Tenkuu Cafe - a view from above

ようこそ『天空の喫茶室』へ。

-空から見るからこそ見えてくるものがある-

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3 コメント

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Unknown (芋焼酎)
2009-09-13 18:21:58
sogoさん。

 こんにちは。
 珠玉の沖縄シリーズが終わり、祭りの後の寂しさを味わっています。沖縄シリーズは、お世辞抜きに素晴らしかったです。

 幕間の時間を利用させて、少しだけ別な話題を書き込ませてください。

 この間、友人から「裸の島」という映画のビデオを借りてきました。この映画、若いころ何度も見ていたのですが、久しぶりに見てしまいました。そして、sogoさんの空撮を拝見してからは、依然とまた違った目で見る事が出来ました。

 この「裸の島」という映画は、新藤兼人が監督で殿山泰司、音羽信子が出演し、ほぼサイレント映画と言っていいくらい音がない作品です。全編に印象的な音楽が流れ、途中ほんの少しだけ台詞が聞こえるというちょっと変わった作品です。

 瀬戸内海の小さな島を舞台にした、貧しい小作農家の日常を淡々と描いた映画で、その昔、初めて観たときはかなり衝撃を受けたものでした。

 昔、飛行機で瀬戸内海近辺を飛んでいる時、いつもこの映画の舞台になった小島の事に思い出していました。「映画の中で見た、この小島はどこだろう」という感じでだったと思います。

 瀬戸内海といえども、この小島にとっては大海であり、海の中にポツンと浮かんだ小島の姿は印象的でした。その小島の中で貧しい小作農家(夫婦と小学生の男の子と、就学前の男の子の4人家族)が一生懸命生きている姿は鈍感な私でも心を揺さぶられました。映画の最後の方で、就学生の男の子が病気で死ぬのですが、畑の中で音羽信子扮する「妻」が泣き崩れる場面にはかなりやられます。

 白黒の古い映画なのですが、瀬戸内海に浮かぶ島々もまた印象的です。この小島に限らず、空から見る島々はとても美しく心を和ませてくれるのですが、そこにはまた様々な世界が繰り広げられているという事も事実なんですね。

 全く関係のない話でしたが、sogoさんの空撮の島々から、映画「裸の島」の事を思い出したもので、つい書き込んでしまいました。お許しを!!

 
 
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なるほどネ~! (sogo)
2009-09-13 22:26:03
芋焼酎さま

こんばんは。
いつも示唆に富んだ話をしていただき、興味深く読ませていただいています。

『裸の島』ですか、知りませんでした。
ずいぶん昔の映画のようですが、おもしろ(interesting)そうですね。一度見てみたいと思います。

瀬戸内海は、大小、数えられないほどのたくさんの島があります。
淡路島は、空から見るととても大きな島で驚きますが、その他は、小豆島、周防大島、因の島、江田島ぐらいでしょうか、名前が言えるのは。
でも温暖な地域でもあり、歴史的にみても、重要な島が多数あるのでしょうね。

小説や映画の舞台となった場所や地域は、とても興味があります。
人の暮らしとその土地は切り離すことができないからでしょうか。

空から見ていて、「あぁ、あそこが『二十四の瞳』の小豆島か・・・.」などと、思いを巡らすことがよくあります。
『東京物語』の尾道の風景なんかも、印象に残っています(モノクロのほうが、インパクトが強いのかも知れません)。

また、瀬戸内海の空を飛ぶ楽しみが増えました!
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Unknown (芋焼酎)
2009-09-14 06:57:11
sogoさま

 おはようございます。
 昨日、書き込んだコメントを今朝読み返しました。相変わらず誤字や文法的誤りが目につき、赤面しています。恥ずかしい限りです。お見苦しい文になり、すみません。これって、修正できないんですよね?

× 依然
○ 以前

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