初詣は、どこも三が日は特に込み合います。
そのため、いつも、できるだけ込み合うところ
を避けて参詣していました。
今年は2日(月)に、ゆっくり出かけること
にして、午前中はのんびり、テレビの箱根駅伝
の中継を見ていました。
1区のスタート後、しばらくしてテレビの画面を
見ると、育英大学(群馬)のゼッケンの選手が
トップを快走しています。
関東学生連合の新田(にった)選手です。
2位集団のチームと相当に差がついています。
びっくりです。
関東学生連合は、本選出場を逃した大学の選手の
中から選ばれた選手で編成された、今回限りの
臨時のチーム。全員所属が違います。
テレビの解説者が、このままいくと「区間賞」
(区間1位)もありうるが、ただしオープン参加
なので、順位はつかずタイムも公式記録にならない
と説明。ルールはそうでも、ちょっと酷です。
でも痛快じゃないですか。
有名校の選手に気概を見せてやれ!
しかし、ゴール近くになった20㌔過ぎ、後ろから
来た2位・3位の選手に抜かれ、結果は区間3位。
もう少しのところでした。本当に惜しかったです。
さて、1区の感動的な戦いを見終えたところで、
初詣にでかけました。
ここならそれほど参詣の人は並んでいないはずと
思って行ったのが、練馬石神井の氷川神社です。
それほど大きな神社ではありません。
少し離れたところに、だいぶ以前に住んでいた
ことがあり、ここならそれほど待たずに参拝
できるはずと思ったわけです。
実際、200㍍くらいの行列で、20分ほど待って
社殿で参拝することができました。
今はいろいろな寺社で、花を浮かべた「花手水」が
行われているんですね。いいものですね。
せっかくですので、帰りに、神社のすぐそばにある
三宝寺池に立ち寄りました。久しぶりです。
寒い中でしたが、池の周囲を散策してみました。
ここはいろいろな野草の群落が見られるところです。
今は冬の時季ですので、池は静かでした。
水鳥が数羽見られました。たぶん大きいのが
アオサギで、全体に黒いのがオオバンだと思います。
かつて男子マラソンは有力な選手がいて、
日本のお家芸に数えられていました。
最近になって、復活の傾向はありますが、
今やマラソンは高速化しています。
こうした中で新田選手の思い切った走り。
新田選手は「無名」と書かれていましたが、
記録的には実力のある選手だったのでは
ないでしょうか。
私は無理な走りだったとは決して思いません。
強い選手が揃う中での区間3位。
この結果が物語っているように思うのです。
これから、力をもった選手が勇気ある
チャレンジをすれば、必ず日本は世界に
伍して戦えるようになっていく。
そんな予感がした新年の一日でした。
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