな風景の中、2回も休憩をとりました。


ミツバツツジも見事に咲いていました。

のんびりと休憩も数多く取りながら歩きました。
水根のバス停には5時くらいに到着。
バスの時刻までに10数分あったので、隣りの奥多摩湖バス停まで歩きました
始発バスでしたから、座ることもできました。

奥多摩駅に着き、天益の様子を見に行きます。
遠くから僕の姿を見つけた天益の女将さんが両腕でバツ印!
まあ、今日は登山客が多いので満席なのは仕方ありませんよね。
代わりに、新しくなった奥多摩駅舎の二階へ。
以前より洒落た雰囲気になってますね。
そこでさっちゃんはアップルジュース、僕はワインを1杯。
沢グループとの連絡を試みました。

すると意外にも5時半ころには連絡が付くじゃぁありませんか!
東日原バス停に向かってる最中のようです。
下山ルートを予定とは変更したようです。
さらに連絡を続けると、最終バスの18:55に乗って帰るしかない、とのこと。
それで結局、僕からは「会えなくて残念です」と、メール。
沢のリーダーからは「合流出来れば良かったのですが申し訳ないです。
またの機会にご一緒しましょう」
と、メール。

帰りの電車は6:16です。
それに乗るつもりでした。
でも、東日原行バスが6:15なんです。

そうだ! GWなんだ! 楽しいことしよう!
という訳で、さっちゃんと二人でバスに乗りました。
そんな遅いバスに乗る客なんていません。
乗客は僕とさっちゃんだけ。

東日原バス停で沢メンバーと顔を合わせると、さすがにビックリしてました!
やった~!
その時、撮ってくれた写真がこれ。


▲東日原バス停前で、僕とさっちゃん。S上さんが撮ってくれました。

その後、なんとなんと、立川まで行き、立川のインドネパール料理『フルバリ』へ。
もちろん、夜も8時を過ぎましたから、半分のメンバーは帰宅しましたけれど、
それでも僕たちを合わせて5人で打ち上げ!
料理もなかなか好評でした。

さっちゃんも朝早く起床し、帰宅したのが11時ころ。
さぞかし疲れたことでしょうけれど、楽しそうでした。
東日原へバスで行く時も、立川まで食事に行く時も、さっちゃんに「どうする?」と確認します。
疲れていれば、ぐずって帰りたがるはずなんですが、同意してくれました。
さっちゃんはあっちこっち行くのは楽しいみたいですね。
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看護師のA野さんが下山後に会いに来てくれました。さっちゃん、名前は忘れていましたが、会うと記憶が蘇ったようですね

2019-05-09 11:35:35 | 友達・知人・山仲間と
昨日は神経内科とリハビリテーション科の先生の診察といつもの言語リハビリがありました。
朝6時に起床すると、onになった僕の携帯にメールが。
どうやら昨夜遅く、A野さんからメールが届いたようです。
「今日、棒ノ折山を登るので、その帰りに会いたい」という内容です。
嬉しいことです。
即座に大歓迎!

A野さんとは2008年3月8日に丹沢広沢寺での岩トレ終了後に
居酒屋さんでお会いしたことが僕の記録に残されていました。
よほど印象深かったんでしょうね。
彼女とはその後2年間ほどは他の山仲間ともども密度の濃い楽しい山行を積み重ねました。
泊りの沢では焚火を囲み、クライミングでは越沢バットレス一般ルートをリードしました。
それなりの沢屋かつアルパインクライマーになれる直前で、仕事が多忙となり山へ行けなくなりました。

僕の歯の点検が16:45から入っていましたから、その終了後駅の改札口で合流することに。
さっちゃんも歯医者さんに一緒に来ています。
歯石を取ったり、歯のお手入れをしている僕の横で椅子に座って待っています。
まあ、今日のような日は一緒にいてくれた方がいいですね。

終了後、さっちゃんと駅へ歩きます。
「A野さんって知ってる? 覚えてる?」とさっちゃんに聞きますが、分からないよう。
「会えば分かるよ」と僕はさっちゃんに言いました。
さっちゃんは意外と人の記憶は残っていますから。

