軽く方向違いな接客のママさんと再会したゴーゴー。
ショーは終わったし、呼び込みをしていたＢはいないし、他に話してみたいコもいない。
ママさんの押しがコワくて、もうさっさと帰ることに。
最後にもう一度Ｂと話してみたかったけど店にいないんじゃしょうがない。
おそらくまた呼び込みにでも行ったんだろう。
あきらめて店を出る・・・
って、いた！ 店の前にいた！
外のイスにひとり座ってボーっと通りを見ていた。
ってゆーか、これは俺を待ってた？
たぶん、イヤ絶対そうだ！ 恋愛キタかもー！ ←ものすごく分かりやすい間違いノリ。
けど一応そんなこと気付かないフリで軽めに言葉をかける。
“サンキュー、もう帰るよ。”
帰らないで、とか言うかな？ ←言わない。
あえて続けて聞いてみる。
“Ｂ、ここで何してるの？”
絶対俺を待ってたんだ、かわいいヤツ、バレてるぞ？ ←バレてない。
そしたら・・・
“店が暇ですることなくて” だって。
イヤ、もっと他に言葉あるだろ。 フツーに答えてどうすんだよ。
一緒に帰る！って言うくらいのかわいらしさは見せようよ？
