6月の花と言えば、花菖蒲がその一つ。
花菖蒲はアヤメとよく似ていますが、
違うんですね。
違いの一番のポイントは花びらの付け根
の模様。それが黄色い模様なら花菖蒲、
網目ならアヤメだそうです。
毎回調べるんですが、どうにも覚えられ
ません。年です。嫌になります。
花菖蒲のスポットの一つになっている
清澄庭園に行ってみました。
清澄庭園は、明治期の財閥、岩崎弥太郎氏
が造園した「回遊式林泉庭園」。
「名石の庭」として知られる名園です。
(上の写真は、清澄庭園のHPからお借りしました。)
中央の「大泉水」と、名石が配置された
池の周囲の景観は素晴らしいものがあり、
年間を通じて入園者は多いところです。
花菖蒲は、この池の南側の菖蒲田に植え
られていました。株数はさほど多くは
ないようですが、なかなかに風情を感じ
ます。ただ、今回は見頃にはまだ早かっ
たようで、ちょっと残念でした。
訪問した6月1日(日)は、「花菖蒲と遊ぶ」
と題した琴と二胡による演奏会が行われて
いました。
素晴らしい景観を背景に、伝統楽器の演奏
を聞くという趣向は、「粋」を感じました。
池を一周していると、こんな木の実が見ら
れました。タブノキの実です。初めて見ま
した。ちょっと得した気分でした。
ところで、都内の花菖蒲は、今月中旬が
見頃のところが多いようです。また出かけ
てみたいと思います。
* 室内に 弦の音やする 花菖蒲(縄)
花菖蒲は和の庭園にぴったりの花ですね。
風情を感じますね。