駅に着くと、A野さんの姿が見えました。
昔と変わっていませんね。
昔よりも少し細くなっているようにも感じます。
A野さん、思いっきりの笑顔でさっちゃんに挨拶してくれます。
さっちゃんも当然のようにA野さんだということが理解できていますね。
本当に嬉しいことです。

その後は再びの『ネパールキッチン』。
話しも弾みます。
今日はどうやら職場関係の皆さん6人くらいと飯能側から棒ノ折山に登ったそうです。
バスで川井駅に出て、A野さんは他の皆さんとはどこかで別れたんですね。
せっかくのお仲間と別れてまで会いに来てくれて、本当に感謝です。
さっちゃんのことを気にかけてくださってるんですね。

A野さんにとっても久し振りの山歩きだったそうです。
これからはさっちゃんとも歩く機会をぜひ作っていただきたいと、お願いしました。
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さっちゃんと二人で天覧山での岩登りトレーニング

2019-05-04 22:12:02 | クライミング
さっちゃんを留守番させないで、僕と二人でする山行の形態を模索中!
そのひとつの形が、岩登りトレーニングです。
それもボルダリング的なショートルートが多い岩場で。
地面から少ししか離れないトラバース(横移動する)ルートがあることも重要です。
もちろん、さっちゃんも登れる易しいルートがあること。

天覧山は僕がクライミングを始めたころに一時は毎週のように通っだ岩場。
5.7~5.9のルート中心に徹底的に登り込んだものです。
元来が沢屋さん(沢登り愛好者)ですから、
クライミングに一年を通じて打ち込んだのは天覧山くらいですね。
フリークライミングの能力はこの天覧山に通っていた1、2年間のころが最高だったかもしれません。

そのころは簡単に出来ていたことが、今はまったく出来なくなっています。
当時の実力とまではいかなくても、その半分くらいには再び成長したいものです。
そんな夢を僕自身も抱きながら、これならさっちゃんと訪れることが僕の夢とも重なりそうです。

そんな想いを確かめるためのこの日の天覧山。


▲さっちゃんが登れる岩場は天覧山に幾つもある岩場のうち、最下部の岩場だけ。まずは岩場の下をトラバースすることから始めました。この日の僕の目標は端から端までのトラバースを2往復、しかもそれを一日に2回。なんと! 2往復はしょっぱなに出来ちゃいました! さっちゃんにもその易しい部分だけをトライしてもらいました。昼食後に僕はもう1回トライしましたが、成功! この日の目標達成しました。


トップロープをセットして、さっちゃんに登ってもらいます。3級-のごく易しいルート。さっちゃん、これくらいは大丈夫。


▲昼食後に、天覧山中腹にあるトイレへ行きました。今日はハイカーが大勢来ています。さっちゃんを男性用トイレへ連れて行きました。さっちゃんは用足しで来ている他の男性のことなどお構いなしに一緒にトイレの個室の中にいる僕に話しかけてきます。


ロワーダウン(ロープにぶら下がって降りること)するさっちゃん。さっちゃんはロワーダウンを忘れています。ですから、「手を岩から離して!」「体を後ろに倒して!」と何度も何度も叫んで、時には僕がさっちゃんの手を掴んで岩場から引き剥がさないといけない場合もあります。でも、1回目よりは2回目、それよりは3回目、4回目と、繰り返すたびに少しは早くその態勢に入れるようになります。


▲昼食前の2回は運動靴で登りましたけれど、その後はクライミングシューズで登りました。小さなスタンス(足場)にもこの方が立つことが出来ます。


▲天覧山の登山道沿いにはたくさんのツツジが植えられています。ちょうど満開でとっても綺麗でした。

この日は出発も遅かったんですが、帰宅もとっても早かったですね。
6時前には家に着いていました。
前日から作り始めていた「豚足の煮もの」を完成させ、
作る過程で出来た「豚足の煮汁」でラーメンを作りました。
あとは冷凍枝豆を少しだけ。

こんな感じで続けたいのですが、夏の暑さと蚊など虫の攻勢が問題ですね。
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