昨日、9月15日の午後3時半にさっちゃんとの面会に行って来ました。
今回はさっちゃんの妹さん、弟さん、皆さんご都合がつかずに僕ひとりでの面会でした。
面会前にナースステーションでインフルエンザワクチン接種の同意書にサイン。
コロナワクチン接種券のこともついでに尋ねてみましたが、どうやらこの病院には届いていないみたいですね。
I老健に届いていれば、必ずこのT病院に連絡が入るでしょうから、恐らくはどこにも届いていないのだと思います。
もし、接種しなければならない状況になれば、市役所へ問い合わせることになるかもしれませんと、おっしゃっていましたね。
コロナワクチンは副作用がきついので、可哀想な気もしますし・・・・
どうしたものでしょう?
僕はと言えば、7回目の接種券が届いています。
そんなこんなのサインや話が終わり、いつもの面会場所へ向かいました。
すでにさっちゃんのベッドが運ばれていました。
久し振りの僕ひとりでの面会ですから、ちゃんと目を開けて見てくれるだろうか、心配していました。
さっちゃんにとっては新しい記憶である僕のことは忘れられているのかもしれません。
子供時代からの古い記憶の兄弟姉妹のことは強く深く残っているようです。
これまでも妹さんや弟さんを見つめる眼には力が籠っていたような気がします。
「あ~う~」と話しかける声にも、何かを訴えているような想いが含まれている気がしました。
僕が一人で来て、ずっと目をつむりっ放しだったらどうしよう?
何も喋ろうとしなかったらどうしよう?
そんな心配を抱えながら、さっちゃんの前に姿を現わしたのです。
▲15:42。そんな心配は杞憂でした。さっちゃんはずっと目を開けていてくれました。時々、「あ~う~」と何やら話しかけてくれました。僕も嬉しくていろいろと喋りました。
僕自身の単なる思い込みなのかもしれませんが、思い込み出来るだけで幸せな気分です。
さっちゃんは僕のことを覚えていてくれている、何やら話したいとも思ってくれている。
それが誤解や錯覚だったとしても、人はそれで幸せになれます。